中村大伸
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県横浜市南区 |
生年月日 | 1966年2月11日(58歳) |
身長 体重 |
175 cm 70 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 外野手 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
コーチ歴 | |
国際大会 | |
代表チーム | 日本 |
五輪 | 1996年 |
この表について
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オリンピック | ||
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男子 野球 | ||
銀 | 1996 | 野球 |
中村 大伸(なかむら だいしん、1966年2月11日 - )は、神奈川県横浜市南区出身の元社会人野球選手(外野手)。左投左打。
来歴・人物
[編集]小学校4年の時に「永田オックス」で野球を始め、横浜市立永田中学校時代に投手から外野手に転向[1]。
横浜市立横浜商業高等学校では2年春からベンチ入りし、2年秋からエース三浦将明擁するチームの主力となる。3年春(1983年)には第55回選抜高等学校野球大会で準優勝を果たした。春夏連続出場した夏の第65回全国高等学校野球選手権大会では5番センターとしてチームを引っ張ったが、決勝で桑田真澄、清原和博のKKコンビ擁するPL学園に敗れ、惜しくも春夏連続準優勝となった[1][2]。
進学した日本体育大学では、首都大学野球リーグで3年秋にベストナイン、4年春には首位打者とベストナインを受賞した[2]。また大学野球日本代表にも選出されている[2]。2学年上に園川一美、2学年下に有倉雅史の両投手がいた。
大学卒業後はNTTに入社し社会人野球のNTT東京でプレー。30歳の時に迎えたアトランタオリンピックでは日本代表の主将を務め、一次予選3位通過で不本意な成績に終わるも、決勝トーナメントではチームをまとめアメリカに圧勝して決勝に進出、キューバには惜敗したもののチームは銀メダルに輝いた[2]。同期の与田剛のほか生田勉、今関勝らと同僚であった。
その後も都市対抗野球大会10年連続出場など、東京地区の社会人野球を代表する選手として現役を続けた。
現役引退後はNTT東日本でコーチを務めたほか[2]、横浜市戸塚区の少年野球チームである「平戸イーグルス」の監督を務めている[3]。また神奈川県内のケーブルテレビで放送される高校野球中継の解説者も務める[4]。
日本代表キャリア
[編集]- 第32回IBAFワールドカップ(1994年)
- アトランタオリンピック(1996年)
関連情報
[編集]著書
[編集]- 『野球ステップアップシリーズ 走塁編』(2012年/ベースボール・マガジン社)ISBN 9784583104430 ※共著
- 『野球ステップアップシリーズ 守備編〈2〉捕手/外野手』(2012年/ベースボール・マガジン社)ISBN 9784583104478 ※共著
脚注
[編集]- ^ a b “Y校出身で高校野球神奈川大会の開幕戦で始球式を行う 中村大伸(だいしん)さん”. タウンニュース 南区版 (2013年7月4日). 2022年4月14日閲覧。
- ^ a b c d e “週報_第3226号W 卓話「東京五輪に期待するもの」”. 平塚ロータリークラブ (2019年10月3日). 2022年4月14日閲覧。
- ^ “高校野球神奈川大会:Y校OB・中村さんが始球式「力 十二分に発揮を」”. 神奈川新聞社. カナロコ (2013年7月8日). 2022年4月14日閲覧。
- ^ “実況・解説者紹介”. かながわCATV情熱プロジェクト (2021年6月17日). 2022年4月14日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 中村大伸 - Olympedia
- JOC選手個人データ - 中村大伸