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第65回全国高等学校野球選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第65回全国高等学校野球選手権大会
試合日程 1983年8月8日 - 8月21日
出場校 49校
参加校数 3,568校
優勝校 PL学園大阪、5年ぶり2回目)
試合数 48試合
選手宣誓 城寺聡(桜井
始球式 瀬戸山三男文部大臣
大会本塁打 31本
 < 19821984 > 
全国高等学校野球選手権大会
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第65回全国高等学校野球選手権記念大会(だい65かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんきねんたいかい)は、1983年昭和58年)8月8日から8月21日までの14日間にわたり阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。

概要

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開会式は65回大会を記念して、国土の緑化を目的として各都道府県の木を兵庫県に贈呈する「緑の開会式」として行われた。選手入場のプラカードはライトグリーン色となり、先導役の女子生徒の胸には、49代表校の都道府県の木が描かれたワッペンが付けられた。従来の選手宣誓に続いて、宇部商の中富力主将により「緑の宣誓」が行われ、目録を兵庫県知事坂井時忠に手渡した[1]

1934年から使用されたパネル式スコアボードは今大会が最後となり、翌年の選抜大会から電光掲示板による表示となった。

代表校

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試合結果

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1回戦

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8月8日

  • 横浜商 5 - 4 鹿児島実(延長10回)
  • 興南 2x - 1 長野商(延長10回)
  • 東海大一 13 - 1 東海大二

8月9日

  • 箕島 4x - 3 吉田(延長13回)
  • 学法石川 2 - 1 米子東(延長10回)
  • 中津工 8 - 2 八戸工大一
  • 岐阜第一 7 - 0 天理

8月10日

  • 岡山南 4 - 2 相可
  • 池田 8 - 1 太田工
  • 高鍋 10 - 2 旭川竜谷
  • 広島商 5 - 4 中越

8月11日

  • 佐世保工 2 - 0 黒沢尻工
  • 鳥栖 6 - 2 桜井
  • PL学園 6 - 2 所沢商
  • 中京 11 - 1 北陸

8月12日

  • 東山 2 - 0 創価
  • 川之江 3 - 0 日大山形

2回戦

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  • 仙台商 2 - 1 比叡山

8月13日

  • 宇部商 6x - 5 帝京
  • 市尼崎 6 - 4 茨城東(延長10回)
  • 宇都宮南 2 - 1 高松商
  • 高知商 5 - 3 秋田

8月14日

  • 印旛 3 - 1 大田
  • 久留米商 9 - 0 小松明峰
  • 箕島 5 - 3 駒大岩見沢
  • 中京 8 - 3 岡山南

8月15日

  • 岐阜第一 6 - 5 川之江
  • 学法石川 5 - 2 東山
  • 東海大一 7 - 1 鳥栖
  • 池田 12 - 0 高鍋

8月16日

  • 広島商 4 - 3 興南
  • 横浜商 6 - 0 佐世保工
  • PL学園 7 - 0 中津工

3回戦

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8月17日

  • 池田 7 - 3 広島商
  • 久留米商 5x - 4 市尼崎
  • PL学園 6 - 2 東海大一
  • 中京 1 - 0 宇都宮南

8月18日

  • 高知商 8 - 2 箕島
  • 横浜商 19 - 3 学法石川
  • 宇部商 3 - 0 仙台商
  • 岐阜第一 5 - 0 印旛

準々決勝

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8月19日

  • 池田 3 - 1 中京
  • 久留米商 6 - 3 岐阜第一
  • PL学園 10 - 9 高知商
  • 横浜商 4 - 1 宇部商

準決勝

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8月20日

  • PL学園 7 - 0 池田
  • 横浜商 12 - 2 久留米商

決勝

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8月21日
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
横浜商 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 2
PL学園 0 1 0 0 0 0 1 1 X 3 7 1
  1. (横):三浦 - 森屋
  2. (P):桑田、藤本 - 小島
  3. 本塁打
    (P):清原、加藤
  4. 審判
    [球審]郷司
    [塁審]山川・鈴木・片岡
  5. 試合時間:2時間4分
横浜商
打順守備選手
1[遊]西村隆史(3年)
2[二]信賀正喜(3年)
3[右]高井直継(3年)
4[左]佐藤利晴(3年)
5[中]中村大伸(3年)
6[一]佐藤道宏(3年)
7[投]三浦将明(3年)
8[捕]森屋司(3年)
9[三]林光夫(3年)
PL学園
打順守備選手
1[左]池部貴宣(3年)
藤本耕(3年)
2[右]神野美津夫(3年)
3[中]加藤正樹(3年)
4[一]清原和博(1年)
5[遊]朝山憲重(3年)
6[三]山中勝己(3年)
7[捕]小島一晃(3年)
8[投]左桑田真澄(1年)
9[二]住田弘行(3年)

大会本塁打

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1回戦
  • 第1号:川道二郎(東海大二)
  • 第2号:硯昌巳(箕島)
  • 第3号:硯昌巳(箕島)
  • 第4号:添田貴司(学法石川)
  • 第5号:加藤陽祐(岐阜第一)
  • 第6号:見並一也(相可)
  • 第7号:井上知巳(池田)
  • 第8号:加藤正樹(PL学園)
  • 第9号:前田東郎(所沢商)
2回戦
  • 第10号:大見達也(帝京)
  • 第11号:浜口大作(宇部商)
  • 第12号:浜口大作(宇部商)
  • 第13号:岸本信也(高知商)
  • 第14号:早矢仕正広(岐阜第一)
  • 第15号:佐藤利春(横浜商)
  • 第16号:桑田真澄(PL学園)
3回戦
  • 第17号:水野雄仁(池田)
  • 第18号:吉田衡(池田)
  • 第19号:池田祐之(市尼崎)
  • 第20号:太田代慎也(東海大一)
  • 第21号:津野浩(高知商)
  • 第22号:高井直継(横浜商)
  • 第23号:秋村謙宏(宇部商)
準々決勝
  • 第24号:高橋勝也(池田)
  • 第25号:小島一晃(PL学園)
  • 第26号:津野浩(高知商)
準決勝
  • 第27号:桑田真澄(PL学園)
  • 第28号:住田弘行(PL学園)
  • 第29号:小島一晃(PL学園)
決勝
  • 第30号:清原和博(PL学園)
  • 第31号:加藤正樹(PL学園)

その他の主な出場選手

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脚注

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  1. ^ 朝日新聞、1983年8月8日付大阪版夕刊1面。

関連項目

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外部リンク

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