第31回全国高等学校野球選手権大会
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第31回全国高等学校野球選手権大会 | |
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試合日程 | 1949年8月13日 - 8月20日 |
出場校 | 23校 |
参加校数 | 1,365校 |
優勝校 | 湘南(神奈川、初優勝) |
試合数 | 22試合 |
選手宣誓 | 松尾哲雄(海南) |
大会本塁打 | 9本 |
< 19481950 > 全国高等学校野球選手権大会 |
第31回全国高等学校野球選手権大会(だい31かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、1949年8月13日から8月20日まで甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。
概要
[編集]この大会から開会式で入場行進する各校の先頭に、西宮市立建石高等学校(現西宮市立西宮高等学校)の女子生徒が校名を書いたプラカードを掲げて行進するようになった。またラッキーゾーンが常設された[1]。甲子園の土を持ち帰ることが定着したのもこの大会がきっかけとされている(準々決勝で敗れた小倉北のエース福嶋一雄によるもの)。
代表校
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試合結果
[編集]1回戦
[編集]- 臼杵 6 - 2 武生
- 水戸商 16 - 3 海南
- 芦屋 9 - 0 瑞陵
- 帯広 5 - 2 東北
- 平安 18 - 7 盛岡
- 倉敷工 9 - 1 熊谷
- 小倉北 13 - 2 慶応
2回戦
[編集]- 湘南 9 - 3 城東
- 松本市立 2x - 1 臼杵(延長12回)
- 高松一 6 - 4 水戸商
- 芦屋 6 - 3 静岡城内
- 岐阜 9 - 1 帯広
- 柳井 5 - 4 平安
- 倉敷工 5 - 3 高津
- 小倉北 15 - 4 長崎東
準々決勝
[編集]- 湘南 2x - 1 松本市立
- 高松一 5 - 0 芦屋
- 岐阜 8 - 4 柳井(延長10回)
- 倉敷工 7x - 6 小倉北(延長10回)
準決勝
[編集]- 湘南 3x - 2 高松一(延長10回)
- (岐阜 3 - 2 倉敷工)(4回・降雨ノーゲーム)
- 岐阜 5 - 2 倉敷工
決勝
[編集]8月20日
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
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湘南 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 2 | 0 | 5 | 7 | 4 |
岐阜 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 6 |
- (湘):田中 - 平井
- (岐):花井、田中 - 部田
- 審判
[球審]高瀬
[塁審]久保田・桜井・永田 - 試合時間:2時間
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大会本塁打
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記録
[編集]記録 | 選手名 | 対戦校 | 補足 |
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サイクル安打 | 杉山慎二郎(平安) | 1回戦・対盛岡 | 大会史上初[2] |
その他の主な出場選手
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