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第105回全国高等学校野球選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第105回全国高等学校野球選手権大会
試合日程 2023年8月6日 - 8月23日
キャッチフレーズ 「さぁ行こう、僕らの夢へ」
出場校 49校
参加校数 3486校
優勝校 慶応神奈川、107年ぶり2回目[注釈 1]
試合数 48試合
選手宣誓 西岡悠慎(高知中央
始球式 栗山英樹2023WBC日本代表監督)
開会式司会 吉川阜希(長田高校
藤本紗也(伊丹西高校
入場先導 光永翔音(日大豊山高校[1]
閉会式司会 藤本実久(東播磨高校
仲里真璃子(伊丹西高校)
総入場者数 639,300人[2](1日平均45,664人)
大会本塁打 23本
タイブレーク 延長10回以降
 < 20222024 > 
全国高等学校野球選手権大会
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第105回全国高等学校野球選手権記念大会(だい105かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんきねんたいかい)は、2023年8月6日から8月23日まで14日間(休養日を除く)にわたって阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。

概要

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今大会からベンチ入り選手が20人まで可能となる。熱中症対策のため、各試合で5回終了時に10分間のクーリングタイムが設けられる。なお代表校には従来の甲子園練習に代わり、「甲子園見学会」が大会前に行われた[3]

日程

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代表校

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組み合わせ・試合結果

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1回戦 - 3回戦

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- 2回戦 3回戦
                   
 
8月10日(3)
 
 創成館 6
 星稜 3
 
8月16日(1)
 
 創成館 1
 沖縄尚学 5
 
8月11日(1)
 
 いなべ総合 0
 
 沖縄尚学 3
      
      
- 2回戦 3回戦
                   
 
8月11日(2)
 
 立正大淞南 3
 広陵 8
 
8月16日(2):延長10回 TB
 
 広陵 3
 慶応 6
 
8月11日(3)
 
 慶応 9
 
 北陸 4
      
      
- 2回戦 3回戦
                   
 
8月11日(4)
 
 文星芸大付 9
 宮崎学園 7
 
8月16日(3)
 
 文星芸大付 3
 八戸学院光星 6
 
8月12日(1)
 
 ノースアジア大明桜 0
 
 八戸学院光星 7
      
      
1回戦 2回戦 3回戦
                   
 
8月12日(2)
 
 専大松戸 7
 東海大甲府 5
 
8月16日(4)
 
 専大松戸 6
 土浦日大 10
 
8月12日(3)
 
 九州国際大付 0
8月6日(1):延長10回 TB  
 土浦日大 3
 土浦日大 8     
 上田西 3     
1回戦 2回戦 3回戦
                   
8月6日(2)
 共栄学園 3
8月12日(4)
 聖光学院 9
 聖光学院 2
8月6日(3)
 仙台育英 8
 浦和学院 9
8月17日(1)
 仙台育英 19
 仙台育英 4
8月7日(1)
 履正社 3
 川之江 4
8月13日(1)
 高知中央 9
 高知中央 4
8月7日(2)  
 履正社 10
 履正社 6     
 鳥取商 0     
1回戦 2回戦 3回戦
                   
8月7日(3):延長10回 TB
 英明 6
8月13日(2)
 智弁学園 7x
 智弁学園 12
8月7日(4)
 徳島商 6
 愛工大名電 1
8月17日(2)
 徳島商 2
 智弁学園 2
8月8日(1)
 花巻東 5
 花巻東 4
8月13日(3):[注釈 3]
 宇部鴻城 1
 花巻東 2
8月8日(2)  
 クラーク国際 1
 前橋商 1     
 クラーク国際 7     
1回戦 2回戦 3回戦
                   
8月8日(3)
 日大山形 2
8月13日(4):延長10回 TB
 おかやま山陽 9
 おかやま山陽 4x
8月8日(4)
 大垣日大 3
 大垣日大 7
8月17日(3)
 近江 2
 おかやま山陽 7
8月9日(1):延長12回 TB
 日大三 2
 鳥栖工 3x
8月14日(1)
 富山商 2
 鳥栖工 1
8月9日(2)  
 日大三 3
 日大三 3     
 社 0     
1回戦 2回戦 3回戦
                   
8月9日(3)
 市和歌山 5
8月14日(2)
 東京学館新潟 4
 市和歌山 1
8月9日(4)
 神村学園 11
 立命館宇治 2
8月17日(4)
 神村学園 10
 神村学園 10
8月10日(1)
 北海 4
 東海大熊本星翔 2
8月14日(3)
 浜松開誠館 5
 浜松開誠館 2
8月10日(2):延長10回 TB  
 北海 3x
 明豊 8     
 北海[注釈 4] 9x     

準々決勝

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試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦 試合時間 勝利校の次戦
8月19日 第1試合 慶応 7 - 2 沖縄尚学 2時間1分 慶応は準決勝・第2試合へ
第2試合 土浦日大 9 - 2 八戸学院光星 2時間18分 土浦日大は準決勝・第2試合へ
第3試合 神村学園 6 - 0 おかやま山陽 2時間8分 神村学園は準決勝・第1試合へ
第4試合 仙台育英 9 - 4 花巻東 2時間39分 仙台育英は準決勝・第1試合へ

準決勝

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試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦 試合時間
8月21日 第1試合 仙台育英 6 - 2 神村学園 2時間23分
第2試合 慶応 2 - 0 土浦日大 2時間8分(中断4分)

決勝

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8月23日(試合開始:14時)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
慶応 2 1 0 0 5 0 0 0 0 8 13 4
仙台育英 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 7 2
  1. (慶):鈴木、小宅 - 渡辺憩
  2. (仙):湯田、髙橋、田中 - 尾形
  3. 本塁打
    (慶):丸田
  4. 審判
    [球審]山口[8]
    [塁審]吉岡・乗金・前坂
  5. 試合時間:2時間50分
慶応
打順守備選手
1[中]丸田湊斗(3年)
2[遊]八木陽(3年)
3[捕]渡辺憩(3年)
4[一]延末藍太(3年)
5[右]加藤右悟(2年)
6[左]渡邉千之亮(3年)
7[三]福井直睦(3年)
清原勝児(2年)
走三宮尾青波(3年)
8[二]大村昊澄(3年)
9[投]鈴木佳門(2年)
安達英輝(3年)
村上迅太(3年)
小宅雅己(2年)
仙台育英
打順守備選手
1[中]橋本航河(3年)
2[遊]山田脩也(3年)
3[三]湯浅桜翼(2年)
4[右]齋藤陽(3年)
5[捕]尾形樹人(3年)
6[左]鈴木拓斗(2年)
伊藤達也(3年)
7[一]二住石孝雄(3年)
8[投]湯田統真(3年)
寺田賢生(3年)
髙橋煌稀(3年)
打一齋藤敏哉(3年)
9[二]登藤海優史(2年)
下山健太(3年)
田中優飛(3年)
細田悠真(2年)

大会本塁打

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1回戦
  • 第1号:松田陽斗(土浦日大)
  • 第2号:尾形樹人(仙台育英)
  • 第3号:湯田統真(仙台育英)
  • 第4号:森田大翔(履正社)
  • 第5号:山田修斗(近江)
  • 第6号:今岡歩夢(神村学園)
  • 第7号:新妻恭介(浜松開誠館)
  • 第8号:小保内貴堂(北海)
2回戦
  • 第9号:武内涼太(星稜)
  • 第10号:友廣陸(北陸)
  • 第11号:藤原天斗(八戸学院光星)
  • 第12号:大井駿一郎(土浦日大)
  • 第13号:杉山由朗(聖光学院)
  • 第14号:森田大翔(履正社)
  • 第15号:松本大輝(智弁学園)
  • 第16号:高橋慎(大垣日大)
3回戦
  • 第17号:鈴木拓斗(仙台育英)
  • 第18号:熊谷陽輝(北海)
準々決勝
  • 第19号:仲田侑仁(沖縄尚学)
  • 第20号:松田陽斗(土浦日大)
  • 第21号:尾形樹人(仙台育英)
準決勝
  • 第22号:鈴木拓斗(仙台育英)
決勝


その他の主な出場選手

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各地方大会の日程

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地方大会 試合日程 チーム数 決勝戦会場 準優勝校
北北海道 6月24日 - 7月23日 73 エスコンフィールドHOKKAIDO 旭川明成
南北海道 6月24日 - 7月25日 100 エスコンフィールドHOKKAIDO 北海道栄
青森 7月13日 - 7月27日 48 はるか夢球場 八戸工大一
岩手 7月7日 - 7月26日 56 きたぎんボールパーク 盛岡三
秋田 7月7日 - 7月27日 40 こまちスタジアム 秋田商
山形 7月7日 - 7月23日 42 ヤマリョースタジアム山形 山形中央
宮城 7月7日 - 7月23日 62 楽天モバイルパーク宮城 仙台城南
福島 7月8日 - 7月25日 62 福島県営あづま球場 学法石川
茨城 7月8日 - 7月26日 89 ノーブルホームスタジアム水戸 霞ヶ浦
栃木 7月7日 - 7月25日 59 栃木県総合運動公園野球場 作新学院
群馬 7月8日 - 7月27日 60 上毛新聞敷島球場 桐生第一
埼玉 7月8日 - 7月28日 145 埼玉県営大宮公園野球場 花咲徳栄
山梨 7月8日 - 7月24日 33 山日YBS球場 駿台甲府
千葉 7月8日 - 7月27日 148 ZOZOマリンスタジアム 習志野
東東京 7月8日 - 7月30日 129 明治神宮野球場 東亜学園
西東京 7月8日 - 7月29日 123 明治神宮野球場 日大鶴ヶ丘
神奈川 7月8日 - 7月26日 167 横浜スタジアム 横浜
長野 7月9日 - 7月27日 72 長野オリンピックスタジアム 松商学園
新潟 7月6日 - 7月25日 68 HARD OFF ECOスタジアム新潟 中越
富山 7月11日 - 7月29日 40 富山市民球場アルペンスタジアム 富山北部
石川 7月11日 - 7月27日 43 石川県立野球場 遊学館
福井 7月15日 - 7月29日 28 福井県営野球場 福井商
静岡 7月8日 - 7月29日 107 静岡県草薙総合運動場硬式野球場 東海大静岡翔洋
愛知 7月1日 - 7月29日 173 岡崎レッドダイヤモンドスタジアム 中京大中京
岐阜 7月8日 - 7月28日 66 長良川球場 市岐阜商
三重 7月8日 - 7月27日 61 四日市市営霞ヶ浦第一野球場 宇治山田商
滋賀 7月8日 - 7月28日 50 マイネットスタジアム皇子山 滋賀学園
京都 7月8日 - 7月28日 73 わかさスタジアム京都 京都翔英
奈良 7月8日 - 7月28日 35 佐藤薬品スタジアム 高田商
和歌山 7月11日 - 7月28日 36 和歌山県営紀三井寺野球場 和歌山北
大阪 7月8日 - 7月30日 159 大阪シティ信用金庫スタジアム 大阪桐蔭
兵庫 7月2日 - 7月27日 156 ほっともっとフィールド神戸 明石商
岡山 7月8日 - 7月25日 57 倉敷マスカットスタジアム 倉敷商
鳥取 7月10日 - 7月25日 23 どらドラパーク米子市民球場 鳥取西
広島 7月8日 - 7月29日 83 ぶんちゃんしまなみ球場 広島商
島根 7月12日 - 7月26日 38 島根県立浜山公園野球場 益田東
山口 7月11日 - 7月26日 54 山口マツダ西京きずなスタジアム 南陽工
香川 7月8日 - 7月26日 38 レクザムスタジアム 志度
愛媛 7月13日 - 7月28日 50 坊っちゃんスタジアム 今治西
徳島 7月8日 - 7月27日 29 オロナミンC球場 鳴門
高知 7月15日 - 7月25日 23 高知県立春野運動公園野球場 高知
福岡 7月2日 - 7月27日 135 久留米市野球場 東筑
佐賀 7月11日 - 7月25日 36 さがみどりの森球場 神埼清明
長崎 7月6日 - 7月24日 49 長崎県営野球場 海星
熊本 7月8日 - 7月24日 55 リブワーク藤崎台球場 九州学院
大分 7月8日 - 7月26日 43 別大興産スタジアム 大分商
宮崎 7月8日 - 7月25日 46 ひなたサンマリンスタジアム宮崎 聖心ウルスラ
鹿児島 7月2日 - 7月23日 64 平和リース球場 鹿屋中央
沖縄 6月17日 - 7月16日 60 沖縄セルラースタジアム那覇 ウェルネス沖縄

脚注

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注釈

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  1. ^ 1916年の第2回大会時は東京府関東代表)として出場しての優勝であった。同校は1949年10月に校舎を神奈川県横浜市へ移転。
  2. ^ 沖縄尚学の主将、監督、責任教師はこの日までに大阪入りしており、組み合わせ抽選会には参加している。
  3. ^ 8回表の途中で降雨による天候不良のため1時間34分中断した。
  4. ^ この試合の勝利で大正昭和平成令和の4元号での勝利を記録した。
  5. ^ 選手権大会決勝戦における初回先頭打者本塁打は史上初となる[9]

出典

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関連項目

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外部リンク

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