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第72回全国高等学校野球選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第72回全国高等学校野球選手権大会
試合日程 1990年8月8日 - 8月21日
出場校 49校
参加校数 4,027校
優勝校 天理奈良、4年ぶり2回目)
試合数 48試合
選手宣誓 原秀登(藤蔭
始球式 保利耕輔文部大臣
総入場者数 約929,000人(1試合平均19,354人)
最高入場者数/1日 83,000人
大会本塁打 39本
 < 19891991 > 
全国高等学校野球選手権大会
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第72回全国高等学校野球選手権大会(だい72かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、1990年平成2年)8月8日から8月21日までの14日間にわたり阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。

概要

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この大会で初めて参加校数が4,000校を超えた。

沖縄水産が甲子園大会で初めて沖縄県勢として決勝戦に進出。決勝試合では終始沖縄水産の方が押し気味に展開しながらも、奈良代表の天理に対して4回表に犠牲フライで唯一の失点を許す。最終的にスコアは0-1と1点差で敗れ全国制覇はならなかった。

また、第1日第2試合に登場した高崎商は、食中毒で11人が下痢に襲われ、レギュラー4人がベンチ入りできなかった[1]

代表校

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試合結果

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1回戦

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試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦
8月8日 第1試合 成田 6 - 2 都城
第2試合 沖縄水産 7 - 1 高崎商
第3試合 浜松商 12 - 6 岡山城東
8月9日 第1試合 甲府工 12 - 7 佐賀学園
第2試合 3x - 2 八戸工大一
第3試合 竜ヶ崎一 3 - 1 大野
第4試合 横浜商 5 - 1 津和野
8月10日 第1試合 仙台育英 4 - 2 藤蔭
第2試合 松山商 4 - 2 海星(三重)
第3試合 天理 6 - 1 愛工大名電
第4試合 鹿児島実 9 - 0 日大山形
8月11日 第1試合 日大東北 3 - 0 海星(長崎)
第2試合 高知商 11 - 7 大宮東
第3試合 宇部商 3 - 2 美濃加茂
第4試合 徳島商 7 - 2 丸子実
8月12日 第1試合 平安 5 - 3 関東一
第2試合 済々黌 7 - 5 花巻東

2回戦

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試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦 備考
8月12日 第3試合 八幡商 6x - 5 高田工
8月13日 第1試合 秋田経法大付 3x - 2 育英 延長13回
第2試合 西日本短大付 8 - 0 桜井
第3試合 山陽 5x - 4 葛生
第4試合 星林 5x - 4 中標津 延長10回
8月14日 第1試合 日大鶴ヶ丘 7 - 3 星稜
第2試合 丸亀 6 - 3 函館大有斗
第3試合 宇部商 8 - 4 渋谷 延長10回
第4試合 天理 3x - 2 成田
8月15日 第1試合 松山商 3 - 1 竜ヶ崎一
第2試合 横浜商 4 - 1 日大東北
第3試合 仙台育英 9 - 1 浜松商
第4試合 平安 5 - 0
8月16日 第1試合 沖縄水産 12 - 5 甲府工
第2試合 鹿児島実 4 - 3 高知商 延長12回
第3試合 徳島商 5 - 2 済々黌

3回戦

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試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦 備考
8月17日 第1試合 天理 6 - 0 仙台育英
第2試合 山陽 6 - 1 星林
第3試合 横浜商 3 - 2 秋田経法大付 延長12回
第4試合 丸亀 1 - 0 平安 延長14回
8月18日 第1試合 沖縄水産 5 - 2 八幡商
第2試合 日大鶴ヶ丘 5 - 3 徳島商 延長10回
第3試合 鹿児島実 4 - 2 松山商
第4試合 西日本短大付 4 - 2 宇部商

準々決勝

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試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦
8月19日 第1試合 山陽 4 - 2 日大鶴ヶ丘
第2試合 西日本短大付 4 - 3 鹿児島実
第3試合 沖縄水産 8 - 5 横浜商
第4試合 天理 7 - 0 丸亀

準決勝

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試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦
8月20日 第1試合 沖縄水産 6 - 1 山陽
第2試合 天理 5x - 4 西日本短大付

決勝

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8月21日

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
天理 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 5 2
沖縄水産 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 8 0
  1. (天):南 - 柴田
  2. (沖):神谷 - 中村
  3. 審判
    [球審]三宅
    [塁審]永野・広沢・相沢
  4. 試合時間:1時間47分
天理
打順守備選手
1[二]寺川敏春(3年)
2[遊]大宅保任(2年)
3[中]大森篤(2年)
4[左]小竹英己(3年)
5[三]大仲友章(3年)
6[一]梅田武志(2年)
7[右]井上浩三(3年)
8[投]南竜次(3年)
9[捕]柴田宗久(3年)
沖縄水産
打順守備選手
1[三]新里紹也(3年)
2[中]屋良景太(2年)
3[一]永田智之(3年)
4[投]神谷善治(3年)
5[右]大野倫(2年)
6[捕]中村寿(3年)
7[左]大城剛(3年)
8[遊]城間修(3年)
9[二]横峯孝之(3年)

大会本塁打

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1回戦
  • 第1号:水島裕介(浜松商)
  • 第2号:渡辺達也(甲府工)
  • 第3号:内田祐二(横浜商)
  • 第4号:青木友之(仙台育英)
  • 第5号:伊藤博之(仙台育英)
  • 第6号:内之倉隆志(鹿児島実)
  • 第7号:岡林親司(高知商)
  • 第8号:野瀬秀則(大宮東)
  • 第9号:宮内洋(宇部商)
  • 第10号:松本謙吾(宇部商)
  • 第11号:近藤年(徳島商)
  • 第12号:宮尾政規(丸子実)
  • 第13号:笠井裕(平安)
  • 第14号:松岡正樹(平安)
2回戦
  • 第15号:木附貴雄(西日本短大付)
  • 第16号:木附貴雄(西日本短大付)
  • 第17号:庄堂成紀(星林)
  • 第18号:田尾克顕(丸亀)
  • 第19号:岩田一実(函館大有斗)
  • 第20号:松本謙吾(宇部商)
  • 第21号:松崎勇二(松山商)
  • 第22号:堀本義孝(松山商)
  • 第23号:武藤孝司(横浜商)
  • 第24号:新里紹也(沖縄水産)
  • 第25号:宮下正一(鹿児島実)
  • 第26号:橋本毎弘(高知商)
  • 第27号:糸林良公(徳島商)
3回戦
  • 第28号:大宅保任(天理)
  • 第29号:柴田宗久(天理)
  • 第30号:石井克幸(日大鶴ヶ丘)
  • 第31号:内之倉隆志(鹿児島実)
  • 第32号:松本謙吾(宇部商)
準々決勝
  • 第33号:伊藤健二(山陽)
  • 第34号:後藤竜二(西日本短大付)
  • 第35号:内之倉隆志(鹿児島実)
  • 第36号:中村寿(沖縄水産)
準決勝
  • 第37号:中村寿(沖縄水産)
  • 第38号:永田智之(沖縄水産)
  • 第39号:大宅保任(天理)

その他の主な出場選手

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脚注

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  1. ^ 甲子園の主な病気アクシデント[1]

関連項目

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外部リンク

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