第56回全国高等学校野球選手権大会
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第56回全国高等学校野球選手権大会 | |
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試合日程 | 1974年8月9日 - 8月19日 |
出場校 | 34校 |
参加校数 | 2,709校 |
優勝校 | 銚子商(千葉、初優勝) |
試合数 | 33試合 |
選手宣誓 | 宮内英雄(銚子商) |
始球式 | 奥野誠亮(文部大臣) |
大会本塁打 | 11本 |
< 19731975 > 全国高等学校野球選手権大会 |
第56回全国高等学校野球選手権大会(だい56かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、1974年8月9日から8月19日までの11日間にわたり阪神甲子園球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。
概要
[編集]この大会から金属バットが正式採用された。当時はアメリカ・イーストン社製の「イーストン」と「アデロン」(いずれもブランド名)の2種類しか使用できなかった。
また、1978年に予定される第60回大会以降に1府県1代表(北海道と東京は2代表)を実施することを見込んで15年ぶりに地区割再編成を実施し、東京都が1都2校に、北奥羽・西奥羽・東関東・北越・京滋の各地区大会がこの大会から廃止となり、福島・岩手・茨城・千葉・新潟・京都が1府県1校に、東北と北陸の両地区大会は前者が山形と宮城、後者が石川と富山に再編され、新たに奥羽大会(青森と秋田)が復活し、福滋大会(福井と滋賀)が新設された。
代表校
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試合結果
[編集]1回戦
[編集]8月9日
- 平安 9 - 1 一関商工
- 上尾 5 - 1 三国
2回戦
[編集]- 城西 3 - 0 佐世保工
8月10日
- 高岡商 5 - 3 函館有斗
- 郡山 4 - 0 秋田市立(延長10回)
- 佐伯鶴城 9 - 0 野沢北
- 福岡第一 3 - 2 長岡商
8月11日
- 中京商 2 - 1 高知
- 旭川竜谷 4 - 2 丸亀商
- 防府商 7 - 0 延岡
- 前橋工 8 - 1 玉島商
8月12日
- 東洋大姫路 5 - 2 山形南
- 東海大相模 3x - 2 土浦日大(延長16回)
- 盈進 2 - 1 名古屋電工
8月13日
- 銚子商 5 - 1 PL学園
- 鹿児島実 1 - 0 佼成学園
- 静岡商 6 - 1 福島商
8月14日
- 平安 5x - 4 上尾(延長13回)
3回戦
[編集]- 静岡商 7 - 1 旭川竜谷
- 前橋工 2 - 0 佐伯鶴城
8月15日
- 鹿児島実 1 - 0 高岡商
- 平安 4 - 3 東洋大姫路
- 郡山 5 - 2 城西
8月16日
- 防府商 10 - 3 福岡第一
- 東海大相模 13 - 6 盈進
- 銚子商 5 - 0 中京商
準々決勝
[編集]8月17日
- 銚子商 6 - 0 平安
- 防府商 6 - 3 郡山
- 前橋工 1 - 0 静岡商
- 鹿児島実 5 - 4 東海大相模(延長15回)
準決勝
[編集]8月18日
- 防府商 2x - 1 鹿児島実
- 銚子商 6 - 0 前橋工
決勝
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大会本塁打
[編集]- 1回戦
- 第1号:大神正雄(三国)[1]
- 2回戦
- 第2号:角富士夫(福岡第一)
- 第3号:今井良行(前橋工)
- 第4号:荒川俊男(土浦日大)
- 第5号:篠塚利夫(銚子商)
- 3回戦
- 第6号:羽山忠宏(郡山)
- 第7号:山本一人(福岡第一)
- 第8号:伊東義喜(東海大相模)
- 準々決勝
- 第9号:篠塚利夫(銚子商)
- 第10号:池永清(銚子商)
- 準決勝
- 第11号:宮内英雄(銚子商)
その他の主な出場選手
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脚注
[編集]- ^ 選手権大会における、金属バット第1号本塁打