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第45回全国高等学校野球選手権大会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第45回全国高等学校野球選手権大会
試合日程 1963年8月9日 - 8月20日
出場校 48校
参加校数 2,107校
優勝校 明星大阪、初優勝)
試合数 47試合
選手宣誓 小原千秋(花巻北
始球式 灘尾弘吉文部大臣
大会本塁打 12本
 < 19621964 > 
全国高等学校野球選手権大会
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第45回全国高等学校野球選手権大会(だい45かいぜんこくこうとうがっこうやきゅうせんしゅけんたいかい)は、1963年8月9日から8月20日(雨で2日順延)まで甲子園球場阪急西宮球場で行われた全国高等学校野球選手権大会である。

概要

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1958年の第40回大会と同様に記念大会として一府県一代表が認められたが、1959年の第41回大会から北海道が南北2代表となっていたため、北海道から2校と46都府県から1校ずつの計48校が出場して行われた。また、開催期間の長期化を避けるため、3回戦までの40試合のうち18試合で阪急西宮球場が使用された。

第40回大会では甲子園球場と西宮球場にラッキーゾーンの有無という違いがあったが、西宮球場にも1960年にラッキーゾーンが設置され、この違いも解消された。しかし、甲子園球場で試合をすることなく、西宮球場で行われた試合で敗退した学校の不満は大きく[1]、この大会以降、甲子園球場以外の球場は使用されなくなった。

代表校

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試合結果

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1回戦

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試合日 球場 試合順 勝利 スコア 敗戦
8月9日 甲子園 第1試合 静岡 4 - 1 市西宮
第2試合 新潟商 1 - 0 鹿児島
第3試合 桐生 1 - 0 米子南
8月10日 甲子園 第1試合 中京商 4 - 3 津久見
第2試合 宮崎商 8 - 1 函館工
第3試合 松商学園 3 - 2 京都商
第4試合 徳島商 9 - 2 日大一
西宮 第1試合 銚子商 12 - 1 柳川商
第2試合 岡山東商 2 - 1 水戸工
第3試合 甲府商 10 - 2 武雄
8月12日 甲子園 第1試合 高田商 8 - 5 釧路商
第2試合 磐城 5 - 1 丸亀商
第3試合 相可 6 - 2 大社
西宮 第1試合 大宮 7 - 1 海星
第2試合 下関商 1 - 0 富山商
第3試合 能代 12 - 1 長浜北

2回戦

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試合日 球場 試合順 勝利 スコア 敗戦 備考
8月13日 甲子園 第1試合 横浜 3 - 1 若狭
第2試合 明星 6 - 0 大垣商
第3試合 九州学院 21 - 3 足利工
西宮 第1試合 首里 4 - 3 日大山形
第2試合 南部 2 - 0 金沢泉丘
第3試合 広陵 3 - 0 花巻北
8月14日 甲子園 第1試合 今治西 9 - 4 仙台育英
第2試合 銚子商 4 - 3 静岡
第3試合 下関商 5 - 0 松商学園
西宮 第1試合 東奥義塾 4x - 3 高知 延長10回
第2試合 高田商 4 - 2 徳島商
第3試合 中京商 8 - 1 大宮
8月15日 甲子園 第1試合 桐生 5 - 0 新潟商
第2試合 磐城 2 - 1 相可
西宮 第1試合 岡山東商 5 - 1 能代
第2試合 甲府商 2 - 1 宮崎商

3回戦

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試合日 球場 試合順 勝利 スコア 敗戦 備考
8月15日 甲子園 第3試合 横浜 3 - 2 中京商
西宮 第3試合 下関商 8 - 0 首里
8月16日 甲子園 第1試合 今治西 3 - 1 東奥義塾
第2試合 高田商 1 - 0 広陵
第3試合 銚子商 5x - 4 磐城 延長10回
西宮 第1試合 九州学院 1 - 0 岡山東商
第2試合 桐生 9 - 4 南部
第3試合 明星 11 - 0 甲府商

準々決勝

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試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦 備考
8月18日 第1試合 下関商 2 - 1 桐生
第2試合 今治西 3 - 0 銚子商
第3試合 明星 4x - 3 九州学院
第4試合 横浜 2x - 1 高田商 延長10回

準決勝

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試合日 試合順 勝利 スコア 敗戦
8月19日 第1試合 明星 5 - 0 横浜
第2試合 下関商 3x - 2 今治西

決勝

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8月20日(試合開始:13時)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
明星 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 4 1
下関商 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 7 2
  1. (明):堀川、角田 - 和田
  2. (下):池永 - 秋田
  3. 審判
    [球審]米谷
    [塁審]山本・大橋・河合
  4. 試合時間:2時間13分
明星
打順守備選手
1[右]片山宏(3年)
2[遊]中村真(3年)
3[中]木下美智雄(3年)
4[捕]和田徹(3年)
5[一]浜田美彦(2年)
6[三]松村文雄(3年)
7[投]左堀川浩伸(2年)
8[二]山岡文次郎(2年)
森永牧雄(2年)
9[左]投角田哲美(2年)
下関商
打順守備選手
1[右]坂本勝治(3年)
2[二]清田幸男(3年)
3[中]西村毅(3年)
4[遊]佐野芳徳(3年)
5[投]池永正明(2年)
6[左]綿部正尚(2年)
7[三]岡田希代達(2年)
8[捕]秋田健二(2年)
9[一]加治善昭(2年)
打一坂本太平(2年)

大会本塁打

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1回戦
  • 第1号:田中達彦(銚子商)
  • 第2号:伊藤一男(銚子商)
  • 第3号:山口勝博(柳川商)
  • 第4号:原口二郎(武雄)
  • 第5号:永野孝男(大宮)
2回戦
  • 第6号:和田徹(明星)
  • 第7号:滝川陽一(九州学院)
  • 第8号:福島正文(九州学院)
  • 第9号:津村亨(高田商)
  • 第10号:稲垣純二(甲府商)
3回戦
  • 第11号:北村琢磨(中京商)
  • 第12号:西村毅(下関商)

その他の主な出場選手

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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