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中野種一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中野種一郎
なかの たねいちろう
衆議院事務局『衆議院要覧 昭和七年五月(乙)』より
生年月日 1876年9月20日
出生地 日本の旗 日本 京都府乙訓郡調子村
(現・京都府長岡京市
没年月日 (1974-01-24) 1974年1月24日(97歳没)
出身校 佛教専門学校卒業
(現・佛教大学
前職 酒造業
現職 実業家
所属政党立憲国民党→)
立憲政友会→)
(日本自由党→)
無所属
称号 正四位
勲二等瑞宝章
子女 次男・中野武雄

選挙区 京都府第2区
当選回数 1回
在任期間 1932年2月 - 1936年1月21日

選挙区 京都市伏見区選挙区
当選回数 1回
在任期間 1931年9月25日 - 1932年3月9日

選挙区 伏見区選挙区
当選回数 2回
在任期間 1931年6月22日 - 1936年6月13日

在任期間 1926年8月3日 - 1929年4月30日
1929年5月18日 - 1931年3月31日

紀伊郡会議長
在任期間 1914年 - 1923年

その他の職歴
伏見町会議員
1909年3月 - ?)
紀伊郡会議員
1908年 - 1923年)
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中野 種一郎(なかの たねいちろう、1876年9月20日[1] - 1974年1月24日[2])は、日本政治家実業家。伏見町長、伏見市長を経て、衆議院議員や、京都放送会長、京都商工会議所会頭、日本商工会議所副会頭、関西経済連合会副会長などを歴任した。

人物・経歴

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京都府乙訓郡調子村(現・長岡京市)生まれ[1]佛教専門学校(現佛教大学)卒業。家業の酒造業に従事する。1908年に紀伊郡会議員となり、以後4期務めた[1]。また、1909年3月からは伏見町会議員となって、3期務めた[1]1914年からは郡会議長も務めた[1]1923年の郡制廃止まで郡会議長と議員を務めた[1]1926年8月3日に伏見町長に就任した[3]1929年5月1日、市政施行に伴い市長臨時代理者に就任した[4]。同月18日に市長に当選した[5]1931年4月1日に伏見市は京都市に編入された[6][注釈 1]。同年6月22日に京都市会議員の増員選挙が行われ、伏見区選挙区から立憲政友会公認で立候補して初当選を果たした[7][8][注釈 2]。同年9月25日、京都府会議員に京都市伏見区選挙区から立候補して当選した[10]1932年2月に第18回衆議院議員総選挙に京都府第2区から立憲政友会公認で立候補して、当選した[9][11]。これに伴い、同年3月9日に府議を辞職した[10][9]1933年、市会議員に再選した[12][13]1936年6月13日に市議を辞職した[13]。戦後は日本自由党京都府連顧問を務めたが、その後、無党派になった[9]1945年10月に宝酒造の監査役となった[9]1946年10月に京都商工会議所会頭となった[9]1947年関西経済連合会副会長。1951年日本商工会議所副会頭[9]。同年京都放送取締役会長[9]1956年藍綬褒章受章。1959年京都産業観光センター取締役会長。同年紺綬褒章受章、藍綬褒章飾版。1964年日本WHO協会会長。同年勲三等旭日中綬章受章。1970年京都市名誉市民1971年勲二等瑞宝章受章。1974年正四位[14][15][16][17]

家族

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脚注

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注釈

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  1. ^ 前日の3月31日までの在職が確認出来る[6]
  2. ^ 立憲政友会の前は立憲国民党に在籍した[9]

出典

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  1. ^ a b c d e f 京都府議会歴代議員録 257コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 激動の日本政治史 : 明治・大正・昭和歴代国会議員史録 下 763コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ 京都府紀伊郡誌 京都府伏見町誌 448コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  4. ^ 京伏合併記念伏見市誌 42コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 京伏合併記念伏見市誌 69コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  6. ^ a b 京伏合併記念伏見市誌 144コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  7. ^ 京都市会史 943コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  8. ^ 京都市会史 944コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  9. ^ a b c d e f g h i 京都府議会歴代議員録 258コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  10. ^ a b 京都府会史 [第4巻 (昭和時代資料) 56コマ]』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  11. ^ 議会制度七十年史 第11 201コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  12. ^ 京都市会史 942コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  13. ^ a b 京都市会史 939コマ』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  14. ^ 「関経連歴代の正副会長」 関西経済連合会
  15. ^ 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “中野種一郎(なかの たねいちろう)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月25日閲覧。
  16. ^ 京都市:京都市名誉市民 中野種一郎氏”. 京都市情報館. 2024年11月25日閲覧。
  17. ^ 伊勢神宮崇敬会会長にパナ副会長・松下正幸さん 松下幸之助は第3代会長”. 伊勢志摩経済新聞. 2024年11月25日閲覧。

参考文献

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先代
竹上藤次郎
京都商工会議所会頭
第10代:1946年 - 1965年
次代
岩井盛次
先代
佐藤尚武
伊勢神宮崇敬会会長
第2代:1972年 - 1974年
次代
松下幸之助
先代
足立正
国民精神研修財団理事長
第3代:1973年 - 1974年
次代
松下幸之助