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丸山ひでみ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
まるやま ひでみ
丸山 ひでみ
別名義 丸山 秀美
生年月日 (1958-12-14) 1958年12月14日
没年月日 (2024-12-04) 2024年12月4日(65歳没)
出生地 東京都
国籍 日本の旗 日本
身長 154 cm
血液型 AB型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1978年 - 2024年
事務所 株式会社NX
公式サイト プロフィール
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丸山 ひでみ(まるやま ひでみ、1958年12月14日 - 2024年12月4日)は、日本の女優。以前は丸山秀美の名で活動。

東京都出身[1]。株式会社NX 所属。

身長は154cm。体重は43kg。スリーサイズはB79cm、W59cm、H84cm。足のサイズは21.5cm。

来歴・人物

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1974年劇団若草入り[2]。テレビデビューはNHK教育テレビの『あいうえお[2]トキワ松学園高校卒業。

1978年テレビドラマナッキーはつむじ風』(TBS)主人公の姉役・星野春美役で初レギュラー[1]。その後、多数のテレビドラマに出演。テレビ朝日系の土曜ワイド劇場牟田刑事官事件ファイル』シリーズでは、小林桂樹演じる牟田刑事官の娘役を18年間にわたって務めた[1]

近年は、映画、オリジナルビデオ、舞台、CMなどにも活動の場を広げている。オリジナルビデオ『大江戸遊女妻』などのビデオ作品ではヌードを披露して大胆で妖艶な演技を見せ、テレビとは違った魅力を発揮している。

日本映画俳優協会副理事長[3]などの役職も持つ。

プロ野球の審判で元セントラル・リーグ審判部副部長の丸山博叔父にあたる[4]

歌が特技で、レコード『0歳から99歳までの童謡』(東芝EMI)のレコーディングにも参加している[2]

2014年、新宿三丁目にオープンしたフリースペース無何有(むかう)の運営にも携わっている[5]

2024年(令和6年)12月4日逝去[6]。65歳没。

出演

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テレビドラマ

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  • 君の名は(1976年、NET)[2]
  • パイプのけむり(1976年、NET)[2]
  • 愛と憎しみの宴(1976年、TBS)[2]
  • 少年ドラマシリーズ「叱られ人生」(1977年、NHK)
  • 破れ傘刀舟悪人狩りNET)第129話「御狩場絶唱」(1977年) - つる
  • 破れ奉行 第13話「人買い! 女地獄船」(1977年) - お新
  • ナッキーはつむじ風(1978年、TBS) - 星野春美(主人公の姉)
  • ポーラテレビ小説 「こおろぎ橋」(1978年、TBS)
  • 江戸の鷹 御用部屋犯科帖 第21話「暗黒街の子連れ狼」(1978年、NET)
  • 大江戸捜査網12ch / 三船プロ)
    • 第348話「赤児暗殺泣き笑い騒動」(1978年) - おさち
    • 第428話「運命に泣く親子の慕情」(1980年) - おいと
    • 第486話「大奥の怪 美女殺人事件」(1981年) - おぬい
    • 第537話「父よ母よ、暴走娘愚連隊」(1982年) - お弓
    • 第555話「女狩り 黒い十手の怨み節」(1982年) - おまき
    • 第598話「告白!若妻が秘めた不倫の子」(1983年) - お京
    • 第649話「鈴の音は女の涙唄」(1984年) - つる  ※並木史朗版
  • 大岡越前(TBS・C.A.L
    • 第5部 第18話「長屋住いの御奉行様」(1978年6月5日) - お道
    • 第7部 第9話「天下一品意地くらべ」(1983年6月20日) - 初
    • 第8部 第20話「札つき婆命を賭けた大芝居」(1984年12月3日) - おいと
    • 第10部 第7話「島抜けが狙った女」(1988年4月11日) - お光
    • 第12部 第19話「情けに泣いた老義賊」(1992年2月24日) - おさい
  • 水戸黄門(TBS・C.A.L)
    • 第10部 第1話「おあずけ喰った結婚式 -水戸・江戸-」(1979年8月13日) - お糸
    • 第13部 第7話「うなぎ屋義侠の恩返し -浜松-」(1982年11月29日) - お照
    • 第14部
      • 第2話「悪を斬る! 白狐の剣 -郡山-」(1983年11月7日) - おきみ
      • 第24話「偽黄門にされた黄門様 -高岡-」(1984年4月9日) - おみよ
    • 第15部 第21話「意地で守った名人芸 -鳥取-」(1985年6月17日) - おいね
    • 第16部 第15話「娘が消えた縮緬の里 -宮津-」(1986年8月4日) - おたね
    • 第17部 第3話「炎に浮かぶ凶族の罠 -甲府-」(1987年9月14日) - おもよ
    • 第18部 ※丸山秀美 名義
      • 第26話「怨念渦巻く祭の宿 -豊川-」(1989年3月13日) - おちか
      • 第32話「飴屋の幽霊 -川崎-」(1989年4月24日) - おきぬ
    • 第19部 第1話、第9話「野望を砕く薪能 -鶴岡-」(1989年9月25日~11月20日) - 久美
    • 第21部
      • 第14話「瞼の父は偽黄門 -宇和島-」(1992年7月6日) - おとせ
      • 第29話「狙われた御用金 -高崎-」(1992年10月19日) - 松江
    • 第22部 第24話「助けた娘はお姫様 -姫路-」(1993年10月25日) - しのぶ
    • 第23部 第6話「姥捨は鬼の仕業 -小諸-」(1994年9月5日) - おもよ
    • 第24部 第7話「だんごを盗ったお姫様 -姫路-」(1995年10月30日) - 弥生
    • 第42部 第14話「命を張った弥七の度胸 -松江-」(2011年1月24日) - およね
  • 雪姫隠密道中記 第5話「地獄で聞いた鈴音-下関-」(1980、MBS) - お千代
  • 悪党狩り 第19話「大江戸恨み節」(1980年、12ch / 松竹) - お志乃
  • 新・江戸の旋風 第24話「はぐれ宿人質事件」(1980年、CX) - 千代
  • サンキュー先生(1980年、ANB
  • 走れ!熱血刑事 第14話「甦れ!!白球」(1981年、ANB) - あかね
  • 暴れん坊将軍(ANB / 東映)
  • 銭形平次(1983年、フジテレビ)第864話「闇に舞うお高祖頭巾」(1983年) - お峰
  • 新春ドラマスペシャル 「開幕ベルは華やかに」(1983年1月3日、ANB)
  • 右門捕物帖 第21話「天狗うらみ唄」(1983年、NTV)
  • 土曜ワイド劇場 (ANB)
    • 松本清張の溺れ谷 蜂は一度刺して死ぬ!」(1983年)
    • 正月特選ミステリー 禁断の実の美女 江戸川乱歩の「人間椅子」 そのまま抱いて(1984年)
    • 「結婚案内ミステリー 風 略奪された花嫁!」(1984年)
    • 「結婚 結婚サギ師が手玉にとった5人の女!」(1984年)
    • 牟田刑事官事件ファイルシリーズ 第2作 - 第33作(1985年 - 2007年) - 吉村(牟田)君恵
    • 辻真先の婚約旅行殺人事件シリーズ1 北海道婚約旅行殺人事件」(1985年)
    • 西村京太郎トラベルミステリー・特急白鳥十四時間 (1985年) - 片山婦警
    • 人妻殺し 会津磐梯高原-五色沼 逆さ吊り死体の謎…湖畔に誘ったペンションの女」(1989年)
    • クリスマススペシャル「聖夜の逃亡者」(1994年12月24日)
    • 「大惨事 ツアーバス転落! 死者3名重軽傷18名…バスガイドに殺人容疑、敏腕女弁護士が殺意の謎に挑む」(2001年7月7日)
    • 「再会殺人事件 エリート警視と人情弁護士 OB二人の捜査本部、50億財産を狙う円周率πの真犯人に罠を…」(2002年6月29日)
  • 特捜最前線(ANB)
    • 第205話「雪国から来た逃亡者!」(1981年4月8日)
    • 第315話「面影列車!」(1983年6月1日) - 中島順子[7](紅林甚一の義妹[8]
    • 第335話「愛人バンクの女!」(1983年10月26日) - 同上
  • 新春ドラマスペシャル 「開幕ベルは華やかに」(1983年、ANB)
  • 月曜ワイド劇場 (ANB)
    • 「さりげらしく結婚 女ふたり29歳! おもしろ哀し初夜のリハーサル」(1986年)
    • 「女が会社で上司いびりを始めるとき」(1986年)
  • 金曜女のドラマスペシャル 「風の盆恋歌」(1986年8月29日、CX)
  • 水曜ドラマスペシャル 「わかれ上手」(1986年、TBS)
  • 火曜サスペンス劇場(NTV)
  • 長七郎江戸日記(NTV / ユニオン映画)
    • 第1シリーズ 第18話 「友情雪の舞」(1984年)
    • 第1シリーズ 第46話「野盗秘聞」(1985年)
    • 第1シリーズ 第105話「風の噂の風小僧」(1986年)
    • 第2シリーズ 第12話「命を売る男」(1988年)
    • 第2シリーズ 第53話「下総一ノ瀬変り桝」(1989年)
    • 第3シリーズ 第9話「赤猫が踊った日」(1990年)
  • 暴れ九庵 第10話「賭けた女の胸のうち」(1984年、KTV / 東宝) - お駒
  • 私鉄沿線97分署 第32話「止まるな! トラック野郎!!」(1985年、ANB) - 沙織
  • 遠山の金さん(ANB / 東映) 高橋英樹
    • 第1シリーズ 第145話「愛しの悪女 唇に紅は無用!」(1985年)
    • 第2シリーズ 第12話「冬の女絶唱・君死にたまうこと勿れ!」(1986年)
    • 第2シリーズ 第41話「江戸妖婦伝!」(1986年)
  • 必殺まっしぐら! 第11話「相手は向島の元締」(1986年10月24日、ABC / 松竹) - 夜鷹
  • 銭形平次 第6話「三軒長屋殺人事件」(1987年、NTV)
  • 名奉行 遠山の金さん(ANB / 東映)
    • 第1シリーズ 第16話「花嫁衣裳が泣いた」(1988年) - 加世 役
    • 第2シリーズ 第20話「(秘)大奥の女殺人者」(1989年) - すみ 役
    • 第3シリーズ 第10話「お目付桜の子守歌」(1990年) - おゆき 役
  • 木曜ゴールデンドラマ 「ふたりの女 赤と黒の追憶」(1988年、YTV)
  • 三匹が斬る! 第1シリーズ 第18話「父と娘の、生き血を絞るにせ大名」(1989年、ANB)
  • 隠密・奥の細道 第20話「風に舞い散る紙兜 石川孝人&江崎実生」(1989年、TX)
  • さすらい刑事旅情編(ANB)
    • 第2シリーズ 第2話「東北新幹線“やまびこ”・奥の細道殺意の旅」(1989年)
    • 第3シリーズ 第18話「古都金沢で待っていた女・死亡時刻の謎」(1991年)
    • 第4シリーズ 第6話「二重結婚サギ! 山手線の女」(1991年)
  • お江戸捕物日記 照姫七変化 第12話「琴の爪が死を招く」(1990年、CX / 東映)
  • 付き馬屋おえん事件帳 第1シリーズ 第5話「情が仇の暗闇始末」(1990年、TX) - 藤紫
  • 世にも奇妙な物語 第3シリーズ『替え玉』 (1991年9月15日、CX
  • 一枚の写真(1991年10月8日、CX)
  • 新・三匹が斬る! 第18話「血槍舞い、死んで咲かせた忠義花」(1993年、ANB / 東映) - 園絵
  • 鬼平犯科帳 第4シリーズ 第18話「おとし穴」(1993年、CX) - お米
  • 江戸を斬るVIII(TBS / C.A.L)
    • 第14話「女を狙う吸血剣」(1994年) - 園絵
    • 第22話「噂の名医は牢の中」(1994年) - おふじ
  • 金曜エンタテイメントお局探偵亜木子&みどりの旅情事件帳4 復讐のウェディングドレス」(2001年5月25日、CX)
  • 月曜ミステリー劇場「夏樹静子サスペンス 弁護士朝吹里矢子1 贈る証言」(2001年11月5日、TBS)
  • はぐれ刑事純情派 第15シリーズ 第3話「殺人現場から消えた女 安浦刑事、弁当屋になる!?」(2002年) - 寺田のり子
  • 幸せ咲いた〜結婚相談所物語〜 (2003年、THK
  • 3年B組金八先生 第7シリーズ 第9話「しゅうの母の秘密」(2004年、TBS)- 倉田明美
  • Deep Love〜ホスト〜 (2004年、TX)
  • 水曜ミステリー9「西村京太郎サスペンス トラベルライター佑子 特急あずさ号の悲劇 信州美ケ原殺人事件!」(2008年1月30日、TX)

映画

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オリジナルビデオ

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  • GUZOO 神に見捨てられしもの(1986年)
  • 大江戸遊女妻(1995年)
  • 東京魔悲夜(1995年)
  • 東京魔悲夜2(1996年)
  • 実録・事件 青梅“姉妹”バラバラ殺人(2003年)

舞台

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  • 紀ノ川 (帝劇)
  • 和宮様御留 (東京宝塚劇場、中日劇場)
  • 天国に行って3つめのドア(俳優座)
  • 座・東京みかん公演「金子みすゞの世界」(座・高円寺2

ゲーム

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CM

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脚注

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  1. ^ a b c 公式プロフィール”. NX. 2013年12月28日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 週刊テレビ番組(東京ポスト)1978年11月10日号 p.40「プロフィール」
  3. ^ 日本映画俳優協会について”. 日本映画俳優協会 (2013年4月). 2013年12月28日閲覧。
  4. ^ 『叔父』”. hidemiのブログ. 2019年4月14日閲覧。
  5. ^ 佐藤友美, ed (2016-9-28). 在小屋則在噺(56)スペース無何有. 東京かわら版 10月号. p. 35 
  6. ^ 12月4日に惜しくも旅立たれた、女優の丸山ひでみさんの葬儀がありました。”. 徳丸新作のX投稿 (2024年12月9日). 2024年12月9日閲覧。
  7. ^ 劇中の貯金通帳の名義ママ。
  8. ^ 紅林の生き別れの母親・常子(つねこ)の養女。従って紅林との血縁はない。なお常子は紅林と別れた後は中島姓を名乗っていたが、卒塔婆には「息子に分かりやすいように」と紅林姓で俗名が書かれていた。

外部リンク

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