伊川津町
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伊川津町 | |
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南側の大山から望む伊川津町と周辺の街並み | |
北緯34度37分15.02秒 東経137度8分43.4秒 / 北緯34.6208389度 東経137.145389度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 田原市 |
町名制定 | 2005年(平成17年)10月1日 |
面積 | |
• 合計 | 4.94811 km2 |
人口 | |
• 合計 | 595人 |
• 密度 | 120人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
441-3604[3] |
市外局番 | 0531(田原MA)[4] |
ナンバープレート | 豊橋 |
地理
[編集]旧渥美町北東部に位置する[5]。東は江比間町、西は石神町、北は三河湾に接する[5]。露地野菜および温室作物の生産、ノリ養殖・アサリ採取が盛んな農漁業地域である[5]。
字一覧
[編集]- 現行字についての五十音順で配列している(ただし、現行字に存在しないものは末尾にまとめて掲げた)。読みはYahoo地図による[6]。明治15年当時の字は『愛知県地名収攬』463-464頁(伊川津村)による。
現行字 | 明治15年当時 |
---|---|
伊井新田(いいしんでん) | 伊井新田(いいしんでん) |
池下(いけした) | 池下(いけした) |
泉(いずみ) | 泉(いづみ) |
上地(うえじ) | 上地(うえじ) |
大島(おおしま) | |
大歳(おおとし) | 大歳(ををとし) |
大ノ内(おおのうち) | 大之内(ををのうち) |
鸚鵡石(おおむせき) | |
大薮(おおやぶ) | 大藪(ををやぶ) |
沖田(おきだ) | 沖田(をきだ) |
御屋敷(おやしき) | 御屋敷(をやしき) |
貝ノ浜(かいのはま) | 貝之浜(かいのはま) |
角田(かどた) | 角田(かどた) |
川坂(かわさか) | 川坂(かわさか) |
倉ケ脇(くらがわき) | 倉ケ脇(くらがわき) |
郷中(ごうちゅう) | 郷中(ごをちう) |
五反田(ごたんだ) | 五反田(ごたんだ) |
五郎丸(ごろうまる) | 五郎丸(ごろまあり) |
小割(こわり) | 小割(こわり) |
作兵衛(さくべい) | 作兵衛(さくべい) |
寒ケ岡(さむさがおか) | 寒サケ岡(さむさがをか) |
沢(さわ) | |
下地(しもじ) | |
上ノ下(じょうのした) | 上之下(しやうのした) |
新田(しんでん) | 新田(しんでん) |
砂地(すなじ) | 砂地(すなじ) |
大本(だいほん) | 大本(だいほん) |
月ノ木(つきのき) | 月之木(つきのき) |
手洗(てあらい) | 手洗(てあらい) |
鳥ノ子(とりのこ) | 鳥之子(とりのこ) |
中島(なかじま) | |
椛(なぐさ) | 椛(なぐさ) |
西上地(にしうえじ) | 西上地(にしうえじ) |
林(はやし) | 林(はやし) |
原(はら) | 原(はら) |
稗田(ひえだ) | |
東上地(ひがしうえじ) | 東上地(ひがしうえじ) |
東砂地(ひがしすなじ) | |
仙田(ひじりだ) | 仙田(ひしりだ) |
宝金(ほうきん) | 宝金(ほをきん) |
細田(ほそだ) | 細田(ほそだ) |
前田(まえだ) | 前田(まえだ) |
峰栗(みねくり) | 峯栗(みねくり) |
向海道(むかいかいどう) | |
山口(やまぐち) | 山口(やまぐち) |
横津(よこづ) | 横津(よこを) |
横津新田(よこづしんでん) | |
横浜(よこはま) | |
四ツ道(よっつみち) | 四ツ道(よつみち) |
米太夫(よねだゆう) | 米太夫(よねだゆう) |
欠ノ山(かけのやま) | |
鴈(がん) | |
下宝金(しもほをきん) | |
瀬戸畑(せどばた) | |
膳棚(ぜんだな) | |
天王原(てんのをはら) | |
仲田(なかだ) | |
仲溝(なかのみぞを) | |
中原(なかはら) | |
西前田(にしまえだ) | |
西向海道(にしむこをがいとを) | |
乗越(のりこへ) | |
浜新田(はましんてん) | |
八人作(はりにんさ) | |
東原(ひがしはら) | |
東向海道(ひがしむこをがいとを) | |
廣畑(ひろばた) | |
向山口(むかへやまぐち) |
歴史
[編集]地名の由来
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
沿革
[編集]- 江戸時代 - 三河国渥美郡伊川津村として所在した[7]。当初は天領であった[7]。
- 1615年(元和元年) - 旗本間宮氏の知行地となる[7]。
- 1619年(元和5年) - 旗本戸田氏の知行地に転じる[7]。
- 1624年(寛永元年) - 神明社が創建される[8]。
- 1688年(元禄元年) - 戸田氏が大名となったことにより、大垣新田藩領となる[7]。
- 1695年(元禄8年) - 般若寺が真言宗より曹洞宗に改宗[8]。
- 1889年(明治22年) - 町村制施行による合併に伴い、泉村大字伊川津となる[8]。
- 1937年(昭和12年) - 東京帝国大学水産実験所が設置される[8]。
- 1955年(昭和30年) - 合併に伴い、渥美町大字伊川津となる[8]。
- 2005年(平成17年)10月1日 - 合併に伴い、田原市伊川津町となる。
史跡
[編集]- 字伊井新田地内に所在する[9]。古墳時代の遺跡であり、貝塚のほか製塩遺跡を含む[9]。1949年(昭和24年)および1967年(昭和42年)に発掘調査が実施され、渥美式製塩土器などが出土している[9]。
世帯数と人口
[編集]2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
伊川津町 | 176世帯 | 595人 |
人口の変遷
[編集]国勢調査による人口の推移
2005年(平成17年) | 705人 | [10] | |
2010年(平成22年) | 630人 | [11] | |
2015年(平成27年) | 595人 | [2] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[12]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[13]。
番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|
全域 | 田原市立泉小学校 | 田原市立赤羽根中学校 | 三河学区 |
交通
[編集]- 国道259号(田原街道)[5]
- 豊橋鉄道バス伊良湖本線伊川津停留所[5]
- 愛知県道398号高松石神線
- 市道土田伊川津線(渥美農免道路) - 2002年にあつみ大山トンネルが開通し、同町と同市和地町とを結んだ[14]。
施設
[編集]- 海蔵寺[5]
- 椛のシデコブシ自生地(国の天然記念物)[5]
- 伊川津のシデコブシ(県の天然記念物)[15]
-
伊川津漁港
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]- ^ “愛知県田原市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2016年11月14日閲覧。
- ^ a b c 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月10日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1853.
- ^ “Yahoo!地図 愛知県田原市伊川津町”. Yahoo!Japan. 2016年12月26日閲覧。
- ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 130.
- ^ a b c d e f 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 131.
- ^ a b c d e f g 平凡社地方資料センター 1981, p. 1095.
- ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
- ^ “田原市小中学校通学区域一覧表” (PDF). 田原市 (2021年4月2日). 2021年4月4日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 田原市 (2008)、30頁
- ^ “シデコブシ自生地(椛、伊川津、藤七原、黒河)”. 愛知県. 2016年11月16日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
参考文献
[編集]- 『地名学選書 愛知県地名集覧(原題)明治十五年愛知県郡町村字名調』1932年愛知県教育会刊、日本地名学研究所(1969年5月30日)復刻、463頁。明治15年3月2日、渥美郡長松井讓報告による。
- 平凡社地方資料センター 編『日本歴史地名大系 第23巻 愛知県の地名』平凡社、1981年11月30日。ISBN 4-582-49023-9。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 『広報たはらNo.618(平成20年3月号)』(PDF)田原市、2008年3月1日 。
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