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保美町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 愛知県 > 田原市 > 保美町
保美町
保美町の位置(愛知県内)
保美町
保美町
保美町の位置
北緯34度36分59.33秒 東経137度5分21.95秒 / 北緯34.6164806度 東経137.0894306度 / 34.6164806; 137.0894306
日本の旗 日本
都道府県 愛知県
市町村 田原市
面積
 • 合計 3.06746 km2
人口
2015年(平成27年)10月1日現在)[2]
 • 合計 1,458人
 • 密度 480人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
441-3614[3]
市外局番 0531(田原MA[4]
ナンバープレート 豊橋

保美町(ほびちょう)は、愛知県田原市地名

地理

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渥美町中央部に位置する[5]。東は福江町、南は小塩津町、北は中山町に接する[5]

字一覧

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  • 現行字についての五十音順で配列している。読みはYahoo地図による[6]。明治15年当時の字は『愛知県地名収攬』491頁(保美村)による。
現行字 明治15年当時
今田(いまだ) 今田(いまだ)
後田(うしろだ) 後田(うしろだ)
大原(おおはら) 大原(をほはら)
唐沢(からさわ) 唐沢(からさは)
坂井戸(さかいど) 坂井戸(さかいと)
沢(さわ) 沢(さは)
下地(しもじ) 下地(しもぢ)
下武者詰(しもむしやつめ)
新田(しんでん) 新田(しんでん)
段土(だんど) 段土(たんと)
塚谷(つかや) 塚谷(つかや)
寺西(てらにし) 寺ノ西(てらのにし)
土尻(どじり) 土尻(とほしり)
土取(どとり) 土取(つちとり)
仲新古(なかしんこ) 仲新古(なかあらこ)
仲瀬古(なかぜこ) 中瀬古(なかぜこ)
仲原(なかはら) 仲原(なかはら)
仲屋敷(なかやしき) 仲屋敷(なかやしき)
西原(にしはら)
西武者詰(にしむしゃづめ) 西武者詰(にしむしやつめ)
東武者詰(ひがしむしゃづめ) 東武者詰(ひかしむしやつめ)
平城(ひらき) 平城(へいしよう)
堀川(ほりかは)
丸池(まるいけ) 丸池(まるいけ)
前藪(まゑやぶ)
南(みなみ) 南(みなみ)

歴史

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地名の由来

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とある上皇に褒められた土地であることに由来するという説と、当地に流罪となった麻績王(おみのおう)に由来するという説があるという[7]

沿革

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世帯数と人口

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2015年(平成27年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
保美町 512世帯 1,458人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移

2005年(平成17年) 1,550人 [8]
2010年(平成22年) 1,487人 [9]
2015年(平成27年) 1,458人 [2]

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[10]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[11]

番・番地等 小学校 中学校 高等学校
全域 田原市立福江小学校 田原市立福江中学校 三河学区

交通

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施設

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字下地に鎮座する[12]。祭神として細美御前・菅原道真・誉田別命を祀る[12]。末社に秋葉社を置く[12]。『三河国内神明名帳』にある「従五位上宝海天神」とみられるが、創立年代は未詳[12]

史跡

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かつては字下地の畑に「杜国屋敷跡」の石柱が立っていたという[13]
  • 保美貝塚[5]
字平城に所在したが、大部分が消失している[13]

その他

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日本郵便

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脚注

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  1. ^ 愛知県田原市の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2016年11月14日閲覧。
  2. ^ a b c 総務省統計局 (2017年1月27日). “平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月10日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1854.
  6. ^ Yahoo!地図 愛知県田原市保美町”. Yahoo!Japan. 2017年1月4日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g h i j k 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1215.
  8. ^ 総務省統計局 (2014年6月27日). “平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  9. ^ 総務省統計局 (2012年1月20日). “平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 2019年3月23日閲覧。
  10. ^ 小中学校の通学区域”. 田原市 (2019年4月18日). 2019年6月17日閲覧。
  11. ^ 平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
  12. ^ a b c d 渥美町役場 1991, p. 656.
  13. ^ a b 有限会社平凡社地方資料センター編 1981, p. 1096.
  14. ^ 郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年6月10日閲覧。

参考文献

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  • 『地名学選書 愛知県地名集覧(原題)明治十五年愛知県郡町村字名調』1932年愛知県教育会刊、日本地名学研究所(1969年5月30日)復刻、491頁。
  • 有限会社平凡社地方資料センター編『日本歴史地名大系 第二十三巻 愛知県の地名』平凡社、1981年11月30日。ISBN 4-582-49023-9 
  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5 
  • 渥美町町史編さん委員会『渥美町史 歴史編 上巻』渥美町、1991年3月30日。