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上野市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
伊賀上野から転送)
うえのし
上野市
伊賀上野城
上野市旗 上野市章
上野市旗 上野市章
1905年9月制定
廃止日 2004年11月1日
廃止理由 新設合併
上野市伊賀町阿山町島ヶ原村大山田村青山町伊賀市
現在の自治体 伊賀市
廃止時点のデータ
日本の旗 日本
地方 東海地方近畿地方
都道府県 三重県
市町村コード 24206-3
面積 195.26km2.
総人口 62,293
推計人口、2004年10月1日)
隣接自治体 三重県
名張市阿山郡伊賀町、島ヶ原村、阿山町、大山田村、名賀郡青山町
滋賀県
甲賀市
奈良県
添上郡月ヶ瀬村山辺郡山添村
市の木 カシ
市の花 ハギ
市の鳥 シラサギ
上野市役所
所在地 518-8501
三重県上野市丸之内116
座標 北緯34度46分08秒 東経136度07分48秒 / 北緯34.76883度 東経136.12992度 / 34.76883; 136.12992座標: 北緯34度46分08秒 東経136度07分48秒 / 北緯34.76883度 東経136.12992度 / 34.76883; 136.12992
ウィキプロジェクト

上野市(うえのし)は、三重県西部に存在した2004年11月1日に阿山郡及び名賀郡の3町2村と合併し伊賀市となったため消滅した。

伊賀地域の中心都市であり、上野市街地は合併後は伊賀市の中心地区となっている。

忍者の里、松尾芭蕉の生まれ故郷として有名である。また、特産品伊賀組紐が有る。

群馬県旧国名上野(こうずけ)国東京都台東区上野と区別するため、伊賀上野(いがうえの)とも呼ばれる。

地理

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上野盆地に位置する。

歴史

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律令制五畿七道では東海道の一角で、東国・伊勢への交通の要衝であった。

安土桃山時代筒井氏伊賀上野藩を立藩。江戸時代には伊勢津藩藤堂氏の所領となり城代が置かれた。城下町として碁盤状に区画された町並みは、小京都に数えられている。

太平洋戦争では空襲の被害を受けた。上野空襲。 戦後、1951年(昭和26年)11月20日には、昭和天皇の戦後巡幸があり、上野小学校や服部地区農耕場に行幸した[1]

かつて財政再建団体に指定された時期があり、昭和最後の財政再建団体に指定されたであった。(2006年、北海道夕張市が指定されるまで最後の財政再建団体の市とされていた。)

沿革

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行政

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歴代市長

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特記なき場合『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』などによる[2]

官選
氏名 就任 退任 備考
1 杉森万之輔 1941年(昭和16年)11月29日 1946年(昭和21年)11月18日
公選
氏名 就任 退任 備考
1 中井徳次郎 1947年(昭和22年)4月5日 1953年(昭和28年)3月18日 辞職
2 豊岡益人 1953年(昭和28年)5月3日 1965年(昭和40年)5月2日
3 山本忠雄 1965年(昭和40年)5月3日 1969年(昭和44年)5月2日
4 奥瀬平七郎 1969年(昭和44年)5月3日 1977年(昭和52年)4月26日 辞職
5 今中原夫 1977年(昭和52年)4月27日 1993年(平成5年)
6 今岡睦之 1993年(平成5年)4月4日 2004年(平成16年)10月31日 廃止

教育

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高等学校

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中学校

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図書館

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首都機能移転

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上野市を中心とした伊賀地方・滋賀県南部、すなわちかつての伊賀甲賀を合わせた「畿央地域」が首都機能移転の候補地の一つとして選定されている。選定の理由は、日本のほぼ中央であること、名古屋圏(中京圏)と大阪圏(関西圏,京阪神)の両方に近いこと、などである。

交通

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名称等は2004年11月1日時点のもの

鉄道

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
関西本線: 佐那具駅 - 伊賀上野駅
近畿日本鉄道
近鉄大阪線: 伊賀神戸駅
伊賀線(現・伊賀鉄道伊賀線): 伊賀上野駅 - 新居駅 - 西大手駅 - 上野市駅 - 広小路駅 - 茅町駅 - 桑町駅 - 猪田道駅 - 市部駅 - 依那古駅 - 丸山駅 - 上林駅 - 比土駅 - 伊賀神戸駅

道路

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観光

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出身有名人

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脚注

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  1. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、106頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  2. ^ 歴代知事編纂会 1983, 647-650頁.

参考文献

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  • 歴代知事編纂会 編集『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』 第2、歴代知事編纂会、1983年。 

関連項目

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