佐藤大志
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選手情報 | ||||
フルネーム | さとう ひろゆき | |||
ラテン文字 | Hiroyuki Sato | |||
国籍 | 日本 | |||
競技 | 陸上競技 (ハードル) | |||
種目 | 110mH | |||
所属 | 日立化成 | |||
大学 | 青山学院大学 | |||
生年月日 | 1990年8月6日(34歳) | |||
出身地 | 神奈川県 | |||
身長 | 183cm | |||
体重 | 72kg | |||
成績 | ||||
地域大会決勝 |
東アジア大会 110mH : 5位 (2013年) | |||
国内大会決勝 |
日本選手権 110mH : 2位 (2013年) | |||
自己ベスト |
100m : 10秒45 (2012年) | |||
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佐藤 大志(さとう ひろゆき、1990年8月6日 - )は、神奈川県出身の陸上競技選手。専門は110mハードルで13秒59の自己ベストを持つ。2015年武漢アジア選手権男子110mハードルの日本代表である。110mハードルが専門ながら100mで10秒45の自己ベストを持つ。
経歴
[編集]183cm、72kg、O型。藤沢市立滝の沢中学校、山手学院高等学校、青山学院大学(理工学部化学・生命科学科)卒業。日立化成所属。
高校生時代まで
[編集]陸上は姉の影響などもあり中学の陸上部に入って始める。ハードルは中学3年生の時に始めて県大会で2位、高校3年生の時にはインターハイ初出場で決勝に進出するも大室秀樹に敗れ2位に終わった[1]。
大学生時代
[編集]2009年 - 2010年
[編集]4月、青山学院大学に進学。スポーツ推薦枠のない理工学部に一般入試で進学した[2]。
1,2年時は日本ジュニア選手権・日本学生個人選手権・日本インカレ・国体などの110mハードルで決勝に進出するも全国タイトルは獲得できず。特に2年時の国体では田野中輔に0秒01差で敗れ、あと一歩のところで全国タイトルを逃した。
2011年
[編集]5月の関東インカレ2部で100m・110mハードルの2冠を達成すると、9月の日本インカレ110mハードルでは日本選手権覇者の矢澤航に競り勝ち念願の全国タイトルを獲得した。更に11月の水戸招待陸上110mハードルでは日本歴代9位タイ(当時)の記録となる13秒67(-1.3)をマークし、この年の日本ランキング1位に輝いた[3]。
2012年
[編集]4月の織田記念国際110mハードルで追い風参考ながらオリンピック参加標準B記録(13秒60)を上回る13秒59(+2.1)をマーク。翌月の関東インカレ2部では100m・200m・110mハードルの3冠を達成。110mハードルは予選13秒82(+0.5)、決勝13秒62(+2.0)と、両ラウンドで大会記録を樹立。100mは予選で10秒45(+0.9)の大会記録(当時)を樹立。200mは決勝で21秒10(+0.3)の大会記録(当時)を樹立。3種目で大会記録を樹立という活躍を見せ、2年連続で2部の最優秀選手に選出された。
社会人時代
[編集]2013年
[編集]4月、日立化成に入社。
6月の日本選手権110mハードルで日本歴代10位(当時)の記録となる13秒61(+1.3)をマークし、自己ベストを0秒01更新して過去最高の2位に入った。10月の東アジア大会110mハードルでは膝の内側を痛めていたので痛み止めを打っての出場になったが、予選を突破して5位に入った[4]。
2015年
[編集]6月のアジア選手権110mハードルに出場したが、予選14秒04(-0.8)の組4着(全体9位)に終わり決勝進出を逃した。
2017年
[編集]6月24日の日本選手権110mハードル準決勝で自己ベスト(13秒61)を4年ぶりに更新する13秒59(+0.6)をマークしたが、翌日の決勝は13秒69(-0.2)とタイムを落とし、表彰台には0秒08及ばず4位に終わった。
自己ベスト
[編集]種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 10秒45 (+0.9) | 2012年5月12日 | 東京都 | |
200m | 21秒07 (+0.5) | 2011年10月8日 | 横浜市 | |
110mハードル | 13秒59 (+0.6) | 2017年6月24日 | 大阪市 | |
室内 | ||||
60mハードル | 7秒92 | 2018年2月3日 | 大阪市 |
主な成績
[編集]- 備考欄の記録は当時のもの
国際大会
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2013 (社1) | 東アジア大会 (en) | 天津市 | 110mH | 5位 | 13秒91 (-0.2) | |
2014 (社2) | 日中韓3カ国交流陸上 | 金華市 | 110mH | 6位 | 14秒28 (+2.5) | |
2015 (社3) | アジア選手権 | 武漢市 | 110mH | 予選 | 14秒04 (-0.8) | 全体9位 |
日本選手権
[編集]年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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2010 (大2) | 第94回 | 丸亀市 | 110mH | 準決勝 | 13秒90 (+1.2) | 自己ベスト |
2011 (大3) | 第95回 | 熊谷市 | 110mH | 準決勝 | 14秒17 (-2.0) | |
2012 (大4) | 第96回 | 大阪市 | 110mH | 6位 | 13秒99 (-0.6) | |
2013 (社1) | 第97回 | 調布市 | 110mH | 2位 | 13秒61 (+1.3) | 日本歴代10位 |
2014 (社2) | 第98回 | 福島市 | 110mH | 5位 | 13秒79 (+0.4) | |
2015 (社3) | 第99回 | 新潟市 | 110mH | 予選 | 13秒98 (-0.3) | |
2016 (社4) | 第100回 | 名古屋市 | 110mH | 7位 | 14秒61 (+2.4) | |
2017 (社5) | 第101回 | 大阪市 | 110mH | 4位 | 13秒69 (-0.2) | 準決勝13秒59 (+0.6):自己ベスト |
その他
[編集]- 主要大会を記載
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
2008 (高2) | 日本ジュニア室内大阪 | 大阪市 | 60mJH | 3位 | 8秒22 | |
2008 (高3) | インターハイ | 熊谷市 | 110mH | 2位 | 14秒17 | |
2009 (大1) | 関東インカレ (2-3部) | 東京都 | 110mH | 優勝 | 14秒45 (-2.4) | |
4x100mR | 準決勝 | DNF (2走) | ||||
4x400mR | 予選 | 3分23秒35 (2走) | ||||
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 110mH | 6位 | 14秒48 (+1.2) | ||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 110mH | 決勝 | 14秒55 (+1.6) | ||
日本インカレ | 東京都 | 110mH | 8位 | 14秒22 (+1.8) | ||
国民体育大会 | 新潟市 | 110mH | 予選 | 14秒25 (0.0) | ||
日本ジュニア選手権 | 名古屋市 | 110mH | 2位 | 14秒27 (-1.0) | ||
2010 (大2) | 関東インカレ (2部) | 東京都 | 200m | 2位 | 21秒24 (+0.3) | |
110mH | 優勝 | 14秒04 (+0.9) | ||||
4x100mR | 予選 | 42秒22 (2走) | ||||
4x400mR | 予選 | 3分18秒91 (2走) | ||||
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 110mH | 4位 | 13秒90 (+3.7) | ||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 110mH | 4位 | 14秒08 (-0.6) | ||
日本インカレ | 東京都 | 110mH | 4位 | 14秒03 (+0.7) | ||
国民体育大会 | 千葉市 | 110mH | 2位 | 13秒94 (-0.9) | ||
2011 (大3) | 織田記念 | 広島市 | 110mH | 予選 | 14秒00 (+0.7) | |
関東インカレ (2部) | 東京都 | 100m | 優勝 | 10秒81 (-2.7) | ||
200m | 2位 | 21秒62 (-3.6) | ||||
110mH | 優勝 | 14秒03 (-1.5) | ||||
4x100mR | 3位 | 40秒90 (2走) | ||||
4x400mR | 予選 | 3分20秒87 (2走) | ||||
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 100m | 準決勝 | 10秒84 (-1.0) | ||
110mH | 2位 | 13秒73 (+1.5) | ||||
サマー・ゲームス | 東京都 | 110mH | 2位 | 14秒12 (-0.5) | ||
4x100mR | 7位 | 41秒53 (2走) | ||||
日本インカレ | 熊本市 | 110mH | 優勝 | 13秒80 (-0.0) | ||
水戸招待 | 水戸市 | 110mH | 優勝 | 13秒67 (-1.3) | 日本歴代9位タイ | |
2012 (大4) | 織田記念 | 広島市 | 110mH | 2位 | 13秒59 (+2.1) | |
水戸招待 | 水戸市 | 110mH | 優勝 | 13秒77 (-0.3) | ||
ゴールデングランプリ川崎 | 川崎市 | 110mH | 6位 | 13秒83 (+0.2) | ||
関東インカレ (2部) | 東京都 | 100m | 優勝 | 10秒59 (-1.6) | 予選10秒45 (+0.9):大会記録 自己ベスト | |
200m | 優勝 | 21秒10 (+0.3) | 大会記録 | |||
110mH | 優勝 | 13秒62 (+2.0) | 日本歴代8位 大会記録 | |||
4x100mR | 3位 | 41秒33 (2走) | ||||
日本学生個人選手権 | 平塚市 | 100m | 予選 | 10秒97 (-1.7) | ||
110mH | 2位 | 13秒64 (+2.0) | ||||
布勢スプリント | 鳥取市 | 110mH | 3位 | 14秒19 (+0.1) | ||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 110mH | 優勝 | 14秒08 (0.0) | ||
日本インカレ | 東京都 | 100m | 準決勝 | DNS | 予選10秒80 (-1.8) | |
110mH | 優勝 | 13秒78 (+2.0) | ||||
国民体育大会 | 岐阜市 | 110mH | 5位 | 13秒93 (+0.8) | ||
実業団・学生対抗 | 小田原市 | 110mH | 3位 | 14秒10 (+0.1) | ||
2013 (社1) | 織田記念 | 広島市 | 110mH | 6位 | 13秒99 (+0.7) | |
ゴールデングランプリ東京 | 東京都 | 110mH | 7位 | 14秒02 (-1.4) | ||
東日本実業団選手権 | 那珂市 | 200m | 6位 | 21秒97 (0.0) | ||
110mH | 2位 | 14秒13 (-1.9) | ||||
布勢スプリント | 鳥取市 | 110mH | 2位 | 13秒94 (+2.3) | ||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 110mH | 2位 | 14秒16 (+0.3) | ||
全日本実業団選手権 | 熊谷市 | 110mH | 予選 | 14秒75 (+1.1) | ||
2014 (社2) | 織田記念 | 広島市 | 110mH | 4位 | 13秒84 (+1.3) | |
水戸招待 | 水戸市 | 110mH | 6位 | 14秒08 (+0.9) | ||
木南記念 | 大阪市 | 110mH | 4位 | 14秒15 (-0.7) | ||
東日本実業団選手権 | 福島市 | 110mH | 4位 | 14秒53 (-3.0) | ||
布勢スプリント | 鳥取市 | 110mH | 2位 | 13秒93 (+3.9) | ||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 110mH | 4位 | 14秒29 (-0.1) | ||
全日本実業団選手権 | 山口市 | 110mH | 3位 | 14秒08 (-1.9) | ||
2015 (社2) | 日本ジュニア室内大阪 (オープン) |
大阪市 | 60mH | 4位 | 8秒00 | |
60mH | 4位 | 7秒98 | 自己ベスト | |||
2015 (社3) | 静岡国際 | 袋井市 | 110mH | 3位 | 13秒97 (-0.8) | |
木南記念 | 大阪市 | 110mH | 3位 | 13秒83 (+1.0) | ||
110mH | 2位 | 13秒91 (-0.4) | ||||
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 110mH | 2位 | 14秒20 (-0.7) | ||
全日本実業団選手権 | 岐阜市 | 110mH | 3位 | 13秒85 (-0.7) | ||
布勢スプリント | 鳥取市 | 110mH | 2位 | 13秒90 (+1.4) | ||
エコパトラックゲームズ | 袋井市 | 100m | 5位 | 10秒49 (+0.2) | ||
2016 (社3) | 日本ジュニア室内大阪 (オープン) |
大阪市 | 60mH | 4位 | 8秒01 | |
60mH | 5位 | 7秒98 | 自己ベスト | |||
2016 (社4) | 織田記念 | 広島市 | 110mH | B決勝 | 14秒04 (+1.0) | |
水戸招待 | 水戸市 | 110mH | 優勝 | 13秒78 (+0.7) | ||
木南記念 | 大阪市 | 110mH | 4位 | 13秒87 (-0.2) | ||
110mH | 3位 | 13秒80 (-0.4) | ||||
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 200m | B決勝 | DNS | 予選21秒73 (+0.4) | |
110mH | 4位 | 14秒12 (-0.7) | ||||
布勢スプリント | 鳥取市 | 110mH | 6位 | 13秒87 (+1.4) | ||
実業団・学生対抗 | 平塚市 | 110mH | 6位 | 14秒01 (+0.5) | ||
全日本実業団選手権 | 大阪市 | 110mH | 7位 | 14秒19 (+0.7) | ||
日本記録挑戦会 | 伊丹市 | 200mH | 2位 | 22秒90 (-2.2) | ||
田島記念 | 山口市 | 110mH | 3位 | 13秒90 (-1.2) | ||
2017 (社5) | 織田記念 | 広島市 | 110mH | B決勝 | 14秒08 (-1.5) | |
水戸招待 | 水戸市 | 110mH | 優勝 | 13秒88 (-2.3) | ||
木南記念 | 大阪市 | 110mH | 5位 | 13秒87 (-0.8) | ||
110mH | 4位 | 13秒85 (-1.5) | ||||
東日本実業団選手権 | 秋田市 | 200m | 4位 | 21秒43 (-2.1) | ||
110mH | 2位 | 13秒75 (+1.1) | ||||
布勢スプリント | 鳥取市 | 110mH | 5位 | 13秒79 (+3.2) | ||
実業団・学生対抗 | 平塚市 | 110mH | 4位 | 13秒61 (+1.8) | ||
トワイライト・ゲームス | 東京都 | 110mH | 4位 | 13秒85 (+1.3) | ||
国民体育大会 | 松山市 | 110mH | 8位 | 13秒87 (+2.2) | ||
2018 (社5) | U20日本室内大阪 (オープン) |
大阪市 | 60mH | 3位 | 7秒98 | 自己ベストタイ |
60mH | 優勝 | 7秒92 | 自己ベスト | |||
2018 (社6) | 織田記念 | 広島市 | 110mH | 6位 | 13秒82 (+2.6) | |
木南記念 | 大阪市 | 110mH | 2位 | 13秒72 (+1.6) | ||
東日本実業団選手権 | 熊谷市 | 200m | 7位 | 21秒76 (-0.9) | ||
110mH | 2位 | 13秒74 (+1.8) |
脚注
[編集]- ^ “ロンドン五輪出場を目指す110mハードル選手 佐藤大志(ひろゆき)さん”. タウンニュース(さがみはら中央区版) (2012年2月16日). 2015年4月29日閲覧。
- ^ “【特集】大志、ロンドン五輪への挑戦”. 日刊スポーツ(青山スポーツ) (2011年12月20日). 2015年4月29日閲覧。
- ^ “第80回日本学生陸上競技対校選手権大会110mハードル優勝!!・青山学院大学陸上競技部 佐藤大志選手インタビュー”. 青山学院大学理工学部 (2011年9月27日). 2015年4月29日閲覧。
- ^ 陸連時報 2013年12月号 日本陸上競技連盟 (PDF, 12.4 MB) 2016年01月17日閲覧
外部リンク
[編集]- 佐藤大志 - ワールドアスレティックスのプロフィール
- 佐藤大志 (@sato_hurdle) - X(旧Twitter)
- 【特集】大志、ロンドン五輪への挑戦 - 青山スポーツ
- 卒業生紹介 - 青山学院大学 陸上競技部 短距離ブロック
記録 | ||
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先代 谷川聡 (13秒86) 1997年 |
関東インカレ2部 男子110mハードル 大会記録保持者 (13秒82 - 13秒62) 2012年5月12日 - |
次代 未定 |
先代 岩本俊介 (10秒49) 2005年 |
関東インカレ2部 男子100m 大会記録保持者 (10秒45) 2012年5月12日 - 2014年5月17日 |
次代 山縣亮太 (10秒23) 2014年5月17日 |
先代 神山知也、福島裕之 (21秒11) 2009年5月23日 2010年5月23日 |
関東インカレ2部 男子200m 大会記録保持者 (21秒10) 2012年5月20日 - 2013年5月25日 |
次代 原翔太 (20秒90) 2013年5月25日 |
受賞 | ||
前年 ダンカン・モゼ |
関東インカレ2部 男子最優秀選手 2011年 - 2012年 |
次年 原翔太 |