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佐賀県立有田窯業大学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐賀県立有田窯業大学校
地図北緯33度10分37.6秒 東経129度53分13.5秒 / 北緯33.177111度 東経129.887083度 / 33.177111; 129.887083座標: 北緯33度10分37.6秒 東経129度53分13.5秒 / 北緯33.177111度 東経129.887083度 / 33.177111; 129.887083
英称 Arita College of Ceramics
国公私立 公立学校
学校種別 専門学校
設置者 佐賀県
設置年月日 1985年
閉校年月日 2019年3月31日
共学・別学 男女共学
課程 専門課程
一般課程
設置学科 専門課程
 陶磁器科
一般課程
 ろくろ科
 絵付科
別科 短期研修
 絵付技法研修
 ろくろ成形研修
所在地 844-0013
Portal:教育
プロジェクト:学校/専修学校テンプレート
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佐賀県立有田窯業大学校(さがけんりつありたようぎょうだいがっこう、: Arita College of Ceramics)とは、かつて佐賀県西松浦郡有田町にあった陶磁器専門の専修学校。現在は、佐賀大学の有田キャンパス。

2016年平成28年)4月、4年制課程は、佐賀大学の新学部「芸術デザイン学部」[1]、2年制課程、短期研修は、佐賀県窯業技術センター人材育成事業に移行された。2015年(平成27年)4月入学生を最後に、生徒募集を停止している。なお2015年(平成27年)4月入学生(4年制課程)の卒業する2019年(平成31年)3月末まで存続した[2][3]

概要

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佐賀県立有田窯業大学校は窯業界の後継者・技術者育成を目的として、1985年昭和60年)に全国唯一の窯業専門の専修学校として開校した。学習内容に応じて1年制から4年制までの課程が設置されており、必要な技術に対応した選択が可能となっている。

沿革

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  • 1985年昭和60年) - 開校。
  • 1987年(昭和62年)
  • 1999年平成11年) - カリキュラムを一部改変。
  • 2005年(平成17年) - ドイツ・ハレ芸術デザイン大学と交換留学協定を締結。
  • 2008年(平成20年) - 佐賀大学文化教育学部と連携・協力協定を締結。
  • 2009年(平成21年) - 専門課程陶磁器科4年制を新設。
  • 2016年(平成28年) - 学生募集を停止。佐賀大学(新設の「芸術デザイン学部」)に移行・統合へ。
    • 2015年(平成27年)4月の4年制課程入学生の卒業する2019年(平成31年)3月末まで佐賀県立有田窯業大学校は存続。
    • 有田窯業大学校の校舎には佐賀大学の有田キャンパスが設置され継続利用。
  • 2019年(平成31年) - 2018年(平成30年)度終了をもって閉校[3]

設置課程・学科

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専門課程・陶磁器科

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  • 4年制課程(高度専門士認定課程) - 3コース(伝統、プロダクト、造形)
  • 2年制課程(専門士認定課程) - 2コース(成形技法、装飾技法)

一般課程

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  • ろくろ科
  • 絵付科

短期研修

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  • ろくろ成形研修
  • 絵付技法研修

交通アクセス

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最寄りの鉄道駅

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最寄りのバス停

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最寄りの道路(自家用車)

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周辺

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所在地の有田は日本の磁器発祥の地であり、近隣には研究機関や博物館のほか、数多くの窯元が立地している。

※ 全日制の課程、定時制の課程にセラミック科がある。また、定時制課程の科目を聴講生として聴講することもできる。

著名な出身者

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教職員

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学校長

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特別講師

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  • 井上萬二(白磁・人間国宝)
  • 中島宏(青磁・人間国宝)
  • 十四代今泉今右衛門(日本工芸会正会員)
  • 十四代中里太郎右衛門(日本工芸会正会員)
  • 増村紀一郎(漆芸・人間国宝)
  • 伊勢崎淳(備前焼・人間国宝)

脚注

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  1. ^ 佐賀大学の将来構想と新学部設置について - 佐賀大学ウェブサイト
  2. ^ 平成27年度入学生をもって有田窯業大学校の学生募集は終了しました - 佐賀県立有田窯業大学校ウェブサイト
  3. ^ a b “有田窯業大学校、本年度で幕 34年で2000人輩出 最後の卒業生巣立つ”. 西日本新聞. (2019年3月13日). https://www.nishinippon.co.jp/item/n/493728/ 2019年7月16日閲覧。 
  4. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、156頁。ISBN 978-4-10-320523-4 

関連項目

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外部リンク

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