厩舎関係者表彰
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(優秀調教助手賞から転送)
本記事では、日本中央競馬会 (JRA)による騎手、調教師および厩舎スタッフを対象とする表彰について説明する。
1987年にJRA賞が制定される前から存在している表彰である。授賞式は1月に中山競馬場、京都競馬場で行われる。
騎手が対象の表彰
[編集]- 優秀騎手賞 - 勝利度数部門、勝率部門(旧・騎乗技術賞)、賞金獲得部門、騎乗回数部門
- 勝利度数については、関西所属騎手の最多勝者には関西テレビ放送賞が授賞されている。(後述)
- 優秀障害騎手賞(1980年度から[1])
- 最多勝利新人騎手賞
- 特別模範騎手賞(1980年度から[1])
- フェアプレー賞(関東、関西。1980年度から[1])
- 年間最多勝利度数記録更新
- 新人年間最多勝利度数記録更新[2]
以下の部門は2012年度現在発表されていない。
関西テレビ放送賞(関西所属騎手最多勝)
[編集]日本中央競馬会 (JRA) 栗東トレーニングセンター(関西)所属の騎手のうち、その年の最多勝利をあげた者に与えられる[5]。
年度 | 受賞者[6] |
---|---|
1975-1978年 | 福永洋一 |
1979年 | 田原成貴 |
1980・1981年 | 河内洋 |
1982-1984年 | 田原成貴 |
1985・1986年 | 河内洋 |
1987年 | 南井克巳 |
1988-2000年 | 武豊 |
2001年 | 四位洋文 |
2002-2009年 | 武豊 |
2010・2011年 | 福永祐一 |
2012年 | 浜中俊 |
2013年 | 福永祐一 |
2014年[7] | 岩田康誠 |
2015年[8] | 福永祐一 |
2016[9]-2021年[10][11][12][13] | C.ルメール |
2022年[14] | 川田将雅 |
2023年[15] | C.ルメール |
優秀障害騎手賞
[編集]該当年度中に中央競馬に所属している騎手の中で、障害競走で10勝以上を満たせば複数人が受賞する。
受賞者
[編集]年 | 受賞者 |
---|---|
2001年[16] | 田中剛、熊沢重文 |
2002年[17] | 熊沢重文 |
2003年[18] | 嘉堂信雄 |
2004年[19] | 熊沢重文、嘉堂信雄 |
2005年[20] | 横山義行 |
2006年[21] | 西谷誠 |
2007年[22] | 西谷誠、小坂忠士 |
2008年[23] | 西谷誠、横山義行 |
2009年[24] | 五十嵐雄祐、熊沢重文 |
2010年[25] | 五十嵐雄祐、北沢伸也 |
2011年[26] | 該当者なし |
2012年[27] | 北沢伸也 |
2013年[28] | 高田潤 |
2014年[29] | 北沢伸也、西谷誠 |
2015年[30] | 五十嵐雄祐、高田潤 |
2016年[31] | 石神深一、平沢健治 |
2017年[32] | 石神深一(障害騎手特別賞も受賞)、熊沢重文 |
2018年[33] | 五十嵐雄祐、平沢健治 |
2019年 | 森一馬、石神深一 |
2020年 | 森一馬、石神深一 |
2021年 | 森一馬、石神深一 |
2022年[34] | 石神深一、森一馬 |
2023年[35] | 石神深一、小牧加矢太 |
調教師およびスタッフが対象の表彰
[編集]- 最多勝利調教師賞
- 最高勝率調教師賞
- 最多賞金獲得調教師賞
- 優秀調教師賞(関東、関西) - 旧・調教技術賞
- 優秀厩舎スタッフ賞(関東、関西) - 優秀調教師賞を受賞した調教師の厩舎スタッフに与えられる。1984年度時点での名称は「優秀調教師賞厩舎賞」[36]。
以下の部門は2012年度現在発表されていない。
- 最優秀調教師賞
- 重賞獲得調教師賞
- 優秀調教助手賞、優秀厩務員賞(旧・優秀馬丁賞)(関東、関西) - とくに優秀な成績を収めた者、20年以上のキャリアがあって勤務態度が模範となる者に与えられる[37]。2007年度以降発表されていない。
新人騎手育成賞
[編集]30勝以上の新人騎手が所属する厩舎が受賞する。
受賞者
[編集]年 | 受賞者 |
---|---|
2014年[29] | 音無秀孝 |
2015年[30] | 浅見秀一、庄野靖志 |
2016年 | 牧光二 |
2017年 | 該当者なし |
2018年 | 該当者なし |
2019年 | 安田隆行、藤原英昭、高木登 |
2020年 | 該当者なし |
2021年 | 松永昌博 |
2022年 | 石橋守、寺島良 |
2023年 | 大橋勇樹 |
脚注
[編集]- ^ a b c 「サークルだより『調教師・騎手等の表彰』」『優駿』、日本中央競馬会、1981年2月、98頁。
- ^ “ニュースぷらざ「池江寿調教師が初の全国首位」”. 競馬ブックコーナー. インターチャネル (2009年1月12日). 2012年5月27日閲覧。
- ^ 「サークルだより『障害100勝騎手を表彰』」『優駿』、日本中央競馬会、1982年2月、84頁。
- ^ 杉本清「マイクは歩く (3) 謎の扉をつき破って 福永洋一の巻」『優駿』、日本中央競馬会、1971年3月、35頁。
- ^ JRAニュース 2013年12月23日付 2013年度「関西テレビ放送賞」は福永祐一騎手が授賞2014年8月12日閲覧。
- ^ JRAニュース 1975-2013年歴代受賞者
- ^ “JRAニュース 2014年度「関西テレビ放送賞」は岩田 康誠騎手が受賞”. 日本中央競馬会 (2014年12月28日). 2014年12月28日閲覧。
- ^ “2015年度「関西テレビ放送賞」は福永 祐一騎手が受賞”. 日本中央競馬会 (2015年12月27日). 2015年12月31日閲覧。
- ^ 2016年度「関西テレビ放送賞」はC.ルメール騎手が受賞日本中央競馬会、2016年12月25日閲覧
- ^ 2017年度「関西テレビ放送賞」はC.ルメール騎手が受賞日本中央競馬会、2017年12月28日閲覧
- ^ “2018年度「関西テレビ放送賞」はC.ルメール騎手が受賞”. 日本中央競馬会 (2018年12月28日). 2018年12月28日閲覧。
- ^ “2019年度「関西テレビ放送賞」はC.ルメール騎手が受賞”. 日本中央競馬会 (2019年12月28日). 2019年12月28日閲覧。
- ^ “2020年度「関西テレビ放送賞」はC.ルメール騎手が受賞”. 日本中央競馬会 (2020年12月27日). 2020年12月27日閲覧。
- ^ 2022年度「関西テレビ放送賞」は川田 将雅騎手が受賞日本中央競馬会、2022年12月28日配信・閲覧
- ^ 2023年度「関西テレビ放送賞」はC.ルメール騎手が受賞日本中央競馬会、2023年12月28日配信・閲覧
- ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブック (2002年1月15日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブック (2003年1月13日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブック (2004年1月13日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブック (2005年1月17日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブック (2006年1月16日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブック (2007年1月15日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブック (2008年1月14日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブック (2009年1月12日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “ニュースぷらざ”. 競馬ブック (2010年1月12日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “2010年度JRA厩舎関係者表彰の受賞者が決定”. ラジオNIKKEI (2011年1月4日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “2011年度JRA厩舎関係者表彰の受賞者が決定”. ラジオNIKKEI (2012年1月4日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “2012年度厩舎関係者表彰受賞者決定”. 日本中央競馬会 (2013年1月4日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ “平成25年度厩舎関係者表彰受賞者(PDF)”. 日本中央競馬会 (2013年12月29日). 2014年7月26日閲覧。
- ^ a b 平成26年度厩舎関係者表彰日本中央競馬会2015年1月3日閲覧
- ^ a b 平成27年度厩舎関係者表彰日本中央競馬会2016年3月7日閲覧
- ^ 平成28年度厩舎関係者表彰日本中央競馬会2017年1月3日閲覧
- ^ 平成29年度厩舎関係者表彰日本中央競馬会2018年1月4日閲覧
- ^ “平成30年度 厩舎関係者表彰”. 日本中央競馬会 (2019年1月4日). 2019年1月5日閲覧。
- ^ 厩舎関係者表彰受賞者を発表【中央競馬】中日スポーツ、2023年1月4日配信・閲覧
- ^ JRAが2023年度厩舎関係者表彰受賞者を発表サンケイスポーツ、2024年1月4日配信・閲覧
- ^ 「中央競馬ニュースプラザ『昭和59年度厩舎関係者定期表彰』」『優駿』、日本中央競馬会、1985年2月、168頁。
- ^ 「サークルだより『調教師・騎手など表彰』」『優駿』、日本中央競馬会、1971年2月、36-37頁。