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円行 (藤沢市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 神奈川県 > 藤沢市 > 円行 (藤沢市)
円行
町丁大字
地図北緯35度23分44秒 東経139度27分28秒 / 北緯35.395453度 東経139.457831度 / 35.395453; 139.457831
座標位置:藤沢北警察署 付近
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 藤沢市
地区 湘南台地区、六会地区[1]
人口情報2023年(令和5年)9月1日現在[2]
 人口 7,405 人
 世帯数 3,516 世帯
面積[3]
  0.784244399 km²
人口密度 9442.21 人/km²
郵便番号 252-0805[4]
市外局番 0466(藤沢MA[5]
ナンバープレート 湘南
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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円行(えんぎょう)は、神奈川県藤沢市にある地名。現行行政地名は円行一丁目及び円行二丁目と大字円行。住居表示はいずれも未実施区域[6]

地理

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藤沢市の北部に位置する。地域の中心を引地川が縦断する。引地川下流にある石川大庭と同じく引地川が相模野台地を削って出来た谷戸地形が中心である。

藤沢市北部の工業地帯である桐原工業団地いすゞ自動車藤沢工場と、市街地・住宅地帯である湘南台の間に位置し、西部は準工業地帯、東部は湘南台から連続した住宅地・市街地として発展しつつある。

歴史的な円行地域は現在の湘南台の西部を含むため、円行公園円行八幡宮などの円行の名がつく施設であっても住所が湘南台である。その一方、湘南台が藤沢市北部の中心として発展しているため、住所は円行であっても湘南台の名をつける施設が多くある[注 1]

河川

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地価

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住宅地の地価は、2023年令和5年)1月1日公示地価によれば、円行字滝之沢826番16の地点で17万7000円/m2となっている[9]

歴史

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全域が相模国高座郡に属す。平安時代末期頃から鎌倉時代初期頃に成立した渋谷荘に属し、渋谷氏の支配を受けていたと考えられている。

南北朝時代小字梅田(現:湘南台4丁目、梅田稲荷がある)の地に円行寺が建立されこの地の由来となったという[10]。円行寺は現在座間市にある円教寺であるという。

豊臣秀吉による小田原征伐の際、制札に「シホヤノ庄圓行郷」との表記が見える[7]

新編相模国風土記稿』には「圓行村」として記されている。当時の領主は大久保忠保、地頭は石川大膳[7]

廃藩置県後は周辺の5村と合併し六会村となる。藤沢市に合併後、藤沢市の北部第一区画整理事業[11]により引地川東岸が湘南台として分離する一方、北部第二(一地区)土地区画整理事業[12]によって区画整理され、1丁目・2丁目が成立した。また桐原工業団地の成立時に西の一部が桐原町として分離している。

地名の由来

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かつてこの地にあった円行寺の名から[10]

沿革

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町名・地名の変遷

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実施後 実施年月日 実施前(各地名ともその一部)
円行 住居表示未実施 円行
円行1丁目 1994年9月23日
円行2丁目
桐原町 1966年10月29日 石川および円行
湘南台2丁目 1984年 円行
湘南台3丁目

世帯数と人口

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2023年(令和5年)9月1日現在(藤沢市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[2]

大字丁目 世帯数 人口
円行 1,011世帯 2,168人
円行一丁目 1,140世帯 2,514人
円行二丁目 1,365世帯 2,723人
3,516世帯 7,405人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[15]
4,483
2000年(平成12年)[16]
4,730
2005年(平成17年)[17]
5,516
2010年(平成22年)[18]
6,104
2015年(平成27年)[19]
6,416
2020年(令和2年)[20]
6,837

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[15]
2,120
2000年(平成12年)[16]
2,235
2005年(平成17年)[17]
2,465
2010年(平成22年)[18]
2,746
2015年(平成27年)[19]
2,802
2020年(令和2年)[20]
3,136

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[21]

大字丁目 事業所数 従業員数
円行 19事業所 328人
円行一丁目 42事業所 841人
円行二丁目 80事業所 1,558人
141事業所 2,727人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[22]
144
2021年(令和3年)[21]
141

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[22]
2,304
2021年(令和3年)[21]
2,727

交通

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鉄道

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バス

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道路

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橋梁

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引地川にかかる横須賀水道管橋
  • 円行大橋
  • 円行新橋
  • 湘南台大橋
  • 横須賀水道管橋

施設

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公共施設

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藤沢北警察署

教育機関

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神奈川県立湘南台高等学校

スーパー・大型商業施設

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ケイヨーデイツー湘南台店

史跡

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関連項目

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その他

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日本郵便

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脚注

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注釈

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  1. ^ ケイヨーデイツー湘南台店、ノジマ湘南台店、イエローハット湘南台店、等。
  2. ^ 曹洞宗寺院。正保元年建立[7]。明治初期に廃寺。相模国準四国八十八ヶ所の札所46番。大師像は亀井野雲昌寺にある[26]

出典

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  1. ^ 13地区別・年齢別人口(2014年10月1日現在)|藤沢市
  2. ^ a b 町丁字別人口と世帯数(国勢調査を基準とした推計値)2023年9月” (PDF). 藤沢市 (2023年9月6日). 2023年9月21日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  3. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2023年8月25日閲覧。(CC-BY-4.0)
  4. ^ a b 円行の郵便番号”. 日本郵便. 2023年8月25日閲覧。
  5. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  6. ^ 住居表示実施区域”. 藤沢市. 2018年2月26日閲覧。
  7. ^ a b c d e f 間宮士信 等編『新編相模国風土記稿』鳥跡蟹行社〈第3輯 大住・愛甲・高座郡〉、1888年。NDLJP:763969/479 
  8. ^ 準用河川 不動川の概要
  9. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年8月9日閲覧。
  10. ^ a b 藤沢市湘南台 | 湘南台アーカイヴ | 湘南台大好き
  11. ^ a b c d 北部第一土地区画整理事業|藤沢市
  12. ^ a b 北部第二(一地区)土地区画整理事業|藤沢市
  13. ^ a b c d e 六会地区の紹介|藤沢市
  14. ^ a b 藤沢市文書館 市史編さん
  15. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  16. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  17. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  18. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  19. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  20. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  21. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  22. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  23. ^ 藤沢北警察署ホームページ
  24. ^ 市民の家の利用案内|藤沢市
  25. ^ 公益財団法人藤沢市まちづくり協会-協会ビルのご案内
  26. ^ 鵠沼を語る会 「相模国準四国八十八 「相模国準四国八十八ヶ所」調査報告
  27. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年7月17日閲覧。

外部リンク

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