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北檜山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北檜山駅
きたひやま
Kitahiyama
丹羽 (5.6 km)
(5.4 km) 瀬棚
所在地 北海道瀬棚郡北檜山町字北檜山
北緯42度24分47秒 東経139度52分32.8秒 / 北緯42.41306度 東経139.875778度 / 42.41306; 139.875778座標: 北緯42度24分47秒 東経139度52分32.8秒 / 北緯42.41306度 東経139.875778度 / 42.41306; 139.875778
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 瀬棚線
キロ程 43.0 km(国縫起点)
電報略号 キヤ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1932年昭和7年)11月1日
廃止年月日 1987年(昭和62年)3月16日
備考 瀬棚線廃線に伴い廃駅
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1976年の北檜山駅と周囲約750 m範囲。左が瀬棚方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

北檜山駅(きたひやまえき)は、北海道瀬棚郡北檜山町字北檜山(現・久遠郡せたな町北檜山区北檜山)にあった日本国有鉄道(国鉄)瀬棚線廃駅)である。電報略号キヤ事務管理コードは▲141608[1]1984年(昭和59年)まで運行されていた急行「せたな」の停車駅であった。

駅構造

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廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[2]。ホームは線路の北側(瀬棚方面に向かって右手側)に存在した。旅客列車の発着に使用する駅舎側の本線の南側にホームを有さないかつては副本線であった側線を有し、さらにその側線南側から国縫方に短い側線が1線分岐していた。そのほか国縫方から駅舎側に分岐し駅舎東側の切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を1線有していた[2]

職員配置駅で、駅舎は構内の北側に位置しホーム中央部分に接していた[2]。開業当初からの駅舎は改築され、赤い屋根の鉄筋コンクリート平屋建てで、玄関が防寒のためにアルミサッシの戸の二重構造を有する建物となっていた[2]

歴史

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駅名の由来

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当初の駅名「東瀬棚」は当時の所在村名(東瀬棚村[3])による。その後東瀬棚村は町制施行ののち、1955年(昭和30年)4月1日に太櫓村と合併し北檜山町となり、所在地名も「北檜山町東瀬棚[1]」となっていたが、地元の要望を受け1966年(昭和41年)10月1日に「北檜山」に改称された[4]

利用状況

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1981年度の1日乗降客数は521人[2]

駅周辺

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バス路線

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函館バスの北桧山出張所が設置される。建物は旧駅舎をそのまま使用している。

駅跡

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駅構内はバスターミナルとなり、旧駅舎は待合所として利用されている。駅舎内の出札窓口もそのまま使用されている[6]。また線路跡は埋め立てられたが一部残存する。また駅前の倉庫群も残っていた[7][8]

隣の駅

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日本国有鉄道
瀬棚線
丹羽駅 - 北檜山駅 - 瀬棚駅

脚注

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  1. ^ a b 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、220頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  2. ^ a b c d e 『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』小学館、1983年7月、65ページ。
  3. ^ a b 内閣印刷局, ed (1932-10-26). “鉄道省告示 第423号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (1748). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2958219/3. 
  4. ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、25頁。ASIN B000J9RBUY 
  5. ^ a b c d 『道南鉄道100年史 遥』北海道旅客鉄道函館支社、2003年2月。
  6. ^ 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、78ページ。
  7. ^ 『鉄道廃線跡を歩くVII』JTBパブリッシング、2000年1月、78ページ。
  8. ^ 『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』JTBパブリッシング、2010年4月、163-164ページ。

関連項目

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