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利用者:サカケン

都営バス南水元営業所(とえいバスみなみみずもとえいぎょうしょ)とは、東京都葛飾区南水元にあり、葛飾区・墨田区・台東区・江戸川区周辺の路線を担当している営業所。正式名称は、東京都交通局南水元自動車営業所。営業所記号は「X」を用いる。

沿革[編集]

  • 「南水元自動車営業所」を開設する。営業所記号は、廃止され欠番となっていた新宿自動車営業所八王子支所の「X」を用いる。
  • 管轄下に「南水元自動車営業所西水元支所」を開設。
  • 西水元支所を分駐所に格下げ、「南水元自動車営業所西水元分駐所」に改称する。
  • 西水元分駐所を廃止。同時に葛飾西水元発着便を廃止。

現行路線[編集]

葛西25系統[編集]

  • 葛西25:金町駅 - 亀有警察署 - 中川大橋 - 青戸車庫 - 平和橋 - 新小岩駅北口 - 京葉交差点 - 船堀駅 - 三角 - 葛西駅
  • 葛西25:金町駅 - 亀有警察署 - 中川大橋 - 青戸車庫 - 平和橋 - 新小岩駅北口 - 京葉交差点 - 船堀駅 - 三角 - 葛西駅 - 堀江団地 - 葛西臨海公園駅
  • 葛西25折返:金町駅 - 亀有警察署 - 中川大橋 - 青戸車庫 - 平和橋 - 新小岩駅北口 - 新小岩駅
  • 葛西25出入:江戸川車庫 - 葛西駅

金町駅を起点として、葛飾警察署まで草39系統と並行し、平和橋通りを経由し、京葉交差点からは錦25系統と同様の経路で葛西駅に向かう。
一部、葛西駅から臨海28系統と並行し、葛西臨海公園駅まで運行し、乗務員の食入や休憩などで江戸川車庫に出入する便も存在する。

錦25系統[編集]

  • 錦25:錦糸町駅 - 水神森 - 中川新橋 - 京葉交差点 - 船堀駅 - 三角 - 葛西駅

江戸川営業所と共管で、上27との組ダイヤ(間合い)で運行されている。

上27系統[編集]

  • 上27:上野松坂屋 - 浅草寿町 - 押上 - 亀戸駅 - 境川 - 江戸川車庫 - 葛西駅
  • 上27:上野松坂屋 - 浅草寿町 - 押上 - 亀戸駅

南水元営業所の路線で最も古くから走っている。開設時は旧・江戸川営業所が受け持ち、統合の際に臨海営業所(当時)に移管された。南水元営業所と共管になったが、2年後に臨海営業所が撤退し、南水元営業所の単独となり、現在に至る。
出入は、葛西25で行い、錦25との組ダイヤ(間合い)が存在する。
例①:[上27]上野松坂屋→葛西駅→[錦25]葛西駅→錦糸町駅→[回送]→[上27]亀戸駅→上野松坂屋
例②:[上27]上野松坂屋→亀戸駅→[回送]→[錦25]錦糸町駅→葛西駅

金31系統[編集]

  • 金31甲:金町駅北口 → 東金町小学校 → 南水元車庫 → 飯塚商店街 → 東金町小学校 → 金町駅北口(循環)
  • 金31甲:金町駅北口 → 東金町小学校 → 南水元車庫(入庫)
  • 金31甲:南水元車庫 → 飯塚商店街 → 東金町小学校 → 金町駅北口(出庫)
  • 金31乙:金町駅 → 都営新宿団地 → 南水元車庫(入庫)
  • 金31乙:南水元車庫 → 飯塚商店街 → 都営新宿団地 → 金町駅(出庫)
    • 1993年3月5日:金31系統を金町駅北口 - 南水元車庫 - 葛飾清掃工場 - 葛飾西水元間で開設する。
    • 2000年4月1日:西水元支所開設に伴い、西水元が主管で共管となる。
    • 2002年4月1日:乗客減に伴い南水元車庫 - 葛飾西水元間を短縮し、全便を南水元に移管、金町駅北口 - 南水元車庫間での運行となり、西水元支所が分駐所に格下げされた。
    • 2006年4月1日:金町駅 - 南水元車庫間の出入庫便(葛西25、葛飾01)を統合し、金31系統に編入、金町駅北口 - 南水元車庫は金31甲、金町駅 - 南水元車庫を金31乙とする。
    • 2007年4月1日:金31甲の始終車と一部を除き、循環化。

金町駅北口から南水元車庫、飯塚商店街を経由し、金町駅北口に戻る循環便の甲と、出入庫の役割である金町駅南口から南水元車庫の乙からなる系統。一方通行の道路を通る関係で、出庫時と入庫時の経路が異なる。
開設時は、交通便が悪い南水元地区や西水元地区を結んでいた。しかし、葛飾清掃工場以北の乗客が減っていったため、葛飾清掃工場で折り返す便が新設されたが、のちに南水元車庫まで短縮された。当初は飯塚商店街や東金町小学校経由ではなく、東金町二丁目経由で運行されていた(東金町小学校付近の道路が未開通であったため)。
その後、金町駅からの出入庫便が2系統になることから、それらを統合し、金31乙として編入、金町駅北口発着を金31甲とした。同時に現在の経路に変更する。2007年4月1日からは甲の車庫止まりの一部を除き循環化を開始した。
乙は出入庫の役割であるため、運行本数は非常に少ない上、甲のように循環運転をしない。また、甲と重複している区間のバス停では、甲のほうが早く金町駅に着く旨の案内がなされている。

草38系統[編集]

  • 草38甲:葛飾清掃工場 - 大谷田 - 亀有駅 - 青戸車庫 - 四ツ木橋 - 浅草寿町 - 上野駅 - 上野松坂屋
  • 草38乙:金町駅北口 - 東金町小学校 - 飯塚商店街 - 葛飾清掃工場 - 大谷田 - 亀有駅 - 青戸車庫 - 四ツ木橋 - 浅草寿町 - 上野駅 - 上野松坂屋
  • 草38丙:葛飾清掃工場 - 大谷田 - 亀有駅 - 青戸車庫 - 四ツ木橋 - 浅草寿町
  • 草38丁:金町駅北口 - 東金町小学校 - 飯塚商店街 - 葛飾清掃工場 - 大谷田 - 亀有駅 - 青戸車庫 - 四ツ木橋 - 浅草寿町
  • 草38折返:葛飾清掃工場 - 大谷田 - 亀有駅 - 青戸車庫
    • 1993年3月5日:草38を開設。青戸支所と共管し、開設時は葛飾西水元 - 浅草寿町・上野松坂屋間で運行していた。
    • 2000年4月1日:西水元支所開設に伴い、西水元支所と青戸支所の共管に変更。
    • 2003年3月30日:西水元分駐所の廃止に伴い、南水元営業所と青戸支所の共管に再変更。同時に葛飾西水元発着から現在の葛飾清掃工場に変更。
    • 2006年4月1日:青戸支所のはとバス委託に伴い、共管を解消、南水元営業所の単独となる。同時に金町駅北口 - 葛飾清掃工場間を一部便で延長。

草39系統の支線として開設された路線。開設当初は葛飾区西水元地域と浅草を結ぶ路線として南水元営業所と青戸支所で共管であったが、西水元支所が開設されたので、南水元担当便を西水元に移管する。しかし、金31と同様、西水元地区の乗客減に伴い、西水元分駐が廃止され、南水元営業所に移管、同時に葛飾清掃工場発着となった。青戸支所との共管が解消されてからは、一部の便を金町駅北口まで延長する。
毎時3~4本のうち1~2本は金町駅北口発着である。草39との誤乗を防ぐため、車内放送による注意喚起を行っている。
葛飾清掃工場から青戸車庫行きが設定されているのは、かつて青戸便の出入の名残である。

上46系統[編集]

  • 上46:上野松坂屋 - 上野駅 - 浅草寿町 - 吉原大門 - 南千住駅入口 - 南千住駅東口
  • 上46:上野松坂屋 - 上野駅 - 浅草寿町 - 吉原大門 - 南千住車庫

南千住営業所と共管で、出入は草38で行う。

廃止・撤退路線[編集]

葛飾01系統[編集]

葛飾区からの委託で試験運行を行っていたが、乗客が少なかったため、予定通り1年で終了した。

錦37系統[編集]

  • 錦37:錦糸町駅 - 押上駅 - 中居掘 - 八広 - 青戸車庫 - 亀有警察署 - 金町駅
  • 錦37:錦糸町駅 - 押上駅 - 中居掘 - 八広 - 青戸車庫

詳細は青戸支所を参照。
開設時より青戸支所と共管で、2006年のはとバス委託の際に、南千住営業所青戸分駐所と共管となったが、2008年に錦37もはとバス委託となり青戸支所に移管した。なお、金町駅までの運行は南水元の担当分だけだった。

草39系統[編集]

  • 草39甲:金町駅 - 亀有警察署 - 中川大橋 - 青戸車庫 - 四ツ木橋 - 浅草寿町 - 上野松坂屋
  • 草39乙:金町駅 - 亀有警察署 - 中川大橋 - 青戸車庫 - 四ツ木橋 - 浅草寿町

詳細は青戸支所を参照。
青戸支所と共管であったが、2006年のはとバス委託の際に撤退。

備考[編集]

指定車種:いすゞ自動車三菱ふそう日野自動車、日産ディーゼル工業(現・UDトラックス)も配置)
音声合成:レシップ

脚注[編集]