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利用者:Chova/抱分

抱分(だきわかれ)は柔道投技横捨身技15本の一つ。

概要[編集]

お互いに右組の場合、相手(受)が内股などの背後を見せる技を仕掛けてきた時、右側に体をずらしながら背後から組み付いて左側に体を捻りつつ倒れ込み(体を捨てて)、その勢いで後方に投げる。 かつては、寝技の攻防の中で受が四つん這いになる姿勢などから仕掛けても投技として効果が認められたが、現在は寝勝負からは投技としての効果を認めないルールになっており、試合の中で見ることは少なくなった。

類似の技[編集]

抱分と類似の技として裏投横車がある。裏投は受の背後を取る点は似ているが抱え上げて真後ろに反って投げるので体を捨てる方向と反りを使う点で異なる。横車は体の捨て方や捻りながら投げるメカニズムはよく似ているが、前や側方から受の後帯をつかむので、その点が異なる。

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

醍醐敏郎『写真解説 講道館柔道投技 下』本の友社 1999年 ISBN 4-89439-190-2