前川喜久雄
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人物情報 | |
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生誕 |
1956年(67 - 68歳) 日本 京都府 |
出身校 | 上智大学 |
両親 | 父:前川誠郎(西洋美術史家) |
学問 | |
研究分野 |
音声学 言語資源 |
研究機関 |
鳥取大学 国立国語研究所 |
博士課程指導教員 |
菅原勉 小島慶一(上智大学大学院在学時) |
指導教員 | 古井貞熙(博士論文主査)[注釈 1] |
学位 | 博士(学術)(東京工業大学・2011年) |
称号 |
ISCAフェロー(2023年) 国立国語研究所名誉教授(2022年) |
主な業績 | 話し言葉としての日本語研究のための言語資源の開発 |
学会 |
ISCA IPA 日本音声学会 日本言語学会 日本音響学会 日本語学会 |
前川 喜久雄(まえかわ きくお、1956年 - )は、日本の言語学者。専門は音声学、言語資源など。国立国語研究所名誉教授。
国立国語研究所の研究系長、副所長を経て2023年4月より同研究所所長を務める。
来歴・人物
[編集]<主な出典:[1]>
- 1956年 - 京都府生まれ[2][注釈 2]。
- 1980年 - 上智大学外国語学部卒業。
- 1982年 - 上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻博士前期課程修了。言語学修士。
- 1984年 - 上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻博士後期課程中退。
- 1984年 - 鳥取大学教育学部助手。
- 1987年 - 鳥取大学教育学部講師。
- 1989年 - 国立国語研究所言語行動研究部第二研究室研究員。
- 1992年 - 国立国語研究所言語行動研究部第二研究室主任研究官。
- 1994年 - 国立国語研究所言語行動研究部第二研究室室長。
- 2001年 - 独立行政法人国立国語研究所研究開発部門第二領域領域長。
- 2005年 - 一橋大学連携教授(2014年まで)。
- 2006年 - 独立行政法人国立国語研究所研究開発部門言語資源グループ長。
- 2009年10月 -
- 2011年 - 東京工業大学博士(学術)[4][注釈 3]。
- 2013年10月 - 人間文化研究機構国立国語研究所副所長(2016年3月まで)。
- 2016年 - 人間文化研究機構国立国語研究所研究系(音声言語研究領域)教授(2022年3月まで)。
- 2022年
- 2023年 - 人間文化研究機構国立国語研究所所長(任期:同年4月1日 - 現任中[注釈 4])。
同じく2023年に、話し言葉としての日本語研究のための言語資源の開発への貢献が評価されて、国際音声コミュニケーション学会のフェローに選出された [8]。
学会
[編集]賞歴
[編集]- 2010年、2012年、2021年にそれぞれ国立国語研究所所長賞を受賞。
- 2011年、2012年にそれぞれ日本音声学会優秀論文賞を受賞。
著書
[編集]単著
[編集]共著
[編集]- (田窪行則、窪薗晴夫、本多清志、白井克彦、中川聖一)『岩波講座 言語の科学(2) 音声』(岩波書店、1998年)
- (堀正広、浮網茂信、西村秀夫、小迫勝)『コロケーションの通時的研究──英語・日本語研究の新たな試み』(ひつじ書房、2009年)
- (日本音響学会編、森大毅、粕谷英樹)『音響サイエンスシリーズ(12)音声は何を伝えているか──感情・パラ言語情報・個人性の音声科学』(コロナ社、2014年)
編著
[編集]- 『講座日本語コーパス(1)コーパス入門』(朝倉書店、2013年)
監修
[編集]- (山崎誠編)『講座日本語コーパス(2) 書き言葉コーパス――設計と構築』(朝倉書店、2014年)
- (田野村忠温編)『講座日本語コーパス(6) コーパスと日本語学』(朝倉書店、2014年)
- (小磯花絵編)『講座日本語コーパス(3) 話し言葉コーパス――設計と構築』(朝倉書店、2015年)
- (田中牧郎編)『講座日本語コーパス(4) コーパスと国語教育』(朝倉書店、2015年)
- (砂川有里子編)『講座日本語コーパス(5) コーパスと日本語教育』(朝倉書店、2016年)
- (松本裕治、奥村学編)『講座日本語コーパス(8) コーパスと自然言語処理』(朝倉書店、2017年)
- (伝康晴、荻野綱男編)『講座日本語コーパス(7) コーパスと辞書』(朝倉書店、2019年)
共監修
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 「VI 教員の研究活動と成果 - 前川喜久雄」『国立国語研究所年報』第2021巻、国立国語研究所、2023年3月、150-151頁。
- ^ “研究者紹介:前川喜久雄”. ことばの波止場. 国立国語研究所 (2018年3月). 2023年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月1日閲覧。
- ^ “話し言葉と書き言葉――音声学から見た違い”. ニホンゴ探検2021. 国立国語研究所. 2023年2月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月1日閲覧。
- ^ 前川喜久雄『コーパスを利用した自発音声の研究』(博士(学術)論文)東京工業大学、2011年。学位授与番号: 乙第4051号 。
- ^ 大学共同利用機関法人人間文化研究機構職員退職規程第2条、第4条を参照。同研究所の研究教育職員の定年は満65歳であり、定年に達した年度末をもって退職を迎えるもの。
- ^ “名誉教授”. 沿革・歴史. 国立国語研究所. 2023年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月1日閲覧。
- ^ 「資料 客員教授」『国立国語研究所要覧』第2022/2023巻、国立国語研究所、2022年6月、49頁。
- ^ “2023 ISCA FELLOWS” (英語). 国際音声コミュニケーション学会(ISCA). (2023年4月7日). オリジナルの2023年4月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ “歴代学会会長一覧”. 沿革. 日本音声学会. 2023年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 国立国語研究所 所長(前川喜久雄)メッセージ
- 前川喜久雄(researchmap)
- 前川喜久雄(国立国語研究所) - ウェイバックマシン(2019年3月4日アーカイブ分)
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