北子安
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北子安 | |
---|---|
北子安の位置 | |
北緯35度20分5.0秒 東経139度55分2.0秒 / 北緯35.334722度 東経139.917222度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 千葉県 |
市町村 | 君津市 |
設置 | 1889年(明治22年)4月1日 |
人口 | |
• 合計 | 5,305人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
299-1161[2] |
市外局番 | 0439[3] |
ナンバープレート | 袖ヶ浦 |
北子安(きたこやす)は、千葉県君津市の地名。現行行政地名は大字北子安および北子安1丁目から6丁目。郵便番号は299-1161[2]。
本記事ではかつて木更津市に存在した大字北子安飛地(きたこやすとびち)についても解説する。
地理
[編集]市内北西部、小糸川下流右岸に位置する。地内南部は君津市の中心市街地の一部にあたり、住宅地が広がる。一方、北部は木更津市との境界をなす山林であるが、一部は山砂の採取場となって削られている。
北で木更津市畑沢および木更津市畑沢南、東から南にかけて南子安、南西で杢師、西で久保・北久保・陽光台とそれぞれ接する(特記ないものは君津市)。
地内北側が大字北子安であり、南側は南西から北西にかけて1丁目 - 3丁目、そこから東に向かって4丁目 - 6丁目が所在する。
歴史
[編集]地名の由来
[編集]沿革
[編集]- 江戸時代 - 周淮郡北子安村成立。当初は幕府・清水家・旗本安藤氏・窪田氏他4氏相給、のち与力給知および旗本安藤氏・林氏他5氏相給。
- 1873年(明治6年) - 北子安村、千葉県に所属。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により周淮郡八重原村大字北子安となる。同時に西側に存在した北子安村の飛地は周淮郡波岡村大字北子安飛地となる。
- 1897年(明治30年)4月1日 - 八重原村・波岡村、郡統合により君津郡所属となる。
- 1942年(昭和17年)11月3日 - 波岡村と木更津町、巖根村、清川村が合併し木更津市が成立、北子安飛地は同市の大字となる。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 八重原村と周西村が合併し君津郡君津町が成立、北子安は同町の大字となる。
- 1971年(昭和46年)9月1日 - 君津町が市制施行し、君津市となる。
- 1975年(昭和50年)4月23日 - 北子安跨線橋開通[4]。
- 1978年(昭和53年)12月1日 - 北子安の一部で住居表示実施[4]、久保3丁目に編入。
- 1979年(昭和54年)10月1日 - 北子安飛地の一部で住居表示実施[5]、畑沢南5丁目に編入。
- 1981年(昭和56年)12月1日 - 北子安の一部で住居表示実施[4]、南子安1丁目 - 9丁目に編入。
- 1983年(昭和58年)10月1日 - 北子安の一部で住居表示実施[4]、北子安1丁目 - 6丁目成立。
- 1986年(昭和61年)2月1日[注 1] - 北子安飛地全域で住居表示実施[5]、畑沢南5丁目 - 6丁目に編入、大字北子安飛地消滅。
統計
[編集]世帯数[表注 2] | 人口[表注 3] | 地図 | |
---|---|---|---|
北子安 | 18 | 25 | 北緯35度20分15秒 東経139度55分0秒 |
北子安1丁目 | 463 | 925 | 北緯35度19分45秒 東経139度54分32秒 |
北子安2丁目 | 511 | 1,116 | 北緯35度19分54秒 東経139度54分40秒 |
北子安3丁目 | 187 | 362 | 北緯35度19分57秒 東経139度54分29秒 |
北子安4丁目 | 460 | 987 | 北緯35度20分4秒 東経139度54分50秒 |
北子安5丁目 | 504 | 1,160 | 北緯35度20分0秒 東経139度55分6秒 |
北子安6丁目 | 335 | 730 | 北緯35度19分55秒 東経139度55分17秒 |
計 | 2,478 | 5,305 |
- ^ “平成29年君津市人口”. 君津市 (2017年11月8日). 2017年11月20日閲覧。
- ^ 単位:世帯
- ^ 単位:人
小・中学校の学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
大字・丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|---|
北子安 | 全域 | 君津市立北子安小学校 | 君津市立君津中学校 |
北子安1丁目 | 全域 | ||
北子安2丁目 | 全域 | ||
北子安3丁目 | 全域 | ||
北子安4丁目 | 全域 | ||
北子安5丁目 | 全域 | ||
北子安6丁目 | 全域 |
交通
[編集]鉄道
[編集]地内西部をJR内房線が通過するが、駅はない。最寄駅は君津駅。また地内から木更津市にかけて子安トンネル(下り)および新子安トンネル(上り)を通過する。
バス
[編集]この他、君津市コミュニティバス小糸川循環線 が1丁目の南西端(久保5丁目・杢師1丁目との境界線上)を通過するが、バス停はない。
道路
[編集]- 一般国道
- 国道127号(内房なぎさライン) - 大字北子安および5丁目・6丁目東部を南北に通過する。
- その他の主要な道路
- 君津市道坂田九十九坊線 - 北子安跨線橋で内房線をまたぐ。
施設
[編集]- 北子安
- 君津市立北子安小学校
- ファミリーマート君津北店
- 北子安1丁目
- 北子安県営住宅
- 雇用促進住宅君津宿舎
- 北子安2丁目
- 菅原神社
- 秀明院
- 天神公園[7]
- 北子安3丁目
- 西原公園[7]
- 北子安4丁目
- 台中公園[7]
- 北子安5丁目
- 北子安6丁目
公立小学校の学区は全域で君津市立北子安小学校、公立中学校は君津市立君津中学校[8]。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典12. 千葉県』角川書店、1984年。ISBN 4040011201。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 角川日本地名大辞典では昭和57年とある。
出典
[編集]- ^ “平成29年君津市人口”. 君津市 (2017年11月8日). 2017年11月20日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月16日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月20日閲覧。
- ^ a b c d 【平成24年版】君津市統計書 付録 (PDF) - 君津市
- ^ a b 住居表示実施区域一覧表 (PDF) - 木更津市
- ^ “君津市立小中学校の通学区域一覧表”. 君津市 (2017年9月11日). 2017年11月20日閲覧。
- ^ a b c d “公園・緑地”. 君津市 (2013年4月25日). 2016年4月6日閲覧。
- ^ “君津市立小中学校の通学区域一覧表”. 君津市. 2016年4月6日閲覧。
関連項目
[編集]木更津市畑沢南 | 木更津市畑沢 | |||
陽光台 久保(飛地) 北久保 |
南子安 | |||
北子安 | ||||
久保 | 杢師/南子安 |