吉澤ステーブル
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒057-0171 北海道浦河郡浦河町西舎444-1 北緯42度12分7.8秒 東経142度51分52.7秒 / 北緯42.202167度 東経142.864639度座標: 北緯42度12分7.8秒 東経142度51分52.7秒 / 北緯42.202167度 東経142.864639度 |
設立 | 1996年10月 |
業種 | 水産・農林業 |
法人番号 | 9430001055958 |
事業内容 |
競走馬の預託及び管理 競走馬の育成及び販売 等 |
代表者 | 代表取締役 吉澤克己 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 23億円(令和2年度) |
外部リンク |
www |
株式会社吉澤ステーブル(よしざわステーブル)は、北海道浦河郡浦河町西舎444-1に本場が所在し、茨城県と滋賀県に分場を構える競走馬育成牧場である[1]。
概要
[編集]1994年[注 1]に開場。当初は12馬房の半分しか埋まらず、代表の吉澤克己とグランド牧場会長の実弟の伊藤圭三(現・JRA調教師・美浦トレーニングセンター所属)が札幌光星高校の同級生で馬術部所属(1980年国民体育大会の障害飛越団体において優勝)だったという縁から、同牧場が6頭を預けて支援を行っていた。その中の1頭に、後にダート路線で活躍するスマートボーイがいた。育成馬ウメノファイバーによる1999年の優駿牝馬制覇を機に、順調に預託馬が集まるようになる。2002年には育成馬タニノギムレットが東京優駿を制覇し、その後も多くのGI級競走優勝馬を輩出している[2]。
北海道の本場は軽種馬育成調教センターの向かいに所在し、同センターの施設を利用して、若馬の馴致から休養中の古馬の調教までを行っている[1]。2012年には分場(外厩)として滋賀県に吉澤ステーブルWESTを、2013年には茨城県に吉澤ステーブルEASTを開設。また、2017年には滋賀県甲賀市に育成調教技術者の養成を目的とした「湖南馬事研修センター」を設立した[1]。
代表者
[編集]よしざわ かつみ 吉澤 克己 | |
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生誕 |
1962年11月17日(62歳)[3] 日本 北海道札幌市[3] |
出身校 | 専修大学[3] |
吉澤 克己(よしざわ かつみ、1962年11月17日 - )[4]
日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主(現在の名義は吉澤ホールディングス)でもある[5]。勝負服の柄は桃、赤十字襷、白袖赤縦縞、冠名には「アメリカン」を用いる。
主な所有馬
[編集]- アードラー(2019年阿蘇ステークス)
- マスターフェンサー(2020年マーキュリーカップ、白山大賞典、名古屋グランプリ、2021年マーキュリーカップ)
- ウルトラマリン(2021年大阪スポーツ杯)
- アメリカンフェイス(2022年佐賀記念2着)
吉澤ステーブルEAST
[編集]茨城県稲敷郡阿見町大形103-3に所在。美浦トレーニングセンターに所属する現役競走馬の休養・調教のほか、北海道の本場と滋賀県分場(吉澤ステーブルWEST)との中継地点としても活用されている[1]。
吉澤ステーブルWEST
[編集]滋賀県甲賀市信楽町小川出418に所在。北海道から送られてきた育成馬の入厩前の中継地点であり、栗東トレーニングセンターに所属する現役競走馬の休養・調教を行っている。厩舎数は10棟(215頭)で、吉澤ステーブルEASTの2棟(88頭)よりも大規模な施設となっている[1]。タイム計測・監視システムが完備された700mの屋根付き坂路ウッドチップコースを有する[6]。
主な活躍馬
[編集]GI級競走優勝馬のみ掲載[7]。
育成馬
[編集]分場利用馬
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 牧場紹介. 吉澤ステーブル. 2018年7月30日閲覧
- ^ 話題の「吉澤ステーブルWEST」を独占取材!!Part.1. 競馬ラボ(2013年4月28日閲覧). 2018年7月30日閲覧
- ^ a b c “【オーナー直撃】吉澤克己氏、世界へ挑む育成3カ条披露”. サンスポZBAT. サンケイスポーツ (2020年2月4日). 2023年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月1日閲覧。
- ^ 会社案内. 吉澤ステーブル. 2018年7月30日閲覧
- ^ 吉澤克己の年度別成績. netkeiba.com. 2018年7月30日閲覧
- ^ 育成環境. 吉澤ステーブル. 2018年7月30日閲覧
- ^ 活躍馬紹介. 吉澤ステーブル. 2018年7月30日閲覧