名古屋市立荒子小学校
名古屋市立荒子小学校 | |
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北緯35度8分2.9秒 東経136度50分56.2秒 / 北緯35.134139度 東経136.848944度座標: 北緯35度8分2.9秒 東経136度50分56.2秒 / 北緯35.134139度 東経136.848944度 | |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 名古屋市 |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | B123210001235 |
所在地 | 〒454-0921 |
名古屋市中川区中郷四丁目234[WEB 1] | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
名古屋市立荒子小学校(なごやしりつ あらこしょうがっこう)は、名古屋市中川区中郷四丁目にある公立小学校。生徒数は約1000人で、『よい子 明るく なかよく よくはげむ』が校訓である。
歴史
[編集]1907年(明治40年)1月1日、従来の御厨尋常高等小学校・荒子尋常小学校・一柳尋常小学校の各小学校が廃止され、荒子尋常小学校として統合された[1]。学校ではこの日をもって創立日とみなしている[WEB 2]。実際の統合は1910年(明治43年)にそれぞれの旧小学校に置かれていた仮教場が廃止され、現在の校地において本校舎が成ったことによる[1]。
前身となった御厨尋常高等小学校は荒子村大字打出、荒子尋常小学校は同村大字荒子、一柳尋常小学校は同村大字中島新田にそれぞれ存在した[2]。いずれも1906年(明治39年)の町村再編の際に荒子村の学校となったものである[3]。それ以前は御厨尋常高等小(1901年以前は御厨尋常小学校)については御厨村、一柳尋常小学校については一柳村の学校であった[4]。
1921年(大正10年)には、合併に伴い名古屋市荒子尋常高等小学校と名称を変えている[1]。1941年(昭和16年)には国民学校令による名古屋市荒子国民学校、1947年(昭和22年)の新学制による名古屋市立荒子小学校となり、現在に至っている[1]。戦時中には岐阜県中津川市禅林寺に集団疎開を実施しており、戦後の1966年(昭和41年)7月3日には当時の教師・児童が当地を訪れ謝恩会を行った記録が残っている[5]。
1969年(昭和44年)には校地に名古屋市立荒子幼稚園が開設されている[1]。
また、1973年(昭和48年)には野田分校が名古屋市立野田小学校として、1976年(昭和51年)には中島分校が名古屋市立中島小学校としてそれぞれ分離し、1978年(昭和53年)には学区の一部が名古屋市立五反田小学校に分譲されている[1]。
児童数の変遷
[編集]『愛知県小中学校誌』(2018年)によると、児童数の変遷は以下の通りである[6]。
1947年(昭和22年) | 1271人 | |
1957年(昭和32年) | 1553人 | |
1967年(昭和42年) | 2110人 | |
1977年(昭和52年) | 1835人 | |
1987年(昭和62年) | 1470人 | |
1997年(平成9年) | 1019人 | |
2007年(平成19年) | 1103人 | |
2017年(平成29年) | 1030人 |
通学区域
[編集]所管する名古屋市教育委員会は、2018年(平成30年)9月1日現在、中川区のうち、荒子町・荒子二丁目・荒子四丁目・荒子五丁目・荒中町・打出町・打出二丁目・打出本町・打中二丁目・小城町・高畑二丁目・高畑三丁目・中郷一丁目・中郷二丁目・中郷三丁目・中郷四丁目・中郷五丁目・中須町(一部、字桜井・字辻ノ上・字藤六・字東流・字堀米)・中花町・法華西町・的場町・若山町の全域および打出一丁目・打中一丁目・吉良町・小塚町・細米町1丁目の各一部を通学区域として指定している[WEB 3]。
また、卒業後の進学先は名古屋市立一柳中学校となっている[WEB 4]。
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]WEB
[編集]- ^ a b 名古屋市役所教育委員会事務局総務部企画経理課企画統計係 (2018年9月18日). “中川区の小・中学校一覧”. 名古屋市. 2018年11月14日閲覧。
- ^ “学校の概要”. 名古屋市立荒子小学校. 2018年11月20日閲覧。
- ^ 名古屋市教育委員会事務局総務部教育環境計画室計画係 (2018年9月1日). “名古屋市立小・中学校の通学区域一覧(中川区)” (PDF). 名古屋市. 2018年11月15日閲覧。
- ^ 名古屋市教育委員会事務局総務部教育環境計画室計画係 (2018年4月1日). “名古屋市立中学校区一覧(小→中)” (PDF). 名古屋市. 2018年11月14日閲覧。
文献
[編集]- ^ a b c d e f 中川区制50周年記念誌編集委員会 1987, p. 415.
- ^ 愛知郡役所 1923, p. 298.
- ^ 愛知郡役所 1923, p. 296.
- ^ 愛知郡役所 1923, p. 290.
- ^ 名古屋市会事務局 1983, p. 60.
- ^ 六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌 合同記念誌編集特別委員会 2018, p. 226.
参考文献
[編集]- 愛知郡役所 編『尾張国 愛知郡誌』愛知郡誌、1923年2月28日。NDLJP:978638。
- 名古屋市会事務局 編『名古屋市会史 別巻第7 総合名古屋市年表(昭和編5)』名古屋市会事務局、1983年2月28日。全国書誌番号:83029734。
- 中川区制50周年記念誌編集委員会 編『中川区史』中川区制50周年記念事業実行委員会・中川区役所、1987年10月1日。全国書誌番号:88007237。
- 六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌 合同記念誌編集特別委員会 編『六三制教育七十周年記念 愛知県小中学校誌』愛知県小中学校校長会・名古屋市立小中学校長会、2018年2月15日。