四番町 (千代田区)
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四番町 | |
---|---|
北緯35度41分20.6秒 東経139度44分16.91秒 / 北緯35.689056度 東経139.7380306度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
特別区 | 千代田区 |
地域 | 麹町地域 |
人口 | |
• 合計 | 2,657人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
102-0081[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 品川 |
四番町(よんばんちょう)は、東京都千代田区の町名。住居表示は未実施地域。「丁目」の設定のない単独町名である。郵便番号は102-0081[2]。「番町」地区の一つ。
地理
[編集]東京都千代田区西部に位置する。地域北部は二七通りに接し、これを境に五番町・九段南にそれぞれ接する。地域東部は三番町に接する。地域南部は一番町に接する。地域西部は日本テレビ通りに接し、これを境に六番町に接する(地名はいずれも千代田区)。
地域内は高級マンションや学校が主体的になっている地域である。ほかに商業地としてオフィスビルも見られる。
この場所に内閣総理大臣の若槻禮次郎が居住したことから、当時「大臣横丁」と称される通りがあった。
歴史
[編集]現在の四番町は、旧「中六番町」全域を1938年8月1日に改称したもの。
世帯数と人口
[編集]2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
町丁 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
四番町 | 1,183世帯 | 2,657人 |
小・中学校の学区
[編集]区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[4]。なお、千代田区の中学校では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能[5]。
番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
1〜3番地 8番地、11番地 |
千代田区立九段小学校 | 千代田区立麹町中学校 千代田区立神田一橋中学校 |
その他 | 千代田区立番町小学校 |
施設
[編集]- 伊勢半本店(本社)
- 千代田国際中学校・武蔵野大学附属千代田高等学院
- 専門学校東京ビジュアルアーツ
- ルクセンブルク大使館
- 日本テレビ四番町ビル
- 千代田区立四番町図書館
- 国立研究開発法人科学技術振興機構 東京本部
- 四番町歴史民俗資料館
- 駐日本国ローマ法王庁大使館
交通
[編集]地域の中央を東西に番町学園通りが通っている。
その他
[編集]千代田区の正式なローマ字表記は、例外として修正ヘボン式のYonbanchoが使用されている[6](同様非ヘボン式の使用例は千代田区三番町・中央区日本橋が挙げられる)。
かつて日本ソフトバンクの出版事業部が同地に置かれていたことから、同社の雑誌『Oh!FM』において、同地を舞台としたアドベンチャーゲーム「四番町アドベンチャ」(本来は『月刊アスキー』別冊『年刊Ah!SKI』に掲載された「表参道アドベンチャー」「南青山アドベンチャー」のパロディ)が制作・掲載されたことがある。
出身・ゆかりのある人物
[編集]- 島田三郎(政治家・衆議院議長、ジャーナリスト)
- 島田孝一(交通経済学者、第6代早稲田大学総長)
- 与謝野鉄幹(歌人)
- 与謝野晶子(文学者)
- 若槻禮次郎(第25・28代内閣総理大臣、第18・20代大蔵大臣、第41・42代内務大臣)
- 小室翠雲(日本画家、南画の大御所)
脚注
[編集]- ^ a b “町丁別世帯数および人口(住民基本台帳)”. 千代田区 (2017年12月6日). 2018年1月2日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月2日閲覧。
- ^ “区立小学校の通学区域”. 千代田区 (2017年8月17日). 2018年1月2日閲覧。
- ^ “区立中学校の通学区域と学校選択”. 千代田区 (2017年10月26日). 2018年1月2日閲覧。
- ^ 千代田区の町名の読み方 千代田区