地方記者・立花陽介
表示
地方記者 立花陽介 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
企画 |
長富忠裕 酒井浩至 |
脚本 |
岡本克己 坂田義和 難波江由紀子 |
監督 |
森崎東 吉川一義 |
出演者 |
水谷豊 森口瑤子 片桐竜次 |
オープニング | オープニングテーマを参照 |
エンディング | 主題歌を参照 |
製作 | |
プロデューサー |
長富忠裕(日本テレビ) 杉山邦彦(日本テレビ) 赤司学文(近代映画協会) 石川好弘(近代映画協会) |
制作 | 日本テレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1993年5月25日 - 2003年4月22日 |
放送時間 | 放送時間の変遷を参照 |
回数 | 20 |
火曜サスペンス劇場 |
『地方記者 立花陽介』(ちほうきしゃ たちばなようすけ)は、1993年から2003年まで日本テレビ系「火曜サスペンス劇場」で放送されたテレビドラマシリーズ。全20回。主演は水谷豊。
概要
[編集]東洋新聞の記者である立花陽介は、結婚後、全国各地に置かれている地方通信局(記者が1人のみ置かれ、家族とともに居住する局舎からなる)を妻とともに転々としており、新しい赴任先で事件に遭遇するという設定である。
赴任先はサブタイトルを参照。
シリーズ当初より第18作まで脚本を担当していた岡本が2002年に死去した後も脚本家を交代して第19作以降の制作もされたが、『火曜サスペンス劇場』終了の2年前にシリーズは終了し、2004年から『事件記者・三上雄太』(全3作)へと引き継がれ、最終話でトリを取ることとなる。
第1作から第13作まではフィルム制作。
第14作よりビデオ制作。
登場人物
[編集]立花家
[編集]- 立花陽介
- 演 - 水谷豊
- 東洋新聞の記者。東京の本社勤務であったが、結婚と時期を同じくして伊豆下田通信局への異動を命じられる。この異動があまりにも突然であったこともあり、単身赴任することとなったが、のちに妻の久美も伊豆下田通信局に同居、以後、全国各地の地方通信局を転々とする。新聞記者らしく、コツコツと聞き込みや取材から情報を集めて事件を解決する。
- 立花久美
- 演 - 森口瑤子
- 陽介の妻、絵本作家で東京の出版社に勤務していた。陽介と相談して、結婚した後も仕事を続けることにしていたため、夫となった陽介の伊豆下田通信局への異動後も、東京に一人残った。しかし、第1作の事件解決後に伊豆下田通信局に移り住むことを決意し、その後、陽介の転勤とともに全国各地の地方通信局を転々とする。第3作にて懐妊するが、第4作で流産、以後の作品では陽介と2人で生活している。第16作は母親の由美が家に遊びに来る。
その他
[編集]- 根岸隆一
- 演 - 片桐竜次
- 東洋新聞の記者。本社社会部勤務で陽介からの情報照会に応じている。
ゲスト
[編集]- 第1作「伊豆下田通信局」(1993年)
- 第2作「伊賀上野通信局」(1993年)
- 第3作「釜石遠野通信局」(1994年)
- 第4作「青梅奥多摩通信局」(1994年)
- 第5作「米沢蔵王通信局」(1995年)
- 第6作「鎌倉湘南通信局」(1995年)
- 第7作「但馬城崎通信局」(1996年)
- 第8作「会津若松通信局」(1996年)
- 第9作「信州上田通信局」(1997年)
- 第10作「伊豆大島通信局」(1997年)
- 第11作「山陰出雲通信局」(1998年)
- 第12作「飛騨高山通信局」(1998年)
- 第13作「日光今市通信局」(1999年)
- 第14作「阿波鳴門通信局」(1999年)
- 第15作「能登輪島通信局」(2000年)
- 第16作「別府国東通信局」(2000年)
- 第17作「越中高岡通信局」(2001年)
- 第18作「津軽弘前通信局」(2002年)
-
- 阿久津康彦(弘前西警察署 刑事) - 林隆三
- 福原信作(会社社長・偽名「高橋」) - 木之元亮[3]
- 小菅雅志(出稼ぎに行って戻らない男) - ベンガル
- 篠田千秋(民謡酒場主人) - 西川峰子
- 小菅治子(雅志の母) - 今井和子
- 小菅美郷(雅志の娘・津軽三味線が上手な少女) - 坂田麻衣子[4]
- 前川キク(通信局の近所の主婦・治子の従姉妹) - 横山通乃
- 西崎涼子(元保険外交員・偽名「田崎信子」) - 元井須美子
- 高橋(喫茶店店主・福原の高校時代の担任) - 神山繁
- 中田(福原の高校時代の同級生) - 徳井優
- バーのママ - 松井紀美江
- 東西運送 従業員 - 丸岡奨詞
- 安田(雅志に病気の妻を助けてもらった男性) - 久保幸一
- トラック運転手 - 久保酎吉
- 第19作「箱根小田原通信局」(2002年)
-
- 日比野里美(老舗旅館「日比野屋」若女将・晴義の後妻) - 美保純
- 城山孝蔵(城都興栄 社長) - 立川三貴
- 芳本啓介(老舗旅館「日比野屋」板前) - 河西健司
- 友部(小田原西警察署 刑事) - 前田淳
- 小田原西警察署 刑事 - 矢崎文也
- 森下(箱根医院の往診医) - 小鹿番
- タミコ(老舗旅館「日比野屋」仲居) - 須部浩美
- アキヨ(スナックのママ) - 桑田和美
- スナックのホステス - 小林香織
- 浦井杏子(スナック従業員) - 有沢妃呂子
- 日比野静江(老舗旅館「日比野屋」大女将・晴義の母) - 有馬稲子
- 日比野晴義(老舗旅館「日比野屋」主人・2年前死亡) - 加門良
- 岡島(里美の先夫・5年前死亡) - 吉満涼太[5]
- 医師 - 越村公一
- みやげ物屋 - 斎藤清六
- 上原ユキエ(五代の姪・江間の婚約者) - 須磨史衣
- 大学生 - 津田三七子
- 田宮(大学教授) - 水谷貞雄
- 杏子のマンション管理人 - 小池榮
- 寄木細工職人 - 益富信孝
- 吉沢(山下警察署 刑事) - 渡辺寛二
- 遠藤直子(里美の親戚) - 小柳友貴美
- 主婦 - 吉本選江
- 城都興栄 社員 - 井上智之
- 暴力団員 - 手塚秀彰
- 日比野孝(晴義と先妻の子供・心臓病) - 広田真吾
- 岡島孝(岡島と里美の息子・5年前事故死) - 當間竣
- 江間英彦(小田原西警察署 警部補) - 永島敏行
- 五代敏男(小田原西警察署 刑事部長) - 名古屋章
- 第20作「佐渡両津通信局」(2003年)
-
- 宍倉美恵子(夫の宍倉辰男を探している) - 萩尾みどり
- 大垣正太郎(詐欺事件の容疑者) - 鶴田忍
- 小林(相川中央警察署 刑事) - 角田英介
- 漁師 - 益富信孝
- 加茂湖漁業協同組合 - 丸岡奨詞、阪上和子
- 阪本雄二(無名異焼の作家・本名「宍倉辰男」) - 新克利
- 原田(伸枝の夫) - 加門良
- 美恵子の近所 - 吉本選江
- 民宿「原田」の客 - 福田賢二
- 宍倉かおり(ツクイ運送 従業員・辰男と美恵子の娘) - 柳下季里
- 美香(民宿「原田」の客) - 茂呂真紀子[6]
- 小関はま(通信局の近所) - 白木万理
- 原田伸枝(民宿「原田」女将) - 左時枝
- 武藤千春(相川中央警察署 警部補) - 夏八木勲
スタッフ
[編集]- 企画 - 長富忠裕、酒井浩至
- 脚本 - 岡本克己(第1作 - 第18作)、坂田義和(第19作)、難波江由紀子(第20作)
- 音楽 - 佐藤允彦、福井峻、大谷和夫
- 監督 - 森崎東(第1作・第2作)、吉川一義(第3作 - 第20作)
- チーフプロデューサー - 重松修(日本テレビ)、佐藤敦(日本テレビ)、増田一穂(日本テレビ)
- プロデューサー - 長富忠裕(日本テレビ)、杉山邦彦(日本テレビ)、赤司学文(近代映画協会)、石川好弘(近代映画協会)
- 撮影 - 東原三郎、原一民、藤本茂
- 照明 - 粟木原毅、大石弘一
- 美術 - 福留八郎、落合亮司
- 録音 - 金子義男、遠藤和生
- 編集 - 渡辺行夫、只野信也
- MA - 梅林一夫
- 選曲 - 山川繁
- 効果 - 渡部健一(東洋音響カモメ)、丹雄二(サウンドボックス)、船橋利一
- 現像 - 東京現像所
- 整音 - TOHO SOUND CREATIVE STUDIO
- 制作・著作 - 近代映画協会(第1作 - 第4作)、オセロット(第5作 - )
- 制作 - 日本テレビ
放送日程
[編集]話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | 視聴率 | テーマ曲 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1993年 | 5月25日伊豆下田通信局 | 岡本克己 | 森崎東 | 18.4% | 愛という名の勇気 |
2 | 10月19日 | 伊賀上野通信局 | 19.9% | 遥かな時を越えて | ||
3 | 1994年 | 5月24日釜石遠野通信局 | 吉川一義 | 21.9% | 名前のない愛でもいい | |
4 | 9月27日 | 青梅奥多摩通信局 | 19.3% | 名前のない愛でもいい | ||
5 | 1995年 | 3月21日米沢蔵王通信局 | 17.6% | Day by day | ||
6 | 8月15日 | 鎌倉湘南通信局 | 17.5% | Day by day | ||
7 | 1996年 | 3月19日但馬城崎通信局 | 19.4% | Day by day | ||
8 | 9月10日 | 会津若松通信局 | 21.5% | ごめんね… | ||
9 | 1997年 | 6月 3日信州上田通信局 | 21.1% | バラード | ||
10 | 12月23日 | 伊豆大島通信局 | 14.4% | バラード | ||
11 | 1998年 | 6月 9日山陰出雲通信局 | 18.6% | 横顔 | ||
12 | 12月15日 | 飛騨高山通信局 | 18.3% | 体温 | ||
13 | 1999年 | 5月25日日光今市通信局 | 18.1% | 哀しい人 | ||
14 | 12月21日 | 阿波鳴門通信局 | 19.5% | 哀しい人 | ||
15 | 2000年 | 6月13日能登輪島通信局 | 18.4% | 幸せのかたち | ||
16 | 12月26日 | 別府国東通信局 | 15.7% | 深紅の花 | ||
17 | 2001年 | 5月22日越中高岡通信局 | 18.7% | 深紅の花 | ||
18 | 2002年 | 4月23日津軽弘前通信局 | 20.0% | Tears in Crystal | ||
19 | 9月24日 | 箱根小田原通信局 | 坂田義和 | 12.4% | 出逢い | |
20 | 2003年 | 4月22日佐渡両津通信局 | 難波江由紀子 | 17.7% | 出逢い |
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 浅見光彦ミステリー - 水谷豊が主演している「火曜サスペンス劇場」の他作品
- 朝比奈周平ミステリー - 水谷豊が主演している「火曜サスペンス劇場」の他作品
- 事件記者・三上雄太 - 水谷豊が主演している「火曜サスペンス劇場」の他作品
- 相棒 - 水谷と森口、片桐が出演しているテレビ朝日系列のドラマ
外部リンク
[編集]- 地方記者 立花陽介 (1)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (2)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (3)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (4)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (5)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (6)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (7)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (8)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (9)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (10)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (11)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (12)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (13)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (15)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (17)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (19)(アーカイブ)
- 地方記者 立花陽介 (20)(アーカイブ)
日本テレビ系列 火曜サスペンス劇場 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
密告電話
(1998年12月8日) |
地方記者・立花陽介
飛騨高山通信局 (1998年12月15日) |
1998年殺人捜査
(1998年12月22日) |