境一雄
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境 一雄(さかい かずお、1900年(明治33年)11月8日[1] - 1983年(昭和58年)9月17日[1][2])は、大正・昭和期の労働運動家、実業家、政治家。衆議院議員。
経歴
[編集]北海道小樽区(現小樽市)で生まれる[1]。1920年(大正9年)小樽中学校(現北海道小樽潮陵高等学校)を卒業[2]。その後、早稲田大学政経科で学んだが中退した[1]。割箸製造販売業を営む[2]。その後、岸鉄工所庶務課長、小樽物産取締役、北海道配電小樽支店経営協議会委員などを務めた[2]。
1926年(大正15年)日本労働組合評議会北海道地方評議会議長に就任[1]。同年5月1日、北海道初のメーデー実行委員長を務めた[1]。
1947年(昭和22年)4月、第23回衆議院議員総選挙で北海道第1区から日本社会党公認で出馬して当選し、衆議院議員に1期在任した[1][2]。1949年(昭和24年)1月の第24回総選挙に出馬したが落選した[3]
1952年(昭和27年)小樽市議会議員に選出され3期在任し、副議長も務めた[1]。1982年(昭和57年)、1983年(昭和58年)の春の叙勲について対象となったが辞退した[1]。
著作
[編集]- 『青年に訴ふ』青年日本聯盟、1934年。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』日外アソシエーツ、2003年。
- 『国政選挙総覧 1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。