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夏色

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

「夏色」
ゆずシングル
初出アルバム『ゆず一家
B面 大バカ者
贈る詩
リリース
ジャンル J-POP
時間
レーベル セーニャ・アンド・カンパニー
作詞・作曲 北川悠仁
プロデュース ゆず&寺岡呼人
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間17位(オリコン
  • 1998年度年間91位(オリコン)
  • 2011年度年間79位(iTunes Store[1]
  • 2012年度年間100位(iTunes Store)
  • 登場回数27回(オリコン)
  • ゆず シングル 年表
    夏色
    (1998年)
    少年
    (1998年)
    ミュージックビデオ
    「夏色」 - YouTube
    ゆず一家 収録曲
    以上
    (3)
    夏色
    (4)
    手紙
    (5)
    Home [1997-2000] 収録曲
    なにもない
    (2)
    夏色
    (3)
    少年
    (4)
    テンプレートを表示

    夏色」(なついろ)は、日本のフォークデュオゆずの楽曲で、メジャーデビューシングル1998年6月3日に発売。発売元はセーニャ・アンド・カンパニー

    概要

    同年7月の第1週に初めてオリコンチャートのトップ30に入り、9月の第1週にはトップ20入り、9月第3週には最高位である17位を記録した。

    大阪のFM局、FM802の1998年6月のヘビーローテーション「HEAVY ROTATION NUMBER」に選ばれる。発売から25年後の2023年6月にもリリース25周年を盛り上げるべく「HEAVY ROTATIONーRevival-」と称して期間限定で異例の25年ぶり2度目のヘビーローテーションとなった[2]。6月2日〜8日に各番組でオンエアされる。

    2008年11月18日からは、メンバーの出身地である神奈川県横浜市磯子区岡村に近い京急本線上大岡駅において接近メロディとして使用されている[3]。編曲は塩塚博が手掛けた[4]

    発売から19年後の2017年にはロッテ」のCMソングとして起用され、初のタイアップとなった。

    収録曲

    8cmCD
    全編曲: 寺岡呼人&ゆず。
    #タイトル作詞作曲時間
    1.「夏色」北川悠仁北川悠仁
    2.「大バカ者」岩沢厚治岩沢厚治
    3.「贈る詩」北川悠仁北川悠仁
    合計時間:

    楽曲解説

    1. 夏色
      • スペースシャワーTV』1998年度6月期 POWER PUSH曲。
      • 「夏色」という曲名は、岩沢が「色が見えました。夏色っていう色が」という由来から付けられた。
      • ミュージックビデオには鎌倉市七里ヶ浜が使われている。
      • シンガーソングライター山崎まさよしと岩沢厚治が音楽雑誌[5]で対談した際、山崎が「サビの『この長い長い下り坂を〜』から疾走感がどんどん増すのに、突然『ゆっくり〜ゆっくり〜』とブレーキを握る歌詞になるのがずっと疑問だった」と述べ、その理由を代わって岩沢が返答した(北川の実家の前に急な坂がある、という内容)[5]。ブレーキいっぱい握りしめる理由は、「ブレーキを必死に握らないと、死ぬんですよ、あの坂(笑)」と岩沢は語っている[5]
      • 北川曰く、「パンツ一丁で作った曲がこんなに有名になってずっと歌うとは思わなかった(笑)」とのこと。
      • ライブでは、演奏終了後に、観客の「もう1回!」という掛け声と共にサビ部分を再度繰り返して演奏される(その際、悠仁が観客を罵倒するパフォーマンスも見せている)。
      • 夏の曲なのに『五時半の夕焼け』という歌詞があるのは、この曲が冬に作られた曲であるため、夕焼けの時刻を間違えてしまったからだという[6]。また、『君を自転車の後ろに乗せて』という歌詞で、道路交通法に違反しているとの指摘がある[7]
    2. 大バカ者
    3. 贈る詩
      • 路上時代に誕生日を祝ってくれたファンのために書いた曲。
      • 2017年3月31日の『ミュージックステーション』でテレビ初披露。
      • カップリング曲では唯一ベストアルバムに収録されている。

    夏色 [再録]

    「夏色 [再録]」
    ゆずシングル
    リリース
    規格 デジタル・ダウンロード
    ジャンル J-POP
    レーベル セーニャ・アンド・カンパニー
    作詞・作曲 北川悠仁
    チャート最高順位
    ゆず シングル 年表
    Chururi
    (2024年)
    夏色 [再録]
    (2024年)
    テンプレートを表示

    夏色 [再録]」(なついろ [さいろく])は、ゆず配信限定シングル2024年7月17日セーニャ・アンド・カンパニーから配信。

    概要

    「夏色」を26年越しに再レコーディングした作品で、テレビ朝日火9ドラマ南くんが恋人!?』挿入歌。「伏線回収」が同ドラマの主題歌として起用されているのに合わせてドラマチームより「夏色」を挿入歌として起用したいというオファーがあり、"令和の時代やドラマにマッチするように「夏色」を録り直してみたい"とアイディアのもと再録された[8]

    「夏色 [再録]」ではトオミヨウがアレンジを担当。原曲の持つノスタルジックさや瑞々しさなどを残しつつ、より耳馴染みするサウンドやストリングス構成にしたうえでレコーディング。歌入れは「夏色」発売からちょうど26年となった6月3日に敢行され、北川、岩沢ともに全編で再度歌入れを行った[8]

    『南くんが恋人!?』初回放送にて、再録バージョンがサプライズでオンエアされ、放送翌日より「伏線回収」とともに配信される[8]

    収録作品

    テレビ出演

    カバー

    夏色

    脚注

    1. ^ 2011年に最もダウンロードされた作品は? 「iTunes Rewind 2011」発表BARKS、2011年12月9日掲載)2011年12月9日閲覧。
    2. ^ 発売25周年!『夏色』FM802で25年ぶりヘビーローテーション決定!ミュージックビデオも公開!
    3. ^ くるり、ゆず、EXILE他の名曲が京急線ホームに響く音楽ナタリー、2008年11月18日掲載)2008年11月24日閲覧。
    4. ^ 塩塚博. “テレビ、出ちゃいました。”. ☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆. 2020年4月21日閲覧。
    5. ^ a b c 書籍化された2003年3月25日初版第1刷発行『山崎まさよし/対談上手』(ソニー・マガジンズ刊、ISBN 4-7897-2007-1)参照
    6. ^ author. “ゆずの夏色は夏の曲じゃない?! | 身の回りの気になることまとめサイト”. malmsdeen.com. 2020年5月13日閲覧。
    7. ^ 【ゆず・夏色】五時半の夕焼け、交通違反、にぎりしめられたブレーキ等、様々な問題に真っ向から挑む | 直方市・丸窓のホームページ”. marumado.net (2018年3月11日). 2020年5月13日閲覧。
    8. ^ a b c 1998年発売の代表曲『夏色』を26年ぶり再レコーディング!7月17日(水)にサプライズ配信リリース決定!
    9. ^ 2015年3月7日(土)放送 アド街の20年BEST20 15位 未来のスターを発見 2020年4月4日閲覧
    10. ^ <紅白本番>関ジャニ∞×ゆず、コラボライブに会場熱狂 安田章大&北川悠仁が肩組みハーモニー響かせる”. モデルプレス. 2023年1月13日閲覧。

    関連項目