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夕焼けエッセー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
産業経済新聞社 > 産経新聞 > 夕焼けエッセー

夕焼けエッセー(ゆうやけえっせー)は、産経新聞夕刊(関西圏)に連載中の1面エッセイである。すべて読者からの投稿作品で、2002年平成14年)4月1日に初めて掲載され、以後、継続して掲載されている。

内容は、600字程度で読者が自由自在に暮らしの悲喜こもごもを綴る。新聞の顔と言える1面(表紙)に掲載する方針は大きな反響を呼び、スタート時点までに寄せられた作品だけで196点にのぼる人気となった[1][2]

その応募作品から川柳作家時実新子作家玉岡かおるSF作家眉村卓、産経新聞の文化部の部長が毎月「最優秀賞」と毎年「大賞」を選定し、発表する。

玉岡が「生活の中から生まれる本当のドラマ。だからどんなニュースにも負けない」と説明するように、他の読者からの関心も高く、18年たった現在も連日10通近い投稿がある[3]

書籍

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  • 『夕焼けエッセー 街角の600字』(時実新子・玉岡かおる共撰、産経新聞ニュースサービス、2003年)
  • 『夕焼けエッセー 2』(時実新子・玉岡かおる共撰、産経新聞ニュースサービス、2004年
  • 『夕焼けエッセーまとめて5年分』(時実新子・玉岡かおる・眉村卓共選、産経新聞出版2009年
  • 『夕焼けエッセー2017 おかげさまで15年』(玉岡かおる・眉村卓共選、産経新聞出版、2016年

関連項目

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  • 石野伸子 - 産経新聞特別記者。元編集長で、夕焼けエッセー生みの親(石野が文化部長の時代にスタート)。
  • 朝の詩 - 産経新聞「朝刊」の1面に掲載の「詩」で、夕焼けエッセーと同じく読者投稿[4]
  • 産経抄 - 産経新聞「朝刊」の1面のコラムで、論説委員らが執筆

脚注

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  1. ^ 産経新聞2002年1月31日夕刊「夕刊が生まれ変わります」
  2. ^ 産経新聞2003年(平成15年)2月3日夕刊 「編集余話」600字に人生(7)
  3. ^ 産経新聞2013年6月19日朝刊「街角のドラマ【夕焼けエッセー】心に染まる600字の風景」
  4. ^ 一面【朝の詩】への投稿について|産経新聞社