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旭屋書店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社旭屋書店
Asahiya Shoten Co.,Ltd.
本社所在地の若杉ビル
本社所在地の若杉ビル
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
531-0071
大阪府大阪市北区中津1-18-18
若杉ビル2階
設立 1946年昭和21年)6月10日
業種 小売業
法人番号 9120001060048 ウィキデータを編集
事業内容 書籍・雑誌・AVソフト関連商品の小売販売
代表者 脇尊裕(代表取締役社長)
資本金 20百万円
従業員数 500名
主要株主 株式会社TSUTAYA
主要子会社 関連会社の項目を参照
外部リンク https://www.asahiya.com/
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株式会社旭屋書店(あさひやしょてん)は、 大阪府大阪市北区に本社を置く日本書店TSUTAYAの子会社で近畿地方で4店舗を展開。関連会社に東京旭屋書店と旭屋出版がある。

沿革

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  • 1946年昭和21年) - 産経新聞社長の早嶋喜一が大阪市北区梅田大阪駅前で「旭屋商店」を創業。社名は、喜一の生地である岡山県の河川、旭川に由来。雑貨化粧品の販売から始め、翌1947年に書店「旭屋書店」となる。
  • 1947年(昭和22年) - 株式会社旭屋書店を設立。
  • 1955年(昭和30年) - 関連企業として、株式会社産経学園を創設。
  • 1963年(昭和38年)
    • 関連会社として、株式会社地下街書店を設立。
    • 11月 - 梅田地下街店を開店。
  • 1964年(昭和39年)1月31日 - 深夜、隣接するパチンコ店から出た火が燃え移り、書店本館の1階、2階が全焼。
  • 1965年(昭和40年)
    • 関連会社として、株式会社東京旭屋書店を設立。
    • 11月1日 - 銀座東芝ビル銀座店を出店し、東京進出[1]
  • 1966年(昭和41年) - 当時社長であった早嶋喜一が全日空羽田沖墜落事故で死去、65歳没。これにより息子の早嶋健が継ぐ。
  • 1968年(昭和43年) - 関連企業として、株式会社旭屋出版を設立。
  • 1969年(昭和44年) - 本店を大阪駅前再開発により御堂筋東側の曾根崎に移転。
  • 1975年(昭和50年) - 水道橋店開業。
  • 1977年(昭和52年) - 札幌店開業、北海道に進出(2003年、札幌駅前に移転)。
  • 1983年(昭和58年) - 関連企業として、ASAHIYA BOOKSTORES HONG KONG LTD.を設立。
  • 1986年(昭和61年)
  • 1989年(平成元年)9月 - ASAHIYA BOOKSTORES OF CHICAGO INC.が、シカゴ店を開店。
  • 1993年(平成5年)
    • 関連会社として、株式会社ブックスあさひやを設立。
    • 4月 - ASAHIYA BOOKSTORES NEW YORK INC.が、ニューヨーク店を開店。
  • 2000年平成12年)

運営店舗

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2011年まで営業していたかつての旭屋書店本店

大阪市北区曾根崎にあった本店は「協同組合 大阪有名大店会」の会員でもあった。店舗は7フロアで構成され、専門書・軍事関係・鉄道に強みを持っていた。本店ビルは老朽化が進んでおり、改築のため2011年12月31日をもって閉店した[7]。これに伴い、本店の鉄道コーナーはなんばCITY店に移転した[8]

当初は「一時閉店」との名目で、ビル建替え後の2015年に再出店する予定であったが、跡地に建設され2015年4月にオープンした「清和梅田ビル」には家賃の高さから旭屋書店は出店していない[9]

関東地方においては、主に東武鉄道の関連商業施設(東武百貨店VARIEなど)に出店している。

その他、各店舗の詳細については公式サイトの店舗一覧を参照。

過去に存在した店舗

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国内

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国外

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  • 香港ジャスコ店 - 2008年3月に閉店。
  • 香港そごう店

関連会社

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  • 株式会社東京旭屋書店 - 池袋・アトレヴィ大塚・船橋・志木・新越谷・イオンモール浦和美園・アリオ上尾を運営。
  • 旭屋出版

脚注

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  1. ^ 『商業界二十年 : 日本商業20年譜 1948-1967』 商業界、1967年。pp208
  2. ^ 【新文化】 - CCC、旭屋書店と東京旭屋書店と資本提携”. 新文化. 新文化通信社. 2018年11月5日閲覧。
  3. ^ 株式会社旭屋書店および株式会社東京旭屋書店 子会社化に関するお知らせ”. CCC. 2019年4月2日閲覧。
  4. ^ “CCC、旭屋書店を子会社化”. 日本経済新聞. (2019年4月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43185550R00C19A4TJ1000/ 2023年3月8日閲覧。 
  5. ^ 紀伊國屋書店とCCCによる、旭屋書店および東京旭屋書店の株式譲渡契約締結のお知らせ”. 株式会社紀伊國屋書店、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 (2024年11月29日). 2024年11月30日閲覧。
  6. ^ 紀伊国屋、旭屋書店を買収 CCCから”. 時事通信 (2024年11月29日). 2024年11月30日閲覧。
  7. ^ 本店ビル建替えによる閉店のお知らせ(旭屋倶楽部>>あなたの町の、旭屋書店>>本店)”. 2011年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月22日閲覧。
  8. ^ 鉄道コーナー拡大オープン!(旭屋倶楽部>>あなたの町の、旭屋書店>>なんばCITY店)
  9. ^ “(関西@まち町街)激突、梅田書店戦争 5月に蔦屋、心地よさPR 【大阪】”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2015年3月4日) 
  10. ^ “[現代かわら版]大手書店集客合戦 札幌駅VS大通へ”. どうしんウェブ (北海道新聞社). (2008年11月5日). オリジナルの2014年10月6日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141006232946/http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/kawaraban/41382.html 2011年12月21日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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