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多良駅 (台東県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
多良駅
ホーム
多良
トゥオリャン
Duoliang
瀧渓 (5.4 km)
(3.0 km) 金崙
地図
所在地 中華民国の旗 台湾台東県太麻里郷多良村瀧渓8-1号
北緯22度30分24秒 東経120度57分32秒 / 北緯22.50667度 東経120.95889度 / 22.50667; 120.95889
駅番号 214
所属事業者 台湾鉄路管理局
等級 招呼駅
種別 廃駅
所属路線 南廻線
キロ程 60.9 km(枋寮起点)
電報略号 ㄉㄛㄌ
駅構造 地上駅
ホーム 単式 1面1線
開業年月日 1992年10月5日
廃止年月日 2006年10月1日
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多良駅
各種表記
繁体字 多良車站
簡体字 多良车站
拼音 Duōliáo Chēzhàn
通用拼音 Duoliáng Chējhàn
注音符号 ㄉㄨㄛ ㄌㄧㄤˊ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
発音: トゥオリャン チャーヂャン
デュォリャオ チャーヂャン
台湾語白話字 To-liông Chhia-thâu(車頭)
客家語白話字: Tô-liòng Chhâ-theù(車頭)
日本語漢音読み たりょうえき
日本語慣用読み たらえき[1]
英文 Duoliang Station
テンプレートを表示

多良駅(トゥオリャンえき)は、台湾台東県太麻里郷にかつて存在した台湾鉄路管理局(台鉄)南廻線太平洋の景色は鉄道ファンの間で有名であり、「全台最美車站(台湾で最も美しい駅)」として知られている。

周囲に人家はなく、利用客が少ないことから2006年7月を以って廃止されたが、2008年より不定期の「郵輪式」観光列車停車する見学地として復活した。2015年ごろから営業駅としての復活の機運が始まり[2]、台鉄は最短で2022年3月以降の再開業を目指す計画を台東県政府に打診している[3][4]

歴史

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  • 1992年
    • 10月5日 - 開業[5][6]:頁44
    • 10月25日 - 正式開業[6]:頁623
    • 10月28日 - 招呼站(無人駅に相当する)に変更。
  • 2006年
    • 7月1日 - 仮廃止[6]:頁49
    • 10月1日 - 正式に廃止[2]
  • 2008年8月23日 - 観光列車の見学駅として復活[7]
  • 2017年
    • 3月、付近に建っていた携帯電話基地局が景観上の問題となり、立法院交通委員会での質疑で国家通訊伝播委員会は移転計画を承認した[8][9]
    • 10月1日 - 安全対策工事が実施されるため、12月31日まで一時閉鎖[10]
  • 2020年5月28日 - 駅南側の線路が新ルートに切り替えられた[11]
  • 2021年2月1日 - 太麻里郷公所により、観光客からの清掃費用(1人10元)徴収を開始[12][13]

駅構造

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利用状況

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年別利用推移は以下のとおり。

年間 1日平均
乗車 下車 乗降計 出典 乗車 乗降計
1992 0 7 7 [14] 0 0
1993 4 118 122 [15] 0 0
1994 0 151 151 [16] 0 0
1995 0 140 140 [17] 0 0
1996 0 19 19 [18] 0 0
1997 4 156 160 [19] 0 0
1998 1 69 70 [20] 0 0
1999 0 61 61 [21] 0 0
2000 6 408 414 [22] 0 1
2002 113 485 598 [23] 0 2
2003 102 364 466 [24] 0 1
2004 113 281 394 [25] 0 1
2005 1,644 819 2,463 [26] 5 7
2006 327 1,284 1,611 [27] 1 4

駅周辺

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  • 鼎東客運(山線営運区) 安朔線「多良」バス停
  • 台東県立多良国民小学(廃校)
  • 太平洋
  • 台9線

隣の駅

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台湾鉄路管理局
南廻線
瀧渓駅 - 多良駅 - 金崙駅

出典

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  1. ^ 安倍明義編 『臺灣地名研究』 杉田書店、昭和十三年、三八二頁。
  2. ^ a b 陳賢義 (2015年11月16日). “最美車站有商機 台鐵多良站擬重新營運”. 自由時報. https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/1509663 
  3. ^ “《台東》多良站復站有望 最快2022年3月後”. 自由時報. (2020年6月18日). https://news.ltn.com.tw/news/life/paper/1380488 
  4. ^ “「最も美しい駅」、台鉄の多良駅が2022年3月以降に無人駅として復活か”. Taiwan Today. (2020年6月18日). https://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=148,149,150,151,152&post=179612 
  5. ^ “南迴開通20年 向殉職者致敬”. 大紀元. (2012年10月5日). https://www.epochtimes.com/b5/12/10/5/n3699016.htm 
  6. ^ a b c 社團法人臺灣史研究會 尹章義 (2013年6月). "第一篇 緒論及大事紀". 太麻里鄉志. 臺東縣太麻里鄉公所. ISBN 978-986-03-7251-9
  7. ^ “南部郵輪火車熱鬧開出 興奮滿載”. 自由時報. (2008年8月24日). https://news.ltn.com.tw/news/local/paper/237497 
  8. ^ “最新》「最美車站」美景回來了 基地台拆了”. 東森新聞 (Youtube). (2017年3月27日). https://www.youtube.com/watch?v=twbWVvfHOL0 
  9. ^ “多良車站無敵海景 慘遭基地台干擾”. 自由時報. (2017年3月17日). https://news.ltn.com.tw/news/life/paper/1086529 
  10. ^ ““最も美しい駅”台東・多良駅、改善工事を実施 3カ月閉鎖に/台湾”. フォーカス台湾. (2017年9月21日). http://japan.cna.com.tw/news/atra/201709210002.aspx 
  11. ^ “台鉄で最も美しい区間5/28開通、「最も美しい駅」多良駅も復活”. RTI 台湾国際放送. (2020年5月29日). https://jp.rti.org.tw/news/view/id/92522 
  12. ^ “多良火車站首日收票 開賣3小時破400張”. 自由時報. (2021年2月1日). https://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/3428588 
  13. ^ “〔のぞき見〕「最も美しい駅」、入場料制に”. NNA ASIA. (2021年1月25日). https://www.nna.jp/news/show/2144424 
  14. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1993年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國81年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 48–59.
  15. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1994年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國82年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 50–61.
  16. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1995年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國83年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 58–69.
  17. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1996年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國84年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 58–69.
  18. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1997年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國85年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  19. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1998年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國86年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 66–77.
  20. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (1999年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國87年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  21. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (2000年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國88年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  22. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (2001年6月). "各站客貨運狀況 Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國89年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 64–75.
  23. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (2003年6月). "各站客貨運起訖量=Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國91年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 74–75.
  24. ^ "各站客貨運起訖量=Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國92年 ed.). 交通部臺灣鐵路管理局. 2004年6月. pp. 66–77.
  25. ^ "各站客貨運起訖量=Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國93年 ed.). 交通部臺灣鐵路管理局. 2005年6月. pp. 66–77.
  26. ^ 交通部臺灣鐵路管理局 (2006年4月). "各站客貨運起訖量=Volume of Passenger & Freight Traffic". 臺灣鐵路統計年報 (Report) (中華民國94年 ed.). 國家圖書館 政府統計資訊網. pp. 70–71.
  27. ^ "每日各站點進出站人數". 2020年3月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月11日閲覧

外部リンク

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