大元駅
大元駅 | |
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西口(2007年3月) | |
おおもと Ōmoto | |
◄JR-L01/M01 岡山 (2.5 km) (2.0 km) 備前西市 JR-L03/M03► | |
所在地 | 岡山市北区大元駅前10番6号 |
駅番号 |
JR-L02(宇野みなと線) JR-M02(瀬戸大橋線) |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■宇野線(宇野みなと線) (■瀬戸大橋線含む) |
キロ程 | 2.5 km(岡山起点) |
電報略号 | オモ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,678人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1910年(明治43年)6月12日[1] |
備考 |
大元駅 | |
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岡山臨港鉄道ホーム(1984年) | |
おおもと ŌMOTO | |
(1.4 km) 岡南新保► | |
所属事業者 | 岡山臨港鉄道 |
所属路線 | 岡山臨港鉄道線 |
キロ程 | 0.0 km(大元起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1951年(昭和26年)8月1日 |
廃止年月日 | 1984年(昭和59年)12月30日 |
大元駅(おおもとえき)は、岡山県岡山市北区大元駅前にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線の駅である。宇野方面に向かう「宇野みなと線」と、本四備讃線に直通する「瀬戸大橋線」の、双方の愛称区間に含まれている。駅番号は宇野みなと線がJR-L02、瀬戸大橋線がJR-M02。
かつては岡山臨港鉄道がここから出ていた。また、岡山操車場(現:岡山貨物ターミナル駅)への連絡線もあったが、1984年(昭和59年)にいずれも廃止されている。
歴史
[編集]- 1910年(明治43年)6月12日:官設鉄道宇野線の鹿田駅(しかたえき)として開業[1][注釈 1]。
- 1925年(大正14年)3月6日:宇野線のルート変更に伴い移転、同時に大元駅へ改称[2]。
- 1951年(昭和26年)8月1日:岡山臨港鉄道開業[4]。
- 1970年(昭和45年)4月5日:貨物の取り扱いを廃止[1]。
- 1984年(昭和59年)12月30日:岡山臨港鉄道廃止[4]。岡山操車場への連絡線も廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 1997年(平成9年)11月26日:駅高架化工事に着手[5]。
- 2001年(平成13年)12月16日:駅周辺3.3 kmの高架化により、駅構内の複線区間が1.9kmに延長された[6]。駅の位置が備前西市方向へ0.1 km移設[2][6]。
- 2007年(平成19年)
- 2021年(令和3年)7月1日:駅業務がJR西日本岡山メンテックからJR西日本中国交通サービスへ移管される[7]。
- 2024年(令和6年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を持ち、列車交換が可能な高架駅。1階の改札から2階ホームへは階段もしくはエレベーターで移動する。行違い可能駅で、複線部分は駅の前後で1.9kmあり、走行しながらの行違いも可能[6]。
岡山駅が管理し、JR西日本中国交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅。みどりの券売機プラス設置。トイレは、男女別の水洗式。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。自動改札機は集札機能のない簡易式のため、降車客の乗車券は駅係員が集札する(係員不在時は集札箱に乗車券を投入する)。
駅スタンプは「宗忠神社」。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 瀬戸大橋線 宇野みなと線 |
上り | 岡山方面[10] |
2 | 下り | 児島・宇野・四国方面[10] |
※岡山駅 - 茶屋町駅間では備前西市・茶屋町・児島方面発着系統が「瀬戸大橋線」、宇野発着系統が「宇野みなと線」と案内される。
利用状況
[編集]1日の平均乗車人員は以下の通りである[11]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 963 |
2000 | 989 |
2001 | 1,030 |
2002 | 1,092 |
2003 | 1,121 |
2004 | 1,153 |
2005 | 1,238 |
2006 | 1,212 |
2007 | 1,197 |
2008 | 1,210 |
2009 | 1,198 |
2010 | 1,224 |
2011 | 1,223 |
2012 | 1,331 |
2013 | 1,425 |
2014 | 1,529 |
2015 | 1,672 |
2016 | 1,732 |
2017 | 1,766 |
2018 | 1,809 |
2019 | 1,837 |
2020 | 1,597 |
2021 | 1,678 |
駅周辺
[編集]岡山臨港鉄道の線路跡は国道30号線の交点まで「臨港グリーンアベニュー」という遊歩道となっている。
- 岡山西警察署大元駅前交番
- 宗忠神社
- 下津井電鉄本社
- マルナカ大元店
- 岡山県道173号大元停車場線
- 岡山県道174号大元停車場上中野線
- 岡山市北消防署
- 岡山地方法務局岡山西出張所
- 自動車事故対策機構岡山療護センター
- 岡山県精神科医療センター
- 幸町記念病院
- おおもと病院
バス路線
[編集]「大元駅前」停留所の駅東口側の岡山県道174号大元停車場上中野線沿いにあり、岡山駅方面行き停留所は東口駅前広場前、妹尾方面行き停留所は幸町記念病院前に設置されている。また、「大元駅法務局入口」停留所は駅西口側にあり、駅から北西約100 mにある。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 | 備考 |
---|---|---|---|
大元駅前 | |||
北行 (東口駅前広場前) |
岡電バス | ■002:岡山駅 ■008:岡電高屋 ■013:天満屋 |
「002」「013」は健康づくり財団病院方面からの便 |
岡電バス 下電バス |
■■002:岡山駅 ■■003・D80・D88・D89:天満屋 |
両系統共に汗入方面からの便。共同運行 | |
南行 (幸町記念病院前) |
岡電バス | ■013:田中野田・健康づくり財団病院 ■043:火の見 ■053:重井病院 ■063:コンベックス岡山 |
「063」は土休日のみ運行 |
下電バス | ■D88 (616):興除営業所 ■D80 (617):児島駅 |
||
岡電バス 下電バス |
■■043・D89 (615):汗入 | 共同運行 | |
大元駅法務局入口 | |||
東行 | 岡電バス | ■002:岡山駅 ■023:天満屋 ■008:県庁 |
「008」は平日のみ運行 |
西行 | ■023:中仙道西・北長瀬駅 |
隣の駅
[編集]- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 宇野みなと線(宇野線)・ 瀬戸大橋線(本四備讃線直通)
- ■快速「マリンライナー」停車駅(朝と深夜のみ停車)
かつて存在した路線
[編集]- 岡山臨港鉄道
- 岡山臨港鉄道線
- 大元駅 - 岡南新保駅
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、258頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 『日本鉄道旅行地図帳』11号 p. 29
- ^ 難波数丸『岡山の駅』日本文教出版〈岡山文庫 ; 45〉、88頁。doi:10.11501/12064375。
- ^ a b 『日本鉄道旅行地図帳』11号 p. 30
- ^ 「JR宇野線 大元駅付近連続立交化起工」『交通新聞』交通新聞社、1997年12月1日、1面。
- ^ a b c 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、189頁。ISBN 4-88283-123-6。
- ^ 『株式会社JR西日本中国交通サービスの設立について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道、2021年4月1日。オリジナルの2023年7月18日時点におけるアーカイブ 。2021年4月6日閲覧。
- ^ a b “大元駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2024年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月2日閲覧。
- ^ “JRみどりの窓口 県内4駅のみに 北長瀬、大元駅閉鎖へ 人件費削減”. 山陽新聞digital. (2024年9月14日) 2024年9月14日閲覧。
- ^ a b “大元駅|時刻表:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年7月30日閲覧。
- ^ “岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
参考文献
[編集]- 『日本鉄道旅行地図帳』 11号《中国 四国》、今尾恵介(監修)、新潮社〈新潮「旅」ムック〉、2009年3月18日、29頁。ISBN 978-4-10-790029-6。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 大元駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- JR大元駅NKビル - JR西日本不動産開発