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大畑空宇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大畑 空宇
基礎情報
四股名 大畑 → 大葉山 → 大畑
本名 大畑 空宇
愛称 ハタ、くうちゃん
生年月日 (1996-10-24) 1996年10月24日(28歳)
出身 宮城県栗原市
身長 186.5cm
体重 160.1kg
BMI 46.0
所属部屋 時津風部屋
成績
現在の番付 東三段目28枚目
最高位 西幕下31枚目
生涯戦歴 206勝200敗(59場所)
優勝 三段目優勝1回
データ
初土俵 2014年11月場所
備考
2024年10月28日現在

大畑 空宇(おおはた くう、1996年10月24日 - )は、宮城県栗原市出身で、時津風部屋所属の現役大相撲力士。本名同じ。身長186.5cm、体重160.1kg、血液型はO型[1]。最高位は西幕下31枚目(2019年3月場所・2022年1月場所)。

来歴

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初めて廻しを締めたのは小学校3年生の時だが[2]、地元の瀬峰ちびっこ相撲クラブに入って相撲を始めたのは小学校6年生の時である[1]。中学校は相撲部のある栗原市立栗駒中学校に通った[1]小牛田農林高校では1年次から高校総体などの団体戦に出場し、3年次には金沢大会で個人戦ベスト32などの成績を残している[1]。高校在学中に、相撲部の監督の大学時代の先輩が16代時津風(元幕内・時津海)という縁で時津風部屋に入門し、2014年11月場所で初土俵を踏んだ[1]

序ノ口序二段はともに1場所で通過して、2015年5月場所で三段目に昇進。2年後の2017年5月場所で幕下に昇進したが、糖尿病悪化の影響で体重が落ちるなどしたため[2]、幕下2場所目となった同年7月場所から4場所連続で負け越した。番付を東三段目66枚目まで下げていた2018年3月場所では病気の状態も良くなり、7戦全勝で三段目優勝を飾った[2]。本割の7番目で三段目最下位格付出木﨑海[2]優勝決定戦で久之虎を破って掴んだ優勝だった[3]2019年5月場所から、四股名を「大葉山」に改名。当時の師匠だった16代時津風と大阪の部屋後援者が協議して名付けられたものであり、部屋の開祖である第35代横綱・双葉山(12代時津風)や、部屋出身の元大関・北葉山らの四股名にも使われている「葉」の字を使った四股名になった[4]2021年7月場所から四股名を本名に戻した[5]

主な成績

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2024年9月場所終了現在

通算成績

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  • 通算成績:206勝200敗(59場所)

各段優勝

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  • 三段目優勝:1回(2018年3月場所)

場所別成績

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大畑 空宇
一月場所
初場所(東京
三月場所
春場所(大阪
五月場所
夏場所(東京)
七月場所
名古屋場所(愛知
九月場所
秋場所(東京)
十一月場所
九州場所(福岡
2014年
(平成26年)
x x x x x (前相撲)
2015年
(平成27年)
東序ノ口17枚目
5–2 
西序二段55枚目
6–1 
東三段目89枚目
4–3 
東三段目69枚目
4–3 
西三段目52枚目
2–5 
東三段目81枚目
4–3 
2016年
(平成28年)
西三段目61枚目
5–2 
東三段目33枚目
3–4 
西三段目49枚目
4–3 
西三段目34枚目
3–4 
西三段目52枚目
4–3 
西三段目34枚目
3–4 
2017年
(平成29年)
東三段目48枚目
4–3 
西三段目49枚目
6–1 
西幕下49枚目
4–3 
東幕下40枚目
2–5 
東三段目筆頭
2–5 
東三段目24枚目
2–5 
2018年
(平成30年)
西三段目50枚目
3–4 
東三段目66枚目
優勝
7–0 
西幕下41枚目
3–4 
東幕下48枚目
2–5 
西三段目7枚目
5–2 
西幕下47枚目
4–3 
2019年
(平成31年
/令和元年)
西幕下39枚目
4–3 
西幕下31枚目
3–4 
西幕下38枚目
1–6 
西三段目58枚目
3–4 
東三段目20枚目
4–3 
東三段目10枚目
5–2 
2020年
(令和2年)
西幕下46枚目
4–3 
西幕下36枚目
2–5 
感染症拡大
により中止
西幕下60枚目
4–3 
西幕下50枚目
3–4 
西幕下53枚目
5–2 
2021年
(令和3年)
東幕下34枚目
3–4 
西幕下41枚目
3–4 
西幕下51枚目
4–3 
西幕下41枚目
4–3 
東幕下35枚目
1–6 
西三段目5枚目
6–1 
2022年
(令和4年)
西幕下31枚目
2–5 
東幕下50枚目
3–4 
東幕下57枚目
2–5 
西三段目14枚目
3–4 
東三段目32枚目
5–2 
東三段目6枚目
5–2 
2023年
(令和5年)
東幕下44枚目
3–4 
東幕下54枚目
4–3 
東幕下46枚目
2–5 
西三段目3枚目
3–4 
西三段目13枚目
5–2 
西幕下49枚目
3–4 
2024年
(令和6年)
西幕下60枚目
4–3 
西幕下50枚目
2–5 
東三段目10枚目
3–4 
西三段目27枚目
4–3 
東三段目14枚目
3–4 
東三段目28枚目
 
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。    優勝 引退 休場 十両 幕下
三賞=敢闘賞、=殊勲賞、=技能賞     その他:=金星
番付階級幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口
幕内序列横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列)

改名歴

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  • 大畑 空宇(おおはた くう)2016年11月場所 - 2019年3月場所
  • 大葉山 空宇(おおばやま -)2019年5月場所 - 2021年5月場所
  • 大畑 空宇(おおはた -)2021年7月場所 -

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e 「九州場所全新弟子名鑑」『相撲』2014年12月号、ベースボール・マガジン社、108頁。 
  2. ^ a b c d 「十両以下各段優勝力士喜び詳報」『相撲』2018年4月号、ベースボール・マガジン社、69頁。 
  3. ^ 十両は佐田の海が優勝「むしろ若手だという気持ち」 三段目は大畑が制す/春場所」『SANSPO.COM』2018年3月25日。2021年5月4日閲覧。
  4. ^ 「相撲部屋聞き書き帖」『相撲』2019年6月号、ベースボール・マガジン社、89頁。 
  5. ^ 【名古屋場所新番付】元小結の常幸龍、千代鳳らが十両から幕下に陥落」『日刊スポーツ』2021年6月1日。2021年6月21日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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