太陽がくれた季節
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「太陽がくれた季節」 | ||||||||
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青い三角定規 の シングル | ||||||||
初出アルバム『太陽がくれた季節/素足の世代』 | ||||||||
B面 | 青春の旅 | |||||||
リリース | ||||||||
ジャンル | フォークソング | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | 日本コロムビア | |||||||
作詞・作曲 |
山川啓介(作詞) いずみたく(作曲) | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||
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青い三角定規 シングル 年表 | ||||||||
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「太陽がくれた季節」(たいようがくれたきせつ)は、1972年2月25日に発売された青い三角定規の2枚目のシングル。
解説
[編集]1972年2月に日本コロムビアからシングル盤が発売された。日本テレビ系列で放送された青春ドラマ『飛び出せ!青春』の主題歌として採用され、売り上げが80万枚[1]、または100万枚を超えるヒットとなった。(オリコンの集計では50万枚)
ジャケット写真に使われている衣装は三宅一生のデザインで、写真の左から、岩久、西口、高田の順。
この曲を歌った青い三角定規は、この曲で1972年度の『第14回日本レコード大賞』新人賞を受賞[2]。またNHKの『第23回NHK紅白歌合戦』に出場し、紅白初出場を果たす。ただしメインボーカルが女性の西口久美子であるにもかかわらず、紅組ではなく、白組出場となった。
この曲は1983年以後、音楽教科書にも掲載されている[3]。
なお、「くれた」が、ひらがな表記のため、「太陽が暮れた季節」と誤った解釈をされる事も多いようだが、正しくは「太陽が呉れた季節」の意味である。
収録曲
[編集]- 太陽がくれた季節 (2分13秒)
- 青春の旅 (3分21秒)
カバー
[編集]- 天地真理(1972年アルバム『虹をわたって』(SOLL-12)収録)
- 森昌子(1972年アルバム『ファーストアルバム』に収録 ライヴ版)
- 本田路津子(1972年アルバム『耳をすましてごらん』に収録)
- 暗い三角定規(1984年シングル。日活映画『宇能鴻一郎の濡れて打つ』(監督:金子修介)挿入歌)
- 冨永みーな(1992年アルバム『今日も元気です!』収録(ラジオドラマ「あこがれアニメ学園」エンディング))
- チャーミースマイル&グリーンヘッド(1997年ミニアルバム『Growin'Up』収録)
- dicot(2004年マキシシングル。カップリングは「あの素晴らしい愛をもう一度」)
- 謎の新ユニットSTA☆MEN[4](2009年マキシシングル)
- イカロス(早見沙織)、見月そはら(美名)、五月田根美香子(高垣彩陽)、桜井智樹(保志総一朗)、守形英四郎(鈴木達央)(2009年放送のテレビアニメ『そらのおとしもの』第3話エンディングテーマ。アルバム『TVアニメーション「そらのおとしもの」 エンディングテーマ・コレクション』に収録)
- 桑田佳祐(2013年のAAAイベント『昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦』でカバー)
- 富士美高校サッカー部[5](2017年放送のテレビアニメ『潔癖男子!青山くん』エンディングテーマ。)
脚注
[編集]- ^ 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、153頁。ISBN 978-4-636-82548-0
- ^ 同年の『レコード大賞』「最優秀新人賞」受賞曲は麻丘めぐみの『芽ばえ』
- ^ 『歌い継がれる名曲案内 音楽教科書掲載作品10000』日本アソシエイツ、2011年、52頁、795頁。ISBN 978-4816922916。
- ^ 岸尾だいすけ、鈴村健一、諏訪部順一、高橋広樹、鳥海浩輔、保村真、吉野裕行の7人による声優ユニット。
- ^ 青山くん(声:置鮎龍太郎)、財前かおる(声:関智一)、坂井一馬(声:保志総一朗)、塚本仁(声:阪口大助)、吉岡太一(声:吉野裕行)の5人による声優ユニット。このうち保志総一朗は、2009年の『そらのおとしもの』に続いて二度目のカバー。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 太陽がくれた季節 - 歌ネット
- 日本レコード大賞の歴史 - 左側のボックスで「第14回:1972年」をクリックする