姫川港
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姫川港 | |
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夕日ヶ丘公園展望台から見た中央ふ頭および西ふ頭 | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | |
座標 | 北緯37度2分26.3秒 東経137度50分23.3秒 / 北緯37.040639度 東経137.839806度座標: 北緯37度2分26.3秒 東経137度50分23.3秒 / 北緯37.040639度 東経137.839806度 |
詳細 | |
開港 | 1973年9月30日[1] |
管理者 | 新潟県 |
種類 | 地方港湾 |
統計 | |
統計年度 | 2015年度 |
発着数 | 1,781隻(2,782,729総トン)[2] |
公式サイト | 糸魚川地域振興局地域整備部 |
姫川港(ひめかわこう)は、新潟県糸魚川市にある地方港湾。港湾管理者は新潟県。
概要
[編集]一級河川姫川の河口右岸側に隣接している掘込港湾である。周辺地域で産出される良質な石灰石を利用したセメント工業とともに発展してきた。
2003年4月23日には、広域的なリサイクル施設の立地に対応した静脈物流ネットワークの拠点となる港湾として総合静脈物流拠点港(リサイクルポート)に地方港湾として唯一指定されている。
2009年8月20日に関税法上の開港に指定[3]された。姫川港には税関官署は設置されておらず東京税関新潟税関支署直江津出張所が管轄[4]している。
2015年度の発着数は1,781隻(2,782,729総トン)、うち外航商船100隻(816,346総トン)であった[2]。
歴史
[編集]出典は個別に提示されているもの以外は右記のものを使用[1]
- 1965年
- 1967年10月25日 - 姫川港建設新5か年計画を発表[6]。
- 1973年
- 1976年11月29日 - 東防波堤に灯台が完成[8]。
- 1979年9月26日 - 姫川港へ初のソ連(現・ロシア連邦)石炭船が入港する[9]
- 1980年4月1日 - 姫川港利用者協議会発足[9]。
- 1987年3月 - 中央5号岸壁供用開始。
- 1996年10月11日 - セメント第2船積設備完成。
- 2003年
- 2009年8月20日 - 関税法上の開港に指定される。
- 2010年7月30日 - 植物防疫法上の植物防疫港に指定される。
航路
[編集]現在運航している航路はないが、1982年7月23日[11]から1983年10月まで[12]、能登半島の飯田港(石川県珠洲市)との間に[11]、新能越フェリー(本社・石川県珠洲市[13])がカーフェリー『フェリーたまひめ』を就航させた[11]。
脚注
[編集]- ^ a b 【糸魚川】姫川港の概要を紹介します(新潟県、2020年9月13日閲覧)
- ^ a b 港湾統計(平成27年度)第2部第1表
- ^ 平成21年8月14日政令第210号。この政令の施行日が8月20日。
- ^ 東京税関所在地案内
- ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)30頁。
- ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)34頁。
- ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)38頁。
- ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)41頁。
- ^ a b 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)44頁。
- ^ 『糸魚川市史 昭和編 年表・索引』(2007年3月31日、糸魚川市発行)74頁。
- ^ a b c 『糸魚川市史 昭和編2』(2006年3月31日、糸魚川市発行)内『海の観光開発』より。
- ^ 『書府太郎 石川県大百科事典[改訂版] 下巻』(2005年3月28日、北國新聞社発行)476頁。
- ^ 『北日本新聞』1982年7月24日付朝刊16面『お待たせ、高速艇が就航 富山港 - 珠洲市飯田港 27人第1便で出発 76キロ間 1時間45分の旅』より。
参考文献
[編集]- 『港湾統計(年報)』国土交通省、2016年 。2017年6月7日閲覧。
外部リンク
[編集]- 新潟県交通政策局 港湾整備課
- 新潟県農林水産部 漁港課
- 新潟の港湾・湊町の歴史:姫川港 - ウェイバックマシン(2019年8月31日アーカイブ分)
- 新潟県糸魚川地域振興局地域整備部