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佐渡市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
赤泊港から転送)
さどし ウィキデータを編集
佐渡市
佐渡市旗 佐渡市章
2004年3月1日制定
日本の旗 日本
地方 中部地方北陸地方
甲信越地方
都道府県 新潟県
市町村コード 15224-2
法人番号 9000020152242 ウィキデータを編集
面積 855.68km2
総人口 46,605[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 54.5人/km2
隣接自治体 新潟市上越市
市の木 アテビ
市の花 カンゾウ
市の鳥
市の魚
トキ
ブリ
佐渡市役所
市長 渡辺竜五
所在地 952-1292
新潟県佐渡市千種232番地
北緯38度01分06秒 東経138度22分05秒 / 北緯38.01836度 東経138.36817度 / 38.01836; 138.36817座標: 北緯38度01分06秒 東経138度22分05秒 / 北緯38.01836度 東経138.36817度 / 38.01836; 138.36817
外部リンク 公式ウェブサイト

佐渡市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキプロジェクト

佐渡市(さどし)は、新潟県佐渡島全域を市域とする2004年平成16年)に島内の旧10市町村が合併し誕生した。

概要

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佐渡島における平成の大合併の地図。合併後は同名の10の地区が設定されている。

佐渡市は旧自治体の市町村域を基にした10の地区で構成される。市役所は地理的な中央部の金井地区に置かれているが、県や国の出先機関は主に相川地区に置かれ、商業の中心は佐和田地区[1]本州と結ばれる玄関口は両津地区両津港)及び小木地区小木港)となっており、各地に機能が分散する。

「佐渡市歴史文化基本構想」による分類では、両津、河原田、小木、相川の4都市が近世・近代ともに発展を遂げた「拠点的都市」として位置づけられている[2]

地理

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地形

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大佐渡山地の金北山から眺めた両津湾と加茂湖

山岳

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主な山

河川

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主な川

湖沼

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主な湖

土地

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主な平野

気候

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人口

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佐渡市と全国の年齢別人口分布(2005年) 佐渡市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 佐渡市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
佐渡市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 92,558人
1975年(昭和50年) 87,504人
1980年(昭和55年) 84,942人
1985年(昭和60年) 81,939人
1990年(平成2年) 78,061人
1995年(平成7年) 74,949人
2000年(平成12年) 72,173人
2005年(平成17年) 67,386人
2010年(平成22年) 62,727人
2015年(平成27年) 57,255人
2020年(令和2年) 51,492人
総務省統計局 国勢調査より

第二次世界大戦以降は人口減少が著しく、1970年(昭和45年)の国勢調査では島全体の人口が10万人を割った。

地区別の減少率[3]は、相川や両津、赤泊などで大きい一方、国中平野に位置しロードサイド店舗なども多く立地する佐和田は比較的小さい。

隣接自治体

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佐渡島内の自治体は佐渡市のみであり、島内に他の自治体はない。但し、航路で以下の自治体と結ばれている。

新潟県の旗新潟県

歴史

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古代

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佐渡国が建てられた時期は大化の改新以降とされるが正確な時期は不明。初見は文武天皇4年(700年)に遡る。

中世

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鎌倉幕府守護代として、本間氏を佐渡に派遣。同時に佐渡に入った御家人の渋谷・藍原氏らとともに、戦国時代までこれらの諸氏が佐渡を支配する。

鎌倉時代

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室町時代

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本間氏の分家が進み、河原田本間氏(本拠・河原田城)、羽茂本間氏(本拠・羽茂城)の勢力が惣領家(本拠・雑太城)をしのぐようになる。

近世

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佐渡奉行所
歌川広重の描いた佐渡金山

安土桃山時代

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越後の大大名上杉謙信の死により混迷した佐渡を、謙信の跡を継いだ上杉景勝が平定し、本間氏は滅亡する。その後、本間氏の一族が酒田に移り、酒田本間氏となる。景勝が会津に移封後も、佐渡は引き続き上杉領となる。

江戸時代

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江戸幕府佐渡奉行所を置き、佐渡一国を支配する。佐渡金山から産出されたは、幕府の財政を潤した。明治時代になって、一国天領と呼ばれた。

近代

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明治時代

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航海技術の発展により、航路(北前船)の中継基地としての役割がなくなり、経済的に廃れる。

  • 明治元年(1868年):明治維新
    佐渡金山が官営になる。夷港が外国船繋船場となる。佐渡奉行所を廃止して相川裁判所を設置する。佐渡県となる。
  • 明治4年(1871年):第1次府県統合により、相川県となる。
  • 明治9年(1876年):第2次府県統合により、新潟県に吸収される。
  • 1889年明治22年)4月1日:(3郡)7町51村
    • 相川町雑太郡役所を置き、羽茂郡加茂郡を管轄
      • 雑太郡:4町16村
        • 相川町二見村、沢根町村、五十里町、川原田町、八幡村二宮村、野田村、金沢村、平泉村、国仲村、畑野村、小倉村、栗野江村、三宮村、金丸村、新町、真野村、金泉村、北海村
      • 羽茂郡:1町13村
        • 恋ヶ浦村、小布勢村、亀ノ脊村、岬村、小木町、羽茂本郷村、大橋村、川茂村、千手村、真浦村、赤泊村、徳和村、三川村、松ヶ崎村
      • 加茂郡:2町22村
        • 吉井村、長江村、秋津村、田野沢村、潟上村、正明寺村、長畝村、新穂村、大野村、岩首村、水津村、富岡村、河崎村、明治村、吾潟村、湊町、夷町、加茂歌代村、梅津村、羽吉村、内浦村、内海府村、高千村、外海府村
  • 1893年(明治26年)2月3日:内浦村の北五十里を羽吉村に編入(両津)
  • 1896年(明治29年)4月1日
    • 府県制・郡制により、佐渡三郡(雑太郡、羽茂郡、加茂郡)を佐渡郡に再編
    • 相川町に佐渡郡役所を置く
  • 1898年(明治31年)9月9日:川原田町が河原田町に改称(佐和田)
  • 1901年(明治34年)11月1日:5町21村
    • 富岡村、河崎村、明治村、吾潟村が合併し、河崎村に(両津)
    • 湊町、夷町、加茂歌代村の一部が合併し、両津町に(両津)
    • 梅津村、羽吉村、内浦村、加茂歌代村の一部が合併し、加茂村に(両津)
    • 吉井村、長江村、秋津村が合併し、吉井村に(両津、金井)
    • 金沢村、平泉村が合併し、金沢村に(金井)
    • 相川町、二見村の鹿伏、金泉村の下相川が合併し、相川町に(相川)
    • 金泉村の小川・達者・姫津・北狄、北海村の戸地・戸中が合併し、金泉村に(相川)
    • 高千村、北海村の後尾・石花・北片辺・南片辺が合併し、高千村に(相川)
    • 沢根町村、五十里町が合併し、沢根町に(佐和田)
    • 潟上村、田野沢村、正明寺村、新穂村、大野村、長畝村、国仲村の皆川・舟下が合併し、新穂村に(新穂)
    • 畑野村、小倉村、栗野江村、三宮村、国仲村の目黒町が合併し、畑野村に(畑野)
    • 真野村、金丸村、新町、恋ヶ浦村、川茂村の下黒川・静平が合併し、真野村に(真野)
    • 小布勢村、亀ノ脊村が合併し、西三川村に(真野、羽茂)
    • 羽茂本郷村、大橋村、千手村が合併し、羽茂村に(羽茂)
    • 真浦村、赤泊村、徳和村、三川村、川茂村の上川茂・下川茂・外山が合併し、赤泊村に(赤泊)
    • 岬村、小木町が合併し、小木町に(小木)
  • 1902年(明治35年)4月1日:5町20村
    • 二宮村、野田村が合併し、二宮村に(佐和田)

昭和時代前期

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現代

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昭和時代後期

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  • 1948年(昭和23年)8月1日:西三川村の村山の一部を羽茂村に編入(真野、羽茂)
  • 1951年(昭和26年)1月1日:6町19村
    • 真野村が町制を施行、真野町に(真野)
  • 1954年(昭和29年)3月31日:6町17村
    • 相川町、二見村、金泉村が合併し、相川町に(相川)
  • 1954年(昭和29年)7月20日:5町15村
    • 二宮村、沢根町、八幡村、河原田町が合併し、佐和田町に(佐和田)
  • 1954年(昭和29年)11月3日:1市4町9村
    • 両津町、加茂村、河崎村、水津村、岩首村、内海府村、吉井村の立野・旭・秋津・潟端・長江・上横山・下横山が合併し、両津市に(両津)
    • 金沢村、吉井村の吉井・吉井本郷・大和・安養寺・三瀬川・水渡田が合併し、金井村に(金井)
  • 1955年(昭和30年)3月31日:1市4町7村
    • 羽茂村、西三川村の村山・小泊・亀脇が合併し、羽茂村に(羽茂)
    • 真野町、西三川村の大小・大倉谷・田切須・西三川・椿尾が合併し、真野町に(真野)
    • 畑野村、松ヶ崎村が合併し、畑野村に(畑野)
  • 1956年(昭和31年)9月30日:1市4町5村
    • 相川町、高千村、外海府村が合併し、相川町に(相川)
  • 1957年(昭和32年)11月3日:相川町の願・北鵜島・真更川を両津市に編入(両津、相川)
  • 1960年(昭和35年)11月3日:1市6町3村
    • 金井村が町制を施行、金井町に(金井)
    • 畑野村が町制を施行、畑野町に(畑野)
  • 1961年(昭和36年)4月1日:1市7町2村
    • 羽茂村が町制を施行、羽茂町に(羽茂)

平成時代

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令和時代

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政治

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行政

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市長

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歴代市長
氏名 就任日 退任日 備考
1-2代 髙野宏一郎 2004年4月18日 2012年4月17日 旧・真野町長
3代 甲斐元也 2012年4月18日 2016年4月17日
4代 三浦基裕 2016年4月18日 2020年4月17日
5代 渡辺竜五 2020年4月20日 現職

役所

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佐渡市第二庁舎(旧本庁舎)
旧両津支所(左)と現庁舎(右) 旧両津支所(左)と現庁舎(右)
旧両津支所(左)と現庁舎(右)
旧相川支所

2021年(令和3年)12月21日に本庁舎整備工事が着工、2024年(令和6年)3月28日に全体が竣工し、防災拠点庁舎となる市役所新庁舎が建設され、旧本庁舎は大規模改修により第二庁舎となった[11]。なお、市役所の新庁舎(防災拠点庁舎)については全体の竣工前の2023年(令和5年)11月6日に開庁した[12]

庁舎 所在地
市役所(金井地区) 〒952-1292 佐渡市千種232
両津支所 〒952-8501 佐渡市両津湊198
相川支所 〒952-1592 佐渡市相川栄町27
羽茂支所 〒952-0504 佐渡市羽茂本郷550
佐和田行政サービスセンター 〒952-1393 佐渡市河原田本町394
新穂行政サービスセンター 〒952-0106 佐渡市新穂瓜生屋501
畑野行政サービスセンター 〒952-0206 佐渡市畑野甲533
真野行政サービスセンター 〒952-0318 佐渡市真野新町489
小木行政サービスセンター 〒952-0604 佐渡市小木町1940-1
赤泊行政サービスセンター 〒952-0706 佐渡市赤泊2458

議会

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市議会

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佐渡市議会
  • 定数:21
  • 任期:2020年4月13日 - 2022年4月27日(前半)
  • 議長:佐藤孝(無会派)
  • 副議長:坂下善英(無会派)
会派名 議席数 議員名(◎は代表)
新生クラブ 5 ◎金田淳一、駒形信雄、上杉育子、広瀬大海、後藤勇典
政風会 3 室岡啓史、山本卓、林純一
日本共産党市議団 2 ◎中川直美、中村良夫
佐渡の西風 2 ◎北啓、中川健二
市民の声 2 ◎荒井眞理、近藤和義
政友会 2 ◎稲辺茂樹、山本健二
公明党 1 ◎山田伸之
無会派 4 平田和太龍、佐藤定、坂下善英、佐藤孝
21

※2020年の選挙から定数21に変更。

  • 定数:21
  • 任期:2022年4月28日 - 2024年4月12日(後半)
  • 議長:近藤和義(無会派)
  • 副議長:駒形信雄(新生クラブ)
会派名 議席数 議員名(◎は代表)
新生クラブ 6 ◎金田淳一、広瀬大海、後藤勇典、上杉育子、駒形信雄、佐藤孝
政風会 4 室岡啓史、山本卓、林純一、坂下善英
政友会 2 ◎稲辺茂樹、山本健二
日本共産党市議団 2 ◎中川直美、中村良夫
公明党 1 ◎山田伸之
リベラル佐渡 2 ◎北啓、平田和太龍
無会派 4 佐藤定、中川健二、荒井眞理、近藤和義
21

※2020年の選挙から定数21に変更。

県議会

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新潟県議会
  • 定数:2
  • 任期:2019年4月30日 - 2023年4月29日
議員名 会派名 当選回数
中野洸 自由民主党 6
佐藤久雄 無所属 2

国会

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衆議院
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
細田健一 57 自由民主党 105,426票
高倉栄 50 国民民主党 37,157票
平あや子 41 日本共産党 33,399票

官公庁

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国家機関

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裁判所

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県政機関

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  • 佐渡地域振興局
    • 本庁舎(相川地区)
    • 農政庁舎(金井地区)
    • 農地庁舎(新穂地区)
    • 水産庁舎、港湾庁舎(両津地区)

施設

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佐渡歴史博物館
相川郷土博物館(御料局佐渡支庁跡)

警察

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本部
交番
  • 相川交番
  • 両津交番 - 統合後の旧警察署所在地の交番は幹部交番となるパターンが多く見られるが、相川・両津とも通常の交番となった。
  • 佐和田交番
駐在所
  • 北立島駐在所(きたたつしま)
  • 北狄駐在所(きたえびす)
  • 橘駐在所
  • 千種駐在所(ちぐさ)
  • 吉井駐在所
  • 畑野駐在所
  • 小木駐在所
  • 松ヶ崎駐在所
  • 羽茂駐在所
  • 赤泊駐在所
  • 河崎駐在所
  • 水津駐在所(すいづ)
  • 鷲崎駐在所(わしざき)
  • 新穂駐在所(にいぼ)
  • 潟上駐在所(かたがみ)

消防

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本部
消防署
  • 中央消防署
  • 両津消防署
  • 相川消防署
  • 南佐渡消防署

医療

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主な病院

郵便局

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主な郵便局

図書館

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主な図書館
  • 佐渡市立図書館
    • 佐渡市立中央図書館
    • 佐渡市立両津図書館
    • 佐渡市立小木図書館
    • 佐渡市立さわた図書館
    • 佐渡市立真野図書館
    • 佐渡市立相川図書室
    • 佐渡市立新穂図書室
    • 佐渡市立畑野図書室
    • 佐渡市立赤泊図書室
    • 佐渡市立羽茂図書室

文化施設

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博物館
美術館

交流施設

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ホール・集会場
  • アミューズメント佐渡(佐渡中央文化会館)
  • 両津文化会館(旧両津市民会館、2021年廃止)
  • 佐渡会館
  • 大崎活性化センター
  • 金井コミュニティーセンター

運動施設

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  • 新潟県立佐渡スポーツハウス
  • 佐渡市陸上競技場
  • 両津総合体育館
  • 相川体育館
  • つつじヶ丘公園(佐渡市総合体育館)
  • 新穂体育館
  • 真野体育館
  • 赤泊体育館
  • 小木B&G海洋センター
  • 羽茂B&G海洋センター
  • 新穂武道館
  • 真野武道館

対外関係

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姉妹都市・提携都市

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海外

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国内

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姉妹都市
提携都市

姉妹港・提携港

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国内

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経済

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小木海岸たらい舟
トキが舞い降りる佐渡の田圃(世界重要農業遺産システム
産業別人口(2005年国勢調査)
  • 総計:36,314人(100.0%)
  • 第1次産業:8,789人(24.2%)
  • 第2次産業:7,777人(21.4%)
  • 第3次産業:19,711人(54.3%)
  • 分類不能:37人(0.1%)

第一次産業

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農業

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島の中央にある国中平野では稲作が盛んである。島内産のコシヒカリは「佐渡産コシヒカリ」として魚沼産、岩船産と並んで特別な銘柄が与えられている[13]

果樹栽培も盛んであり、羽茂地区特産の「おけさ柿」(品種名:平核無)や、小木地区特産のイチジク「おぎビオレー」などが挙げられる[14]。 また、島の南岸は温暖な気候であることから、温州みかんの北限栽培地となっている。

GIAHS(世界農業遺産)のPRの一環として2020年12月に「あつまれ どうぶつの森」にて「さどが島」が公開された[15]

漁業

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富山湾と並ぶ国内有数の寒ブリの産地であり、両津湾には多くの定置網が設置されている[16]金沢市の市場などに多く出荷されるほか、島内では通年で楽しめるご当地グルメとしてブリカツ丼が広く提供されている[16]加茂湖牡蠣養殖や、「南蛮エビ」と呼ばれる甘エビイカズワイガニいごねりなども有名である。

第二次産業

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工業

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醸造業
日本酒製造が古くから行われている。主な酒造と代表銘柄は尾畑酒造「真野鶴」、北雪酒造「北雪」、加藤酒造「金鶴」、天領盃酒造「天領盃」、逸見酒造「真稜」など。

鉱業

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金山

かつては金銀山が分布し、相川金銀山を中心に栄えていたが、採掘量減少のため、1951年(昭和26年)以降は大規模採掘は行われなくなり、1989年(平成元年)、三菱金属株式会社(現・三菱マテリアル)の撤退に伴い、閉山した。 現在は坑内の一部が見学できるほか、近代遺産が残されており、観光スポットとなっている。

第三次産業

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観光業

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古代から多くの貴族、武士が流刑となり、中央の文化を伝えたため、多くの文化財がある。また、夏場は各地の海岸が海水浴場となる。 佐渡の年間観光客入込数は、1991年(平成3年)の121万人をピークとして漸減しており、リピーターの確保が今後の課題となる。

情報・通信

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マスメディア

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放送局

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テレビ

中継局

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IT

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2005年(平成17年)より、お笑いとインターネットを活用した民間主導による地域情報化・地域活性のための多角的な取組みとして佐渡、お笑い島計画を導入・実施。 2005年から2008年までの3年間にお笑い芸人が半年間佐渡に住みながら島内を行脚し、交流の模様を動画やブログにて発信することで、佐渡の魅力を継続的に伝えていった。

生活基盤

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ライフライン

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電力

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佐渡市には、3つの火力発電所両津相川双日佐和田火力)と4つの水力発電所(新保川・水沢・梅津・白瀬)、計7つの発電所があり、島内に電気を独自供給している。本土からのケーブルによる電気供給形式ではない[17]

新潟県電源周波数50Hz東北電力ネットワークの事業地域だが、佐渡市は電源周波数60Hzで供給されている(同県、妙高市糸魚川市の一部も60Hz[18])。

ガス

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都市ガスは、両津地区の一部で佐渡ガスが供給している。地形上の制約もあり、大半の地区ではLPガスを使用する。

上下水道

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島内には上水道4地区、簡易水道40地区、小規模水道が2地区が存在する。

2018年1月28日に、島内で凍結した水道管の破裂によるによる大規模断水が発生し、一時は島内の24,112世帯のうち4割を超える10,656世帯で断水の被害が生じた[19]

電信

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市外局番は全域0259(佐渡MA)。

元来、佐渡の北東部に両津(旧両津市及び新穂村)と南西部に佐和田の2つのMA(3分8.5円で通話できる区域)が存在していたが、島内全市町村が新設合併して同一自治体となったことを考慮し、2005年(平成17年)6月1日に統合された。

教育

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専門学校

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中等教育学校

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県立

高等学校

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県立

中学校

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小学校

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特別支援学校

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県立
  • 新潟県立佐渡特別支援学校
    1959年(昭和34年)設置の分校が前身。1986年(昭和61年)創立。小学部、中学部、高等部がある。

職業訓練校

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廃校

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交通

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2014年時点での新潟県の広域交通網。佐渡と本土を結ぶ3航路のうち赤泊と寺泊を結ぶものは2018年に定期運行を終了した。

バスは1913年(大正2年)には秀明館が両津 - 相川を開業、1916年(大正5年)には高津昇之助(後の小木自動車)が小木 - 河原田を開業、1918年(大正7年)に渡部七十郎(後の佐渡自動車商会→扶桑自動車商会)が両津 - 相川、両津 - 新町 - 河原田を開業、1923年(大正12年)に羽茂自動車が河原田 - 小木を開業、1924年(大正13年)に細野卯八が松ヶ崎 - 新町を、1925年(大正14年)には河口菊蔵が多田 - 畑野を、山松商会が馬首 - 両津 - 河崎を、植田豊吉(後の丸一自動車)が両津 - 相川をそれぞれ開業している。

その後、小木自動車と羽茂自動車が合併し、前佐渡自動車を設立。細野卯八と河口菊蔵が赤泊自動車を設立。扶桑自動車商会と丸一自動車と前佐渡自動車が合併し、佐州合同自動車(後に佐渡乗合自動車に改称)を設立している。1937年(昭和12年)に佐渡乗合自動車は新潟合同自動車と合併し、1943年(昭和18年)の陸運統制令に基づく統合で、新潟交通となった。

戦後、国鉄国鉄バス)が佐渡島内の路線バス事業に参入する計画があったが、実現に至らなかった。

空路

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空港ターミナルビルと駐機中の新日本航空BN-2

空港

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両津地区秋津には島唯一の空港である佐渡空港があるが2021年2月現在、定期空路は存在しない。

1958年(昭和33年)に新潟空港の場外飛行場として供用を開始し、翌1959年(昭和34年)から同空港との間の定期空路が就航。1971年(昭和46年)から県に移管し、空港として独立した。滑走路は延長890m、幅員25mと短く制限表面も狭隘なため、離着陸できるのは小型機に限定されており、ジェット機や中型機以上の機体は乗り入れられない。

佐渡 - 新潟間の定期コミューター空路は1996年(平成8年)以降、新潟県内を本拠とする旭伸航空が運航していたが、慢性的な赤字や同社の運航要員が高齢化するなどした影響から、2008年(平成20年)9月30日をもって運航を休止、同社は事実上解散となった。その後約3年間、空港は民間小型機の離着陸や救急搬送などに使用されるのみだった。

その後鹿児島県に本社を置く新日本航空が運航に名乗りを上げ、2011年7月29日から佐渡 - 新潟間の空路が再び運行されるようになったが、2014年3月28日、同社は安定運航に向けた体制整備のためとして同空路を無期限休止することを発表した。

なお佐渡空港については長年に渡り、滑走路の延伸・拡張や東京国際空港(羽田空港)など、大都市圏との空路開設に関する構想が何度か浮上しており、2008年10月にはATR 72型機を用いた佐渡空港〜新潟空港〜羽田空港のデモフライトが行われるなどした[20] が具体化には至らなかった。しかし、その後は成田空港を利用した格安航空会社(LCC)が検討されるようになり、2021年現在はトキエアによって構想が進められている。

鉄道

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かつて、1922年大正11年)改正の鉄道敷設法別表第56号における「佐渡国夷ヨリ河原田ヲ経テ相川ニ至ル鉄道」として「夷(両津) - 河原田 - 相川」の路線を営業区間とする佐渡鉄道(仮称)が計画されたものの、未開業のまま終わっている。

バス

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島内は路線バス定期観光バスが主要な交通手段となっており、いずれも全路線が新潟交通グループの新潟交通佐渡によって運営されている。また、JTB時刻表には、両津港バス停が中心駅として記載されている。

バスがワンマン化される以前は、各市町村の主要バス停留所には係員が配置され、鉄道等と同様「」と呼ばれていた。窓口では乗車券定期券のほか、佐渡汽船や新潟港 -新潟駅間のバス、さらに国鉄へそのまま1枚で乗り継ぎ可能な乗車・乗船券も発売されていた。現在も主要バス停付近の交差点名には「駅前」の名称が残っている。

路線バス

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  • 本線(系統番号1):両津 - 金井 - 佐和田 - 相川 - 佐渡金山前
  • 南線(系統番号2):両津 - 新穂 - 畑野 - 真野新町 - 佐和田
  • 東海岸線(系統番号3):両津 - 河崎 - 大川 - 片野尾 - 多田
    • 一部の便で赤泊埠頭まで延伸運行(2019年4月から)
  • 内海府線(系統番号4):佐和田 - 両津 - 和木 - 鷲崎 - 大野亀 - 真更川
    • 土休日は真更川ではなく岩谷口始発・終点
  • 七浦海岸線(系統番号6):佐渡病院 - 佐和田 - 二見 - 相川 - 佐渡版画村
    • 年度前半の土休日は相川循環線経由無しで尖閣湾行きに
    • 土休日は佐渡病院ではなく河原田本町始発・終点
  • 前浜線(系統番号7):小木 - 羽茂 - 赤泊 - 浦津 - 多田
    • 2019年4月より一部便でジャンボタクシーでの運行開始
  • 度津線(系統番号8):羽茂 - 一の宮入口 - 滝平 - 上川茂
    • 2019年4月より全便でジャンボタクシーでの運行開始
  • 海府線(系統番号9):佐渡病院 - 相川 - 尖閣湾 - 入川 - 岩谷口
    • 土休日は佐渡病院ではなく佐和田始発・終点
  • 小木線(系統番号10):相川 - 佐和田 - 真野新町 - 西三川 - 小木
  • 宿根木線(系統番号11):羽茂 - 小木 - 宿根木 - 沢崎 - 江積
    • 2019年4月より一部便でジャンボタクシーでの運行開始
  • 国仲・金丸線(系統番号13):佐和田 - 佐渡病院 - 新町学校前 - 新穂小学校前 - 佐和田
    • 土休日は金丸線先回りのみ運行
  • 岩首線(系統番号14):佐和田 - 金井 - 畑野 - 多田 - 柿野浦
  • 横宿線(系統番号15):監督署前 - 横山 - 新穂小学校前 - 佐渡総合高校
    • 学生車として平日のみ運行
  • 赤泊線(系統番号16):佐渡病院(平日のみ) - 佐和田 - 真野新町 - 川茂 - 赤泊 - 小木
  • 小南線(系統番号22):小木 - 西三川 - 新町学校前 - 新穂小学校前 - 両津
    • 2019年4月1日から学生車としての運航に変更
    • 学生車としては2019年4月1日から11月30日までの平日のみ運行

道路

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佐渡市小木の海岸道路沿いにある交通安全看板。「追い越し違反9,000円、佐渡するめ500円」とあり、追い越し違反の罰金で名物のするめが18枚買えることを示唆してルールを守るよう訴えている
道の駅あいぽーと佐渡

高速道路

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島内に高速道路はない。

国道

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一般国道は、国道350号の1路線が、両津、金井、佐和田、真野、羽茂、小木地区を経由して、島内を縦貫する。尚、佐渡汽船の両津航路と小木航路が、この350号の連絡航路となっている。

県道

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主要地方道
一般県道

道の駅

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航路

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新潟・両津間を約1時間で結ぶジェットフォイル

港湾

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離島という地理条件上、島外との交通の基幹は航路に頼ることとなる。島内には両津港小木港の2つの重要港湾がある。新潟県本土側とは佐渡汽船が運航する、以下の2航路により結ばれている。両津航路はカーフェリー「おけさ丸」「ときわ丸」とジェット推進式全没型水中翼船ジェットフォイル)「つばさ」「すいせい」、小木航路はカーフェリー「こがね丸」により運航される。この他に赤泊港と二見港がある。

船舶

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佐渡島内各港からの定期旅客航路

小木航路は慢性的な赤字に悩まされており、かつてはカーフェリー2隻体制だったものの、2008年(平成20年)からは1隻体制となって運航本数を減便し、冬季間は全便運休となっている(航路の詳細は佐渡汽船を参照)。2015年から2020年までは高速カーフェリー「あかね」1隻による運航となったが、2021年からはジェットフォイル1隻に変更となり、2023年より再びカーフェリー1隻での運航となった(詳細は佐渡汽船#直江津航路を参照)。

2018年までは、上記2航路に加え、「両泊航路」と呼ばれる赤港(佐渡市赤泊地区)と、寺港(長岡市寺泊地域)を結ぶ航路があった。2005年(平成17年)6月まではカーフェリー、それ以後は高速船「あいびす」により運航されていた。自動車を利用する場合は関東地方から最も近く、利便性が高い航路ではあるものの、両港とも港湾施設の規模が小さく、船も小型のものに限られたため冬季は欠航となるケースが著しく多く、2009年(平成21年)以降は冬季間は全便運休となっていた(詳細は佐渡汽船#寺泊航路を参照)。

かつて、戦後から1970年代にかけて、小木港と柏崎港を結ぶ航路が断続的に運航されていたが、不採算などの影響で既に廃止されている。また1975年(昭和50年)には、佐渡と能登半島立山連峰を広域観光圏とする構想の一環として、小木港と石川県珠洲市の飯田港を結ぶ航路が開設された。当時の小木町と珠洲市が航路開設を機に姉妹都市となるなど観光の基幹として期待されたものの、オイルショック後の不況や、利用客の伸び悩みなどもあり、1978年(昭和53年)をもって廃止された。

この他、小木港を拠点として観光船を運航する力屋観光汽船が島内外へのチャーター航路を運航している。

観光

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名所・旧跡

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主な城郭・館
主な神社
主な寺院
主な遺跡
主な史跡

観光スポット

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世界灯台100選の一つ姫埼灯台
灯台
レジャー
  • 二ツ亀海水浴場[21]日本の水浴場88選
  • 新潟県関岬キャンプ場 ist-sado[22](2024年4月27日開設、旧・佐渡関岬オートキャンプ場[23]
  • 入崎キャンプ場・入崎海水浴場[21]
  • 達者海水浴場[21]
  • オートパークさわた[21]
  • 窪田キャンプ場[21]
  • 佐和田海水浴場[21]
  • 素浜海水浴場[21]
  • 素浜キャンプ場[21]
  • 城が浜海水浴場[21]
  • 爪の沢キャンプ場[21]
  • 赤亀・風島なぎさ公園海水浴場[21]
温泉

文化・名物

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祭事・催事

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名産・特産

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伝統工芸

出身関連著名人

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詳細は佐渡島#出身関連著名人を参照。

脚注

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  1. ^ 新市建設計画 p.19”. 0時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月9日閲覧。
  2. ^ 佐渡市歴史文化基本構想 p.54 第3章 3-2 (2) 集落・都市”. 佐渡市 (2011年3月). 2021年4月18日閲覧。
  3. ^ 統計資料:人口の推移”. 佐渡市. 2020年10月8日閲覧。
  4. ^ 相川金銀山*相川鶴子金銀山”. 佐渡市 (2023年4月1日). 2024年9月21日閲覧。
  5. ^ “日本産最後のトキ死ぬ”. 朝日新聞(夕刊) (朝日新聞社): p. 14. (2003年10月10日) 
  6. ^ “朱鷺色の空に 2008初放鳥 27年ぶり、新潟・佐渡に舞う”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2008年9月25日). https://mainichi.jp/articles/20080925/org/00m/040/999000c 
  7. ^ 農林水産業システムの名称 「トキと共生する佐渡の里山」”. 農林水産省農村振興局農村政策部鳥獣対策・農村環境課農村環境対策室. 2024年9月21日閲覧。
  8. ^ 産経新聞 (2013年9月24日). “日本ジオパークネットワークへの新規加盟地域決定”. 日本ジオパーク委員会. 2024年7月27日閲覧。
  9. ^ 新潟日報社 (2023年11月6日). “新潟佐渡市役所新庁舎が開庁 防災拠点、再生エネも活用”. 新潟日報デジタルプラス. 2024年9月21日閲覧。
  10. ^ 産経新聞 (2024年7月27日). “佐渡金山、世界遺産に ユネスコが登録決定 強制労働主張の韓国同意”. 産経新聞:産経ニュース. 2024年7月27日閲覧。
  11. ^ 佐渡市役所 本庁舎”. 佐渡市. 2024年8月30日閲覧。
  12. ^ 新潟佐渡市役所新庁舎が開庁 防災拠点、再生エネも活用”. 新潟日報. 2024年8月30日閲覧。
  13. ^ 10月の旬 コシヒカリ”. 新潟県. 2023年3月11日閲覧。
  14. ^ 佐渡のくだもの」(PDF)『ふうど』第33巻、タカヨシ、2016年、1-6頁。 
  15. ^ 「あつまれ どうぶつの森」に「さどが島」を公開しました!”. 佐渡市. 2021年4月26日閲覧。 “2011年6月に佐渡市は、GIAHS(ジアス:世界農業遺産)に認定されました。2021年はGIAHS認定10周年を迎えることから、若い世代にもGIAHSに選ばれた「佐渡」のファンになっていただくことを目的に、任天堂ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」に「さどが島」を公開しました。”[リンク切れ]
  16. ^ a b ぞっこん佐渡寒ブリ」(PDF)『ふうど』第27巻、タカヨシ、2015年、1-6頁。 
  17. ^ 東北電力佐渡営業所HP
  18. ^ 東北電力HP 電気のお引越し手続き
  19. ^ 1月28日に発生した大規模な断水に関する情報”. 佐渡市. 2018年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。 Template:Cite webの呼び出しエラー:引数 accessdate は必須です。
  20. ^ 佐渡新航空路開設促進協議会の歩み | 佐渡新航空路開設促進協議会
  21. ^ a b c d e f g h i j k さどさんぽ”. 佐渡汽船. 2021年9月6日閲覧。
  22. ^ 佐渡市関連事業のお知らせ(プレスリリース) 佐渡市 (2024年4月27日閲覧)
  23. ^ 新潟・佐渡関岬オートキャンプ場→「ist-sado」に4月27日リニューアル!海一望の宿泊棟、サウナは日帰り利用も○ 新潟日報 (2024年4月27日閲覧)

関連項目

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外部リンク

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行政
観光
交通
その他