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新潟県道45号佐渡一周線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要地方道
新潟県道45号標識
新潟県道45号 佐渡一周線
主要地方道 佐渡一周線
路線延長 167.2 km
実延長 167.0733 km
制定年 1994年
起点 佐渡市北緯38度0分24.4秒 東経138度18分20.7秒 / 北緯38.006778度 東経138.305750度 / 38.006778; 138.305750 (県道45号起点)
終点 佐渡市【北緯37度49分30.7秒 東経138度12分31.8秒 / 北緯37.825194度 東経138.208833度 / 37.825194; 138.208833 (県道45号終点)
接続する
主な道路
記法
国道350号
都道府県道31号標識
新潟県道31号相川佐和田線
都道府県道81号標識
新潟県道81号佐渡縦貫線
都道府県道65号標識
新潟県道65号両津真野赤泊線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

新潟県道45号佐渡一周線(にいがたけんどう45ごう さどいっしゅうせん)は、新潟県佐渡市を通る県道主要地方道)である。

概要

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佐渡市戸中 海府鹿ノ浦大橋

佐和田地区を起点として佐渡島海岸線に沿って時計回りに外周し、小木地区西端の江積地区に至る主要道路。海岸線沿いには主要港湾や中小の漁港がある他、景勝地など観光拠点も点在する。しかし断崖を抜ける箇所等、幅員が非常に狭隘な箇所も多い。路線名は「一周」となっているが江積~佐和田間は県道45号となっていない区間があり、起点と終点はつながっていない。

路線延長は167.2 kmで、日本一長い主要地方道である[1]

路線データ

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全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML
  • 起点 - 佐渡市窪田字砂原860番1(窪田交差点、国道350号交点)[2]
  • 終点 - 佐渡市江積370番2[3]
  • 総延長 - 167.1633 km[1]
  • 実延長 - 167.0733 km[4][注釈 1]

歴史

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  • 1993年平成5年)5月11日 - 建設省(現・国土交通省)から、県道相川佐和田線の一部・県道両津鷲崎佐和田線・県道両津赤泊小木線・県道小木隆起岩線・県道沢崎椿尾線が佐渡一周線として主要地方道に指定される[5]
  • 1994年(平成6年)4月1日 - 新潟県が県道45号佐渡一周線(佐渡郡佐和田町~佐渡郡真野町)を認定[6]。道路区域(佐渡郡佐和田町大字窪田字砂原860番1から同郡小木町大字沢崎124番2まで、延長169,965.10 m、幅員1.00~68.80 m)を決定[2]。県道(主要地方道)両津鷲崎佐和田線[注釈 2]、県道(主要地方道)両津赤泊小木線[注釈 3]、県道315号小木隆起岩線、県道585号沢崎椿尾線は同日付で廃止[6]
  • 2019年令和元年)
  • 2020年(令和2年)11月12日 - 沢崎工区全線開通[11]。道路区域上の終点が江積まで延伸される[3]
  • 2022年(令和4年)10月31日 - 岩谷口橋新橋開通[12]
  • 2023年(令和5年)8月30日 - 真更川工区の北鵜島大橋が開通[13]

路線状況

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重複区間

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  • 新潟県道81号佐渡縦貫線(佐渡市梅津船場町 - 佐渡市夷二ノ町)
  • 国道350号(佐渡市夷二ノ町 - 佐渡市両津支所前)
  • 国道350号(佐渡市木野浦 - 佐渡市小木町(終点))

バイパス・道路改良

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  • 外海府海岸南道路
    • 鹿ノ浦バイパス
  • 外海府海岸北道路
  • 内海府海岸道路
    • 黒姫バイパス
  • 東海岸道路
    • 原黒バイパス(2019年11月14日開通[9]
  • 前浜北道路
    • 柿野浦バイパス
  • 沢崎工区
    • 沢崎 - 江積間の延長1.92 km[11]

別名・通称

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  • 本線(窪田 - 沢根)
  • 沢根街道(さわねかいどう)(窪田 - 沢根)
  • 七浦海岸線(ななうらかいがんせん)(沢根 - 相川下戸)

主要橋梁

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地理

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佐渡市徳和

通過する自治体

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交差する道路

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交差する道路 交差する場所
国道350号 窪田交差点 / 起点
新潟県道31号相川佐和田線 沢根
新潟県道31号相川佐和田線・新潟県道463号白雲台乙和池相川線 / 大佐渡スカイライン 相川大間町
新潟県道81号佐渡縦貫線 高千
新潟県道81号佐渡縦貫線(夷二ノ町交差点まで重複) 梅津船場町
国道350号(重複区間起点) 夷二ノ町交差点
国道350号(重複区間終点) 両津支所前交差点
新潟県道65号両津真野赤泊線 両津支所前交差点
新潟県道319号赤玉両津港線 河崎
新潟県道319号赤玉両津港線 赤玉
新潟県道181号多田皆川金井線 多田
新潟県道65号両津真野赤泊線 赤泊
新潟県道81号佐渡縦貫線 大橋
国道350号(重複区間起点) 木野浦
国道350号(重複区間終点) 小木町

脚注

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注釈

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  1. ^ 道路現況調書による。2019年4月1日現在。
  2. ^ 告示では路線名変更[7]時点での整理番号559で記載されている。
  3. ^ 告示では路線認定[8]時点での整理番号24で記載されている。

出典

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  1. ^ a b 佐藤健太郎「最長・最短県道」『ふしぎな国道』講談社〈講談社現代新書〉、2014年10月20日、139頁。ISBN 978-4-06-288282-8 
  2. ^ a b “道路区域決定(平成6年新潟県告示第1090号)”, 新潟県報 (新潟県) 第25号: pp. 816-819, (1994年4月1日) 
  3. ^ a b 道路の区域変更(令和2年新潟県告示第1187号)” (PDF). 新潟県報 号外1号 (令和2年11月12日発行). 新潟県 (2020年11月12日). 2020年2月28日閲覧。
  4. ^ 新潟県の道路2020 道路の整備(新潟県の道路網図)” (PDF). 新潟県 (2020年5月12日). 2020年10月28日閲覧。
  5. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十1日建設省告示第千二百七十号、建設省
  6. ^ a b “県道路線認定・廃止(平成6年新潟県告示第1088号)”, 新潟県報 (新潟県) 第25号: pp. 811-814, (1994年4月1日) 
  7. ^ “昭和47年新潟県告示第1326号”, 新潟県報 (新潟県) 号外: pp. 5-6, (1972年9月19日) 
  8. ^ “道路法の規定による県道の路線認定(昭和33年新潟県告示第421号)”, 新潟県報 (新潟県) 号外: pp. 1-15, (1958年3月28日) 
  9. ^ a b 県道佐渡一周線の東海岸道路原黒工区(通称:原黒バイパス)が11月14日に開通します。” (PDF). 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2019年11月8日). 2019年11月14日閲覧。
  10. ^ 主要地方道佐渡一周線 松ヶ鼻トンネルが開通します” (PDF). 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2019年12月10日). 2019年12月26日閲覧。
  11. ^ a b 令和2年11月12日 主要地方道佐渡一周線沢崎工区 が開通します!” (PDF). 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2020年10月28日). 2020年10月28日閲覧。
  12. ^ 主要地方道 佐渡一周線 岩谷口橋が新しい橋に架替わります”. 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2022年10月25日). 2022年10月27日閲覧。
  13. ^ 主要地方道 佐渡一周線 北鵜島大橋が開通しました”. 新潟県佐渡地域振興局地域整備部 (2023年9月11日). 2023年9月20日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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