定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台
定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台 JOZENJI STREETJAZZ FESTIVAL in SENDAI | |
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勾当台公園噴水脇ステージ(2009年) | |
イベントの種類 | 音楽系イベント |
通称・略称 |
(正式略称) 定禅寺ストリートジャズフェスティバル JSF (マスメディアでの略称) 定禅寺ストリートジャズフェス 定禅寺ジャズフェス ジャズフェス |
正式名称 | 定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台 |
旧イベント名 | LIVE 141 定禅寺ストリートジャズフェスティバル(1987年〜1990年) |
開催時期 |
毎年9月第2日曜日とその前日の土曜日(2日間) 前夜祭あり |
初回開催 | 1991年(平成3年)9月15日 |
会場 | 仙台市都心部など。延べ94か所(2016年) |
主催 | 公益社団法人 定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会 |
共催 | 宮城県、仙台市 |
後援 | 宮城県教育委員会/仙台市教育委員会/(公財)仙台観光国際協会/(公財)仙台市市民文化事業団/朝日新聞仙台総局/毎日新聞仙台支局/読売新聞東北総局/日本経済新聞社仙台支局/産経新聞社東北総局/共同通信社仙台支社/NHK仙台放送局/TBC東北放送/仙台放送/ミヤギテレビ/KHB 東日本放送/エフエム仙台/ラジオ3FM76.2/CAT-V/せんだいタウン情報S-style/仙台リビング新聞社 |
特別協賛 | キリンビールマーケティング株式会社宮城支社/コカ・コーライーストジャパン株式会社/アサヒビール・一般社団法人国分町街づくりプロジェクト/河北新報社/サントリー酒類株式会社/サントリービア&スピリッツ株式会社/株式会社ヤマハミュージックジャパン/ 他各社 |
出展数 | 延べ760バンド、5,060人(2016年) |
来場者数 | 70万人(2016年) |
JSF 及び タイアップステージへの交通アクセス | |
最寄駅 | 勾当台公園駅、仙台駅など |
直通バス | 各会場をつなぐ無料のループシャトルバスが10分間隔で運行 |
公式サイト | |
備考: 総費用:約5000万円(2009年)[1][2] ボランティア人数:約1500人[2] |
定禅寺ストリートジャズフェスティバル in 仙台(じょうぜんじストリートジャズフェスティバル イン せんだい)とは、宮城県仙台市の定禅寺通りを中心に、仙台市都心部各所の街角屋外をステージに催される無料の市民音楽祭である。例年、9月第2土・日曜日に開催され、前夜祭も含めた3日間、市内は音楽一色となる。
概要
[編集]定禅寺ストリートジャズフェスティバルは、「市民ボランティアが中心となって運営」「無料」「街が舞台装置」をキーワードとした都市音楽イベントである。仙台市都心部の至るところの「街角がステージ」となっているため、演奏者と聴衆の高さも同じで距離が近く、また、買物ついでに立ち寄れる気軽さも手伝って、市民から多くの支持を受け、仙台の初秋の風物詩として毎年規模が拡大している。聴衆は、オープンカフェやオープンバー、あるいはワールドキッチンなどで供される飲食物を片手に、自分の好きな音楽を自由に楽しむことが出来、聴き方の面でも開放されている。
例年、前夜祭と本祭2日間で開催され、定禅寺通りのほか、勾当台公園、一番町、西公園、青葉通り、仙台駅西口ペデストリアンデッキ、ビルの屋外エントランスなどや、タイアップステージに約100か所のステージが設置され、700組以上のバンドで4000人以上が演奏する(いずれも延べ数)。参加バンド数・出演者数では日本最大の音楽祭となっており、参加する団体も、北は北海道、南は沖縄県と日本全国に及び、海外からの出演者もいる。
ジャズ、ロック、ゴスペルなど、ポピュラー音楽を中心にジャンルを問わず演奏されるが、ステージやエリアごとに演奏者の音楽の傾向を集め、聴衆は好きな音楽を選んで楽しむことが出来るようになっている。また、プロ・アマを問わず全ての演奏家に出演機会が開放されている。
2008年(平成20年)は2日間で約75万人の聴衆を集めた。これだけの観客数があるため、近年、定禅寺通りでは片側車線に交通規制をしいて期間中歩行者天国としている。また、各ステージを巡回する無料のループシャトルを運行したり、インフォメーション・ブースを市内に十数か所設置したりしている。
付随するイベント
[編集]土日の市内各地の街角ライブの他に、以下のような付随イベントも行われている。
JSF実行委員会主催
[編集]- ワークショップ
- ワールドキッチン
- JSF写真展
- 電力ビル内グリーンプラザにて開催されている。
- 一般公募作品を対象としていて前年度JSFの写真展となる。
- 1週間程行われ、JSF最終日が展示の最終日となる。
外部委託
[編集]- 西公園で開催される。
- アートマーケット
- せんだいメディアテーク前で開催される。
タイアップ・イベント
[編集]- 「JSFタイアップ・ステージ」
- JSFの期間中、宮城県美術館、ドコモ東北ビル、三井アウトレットパーク 仙台港において開催される無料コンサート。JSF実行委員会主催ではないが、JSFの趣旨に賛同した団体が主催しているため「タイアップ」となっている。ただし、聴衆にとっては実質的にJSFのステージの1つである。なお、JSF期間中に仙台市野草園で開催されている「萩まつり」でも、邦楽や仙台フィルハーモニー管弦楽団によるクラシック音楽の演奏が行われているが、野草園の入場料を取っているためJSFのタイアップ・ステージに認められていない。
- JSFの前夜祭の1つと位置付けされていた有料のコンサート。仙台放送の企画・制作、TOSHIBAの特別協賛で2004年(平成16年)から2006年(平成18年)まで開催された。仙台でのコンサートがJSF(土・日)の前日の金曜日の夜となるように日本各地で行われ、仙台開催分にJSF実行委員会が特別協力をしていた。各地の主催者は、フジテレビ系列の各放送局で、岡山の場合は、フジ系放送局の他におかやまJAZZフェスティバル実行委員会とおかやま音楽祭実行委員会も加わっていた。
- 2004年 全国6都市
- 2005年 全国9都市
- 2006年 全国7都市
- 東京(9/7・木)、仙台(9/8・金)、新潟(9/9・土)、名古屋(9/14・木)、大阪(9/15・金)、福岡(9/16・土)、岡山(9/17・日)
人気投票
[編集]- 2006年(平成18年)には、一番町四丁目商店街主催で人気投票が実施され、上位バンドによるコンサートが後日開催された。
- 2007年(平成19年)は、オプトロム主催で人気投票が実施される予定。プログラムに印刷された投票券を用い、勾当台公園にある投票箱に投票してもらう。1位に選ばれたバンドには、同社が無料でCDを製作して贈呈する。
沿革
[編集]1981年(昭和56年)から始まった仙台市営地下鉄南北線の工事に伴い、勾当台公園周辺の再開発が進み、バブル景気を追い風に仙台市は大きく変化した。1980年代の仙台郊外では、スポーツランドSUGOにてロックンロールオリンピック、泉パークタウンなどでライブ・アンダー・ザ・スカイやJTスーパーサウンドなど、野外でのロックフェスティバルやジャズフェスティバルなどが開催され、青葉山公園ではTBC夏まつりの野外コンサートなどが開催されていた。
- 前史
- 1985年(昭和60年)、勾当台公園近くに(当時)東北一の超高層ビルのタワービルが完成し、また、青葉神社例大祭(仙台祭り)が仙台・青葉まつりとして復活した。
- 1986年(昭和61年)、勾当台通と東二番丁通りが直結。これは、仙台市営地下鉄南北線および勾当台公園駅の工事に合わせたものである。年末には「SENDAI光のページェント」が初開催された。
- 1987年(昭和62年) NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』の放送により、「政宗ブーム」が起きる。東北新幹線(1982年11月15日開業)などで1年を通じて仙台に空前の観光客が集まる。3月にはファッションビル「ファッションドーム141」が勾当台公園の斜向かいに開業。7月15日には仙台市営地下鉄南北線が開業し、勾当台公園駅と141が直結する。
LIVE 141 定禅寺ストリートジャズフェスティバル
[編集]上述のように、勾当台公園周辺で新たなイベントが始まり、再開発が行われて大きく変化している最中の1987年(昭和62年)、定禅寺通の新たな顔となった141において、エル・パーク仙台を会場にジャズを中心とするライブが始まった。ジャズという音楽ジャンルが選ばれた理由については、JAZZ PROMENADE in SENDAI#歴史を参照。
このライブは恒例となり、「定禅寺通り(定禅寺ストリート)」の「ジャズフェス」から「定禅寺ストリート ・ジャズフェスティバル」(JJF) と名付けられ、1990年(平成2年)の第4回まで続いた。
定禅寺ストリートジャズフェスティバル
[編集]音楽家の榊原光裕の「本来音楽は野外でやるもの」という考えに基づき、「SENDAI光のページェント」期間中に定禅寺通りの一角でシンセサイザーのミニコンサートを行ったところ、多数の観客が集まった[3]。この経験から有志が集まって、街頭でJJFを開催することを企画し、1991年(平成3年)に現在のような「街角」「屋外」「無料」のスタイルで初開催された。また、フェスティバルの名称も、「屋外で行う」ということから「ストリートジャズ」を1つの言葉と捉え直し、「定禅寺(通り)」の「ストリートジャズ」「フェスティバル」から「定禅寺ストリートジャズ ・フェスティバル」(JSF) に改称された。
一方、1989年(平成元年)4月1日の仙台市の政令指定都市移行に合わせ、'89グリーンフェアせんだい(全国都市緑化フェア)が地下鉄や宮城県庁舎などの工事が終わって再整備された勾当台公園を会場の1つとして開催された。勾当台公園は再整備により大きく変化し、イベント会場として利用できる「市民広場」などが設置された。ここに屋台を並べ、大規模なステージを築くことにより、JSFは定禅寺通りから外に向かって仙台市都心部各地にステージを増やしながら広がっていった。
当初から仙台市市民文化事業団より助成を受けていた[3]が、バブル崩壊後の失われた10年の影響で、1995年(平成7年)をピークに協賛・協力企業が減少したため、出演者が運営協力費を負担したり、ボランティアの手を借りたり、サポーターズクラブを結成して年会費を得たりして、JSFの開催を維持するようになった[4]。2000年(平成12年)の開催実績から仙台市を代表するイベントであると市が認め、2001年(平成13年)から仙台市経済局が所管して直接市から助成を受けるようになり[3]、協賛・協力企業の数も増加するが、規模の拡大に対応するため2003年(平成15年)に運営協力費は値上げされた[4]。年4000万円強の運営費総額の2/3は、この運営協力費と、当日会場を訪れた市民のカンパや協賛金によってまかなわれている。[5]。
市はお金を出すが運営には口を出さず、現在もボランティア主体で運営がなされている[3]が、運営費が足りないため、JSF期間中は様々な募金活動も同時に行われている。
年表
[編集]回 | 年 | 月日 | 参加 | ステージ | 観客数 | 備考 | |
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バンド | 人数 | ||||||
1 | 1991年 | 9月15日 | 25組 | 150人 | 9か所 | 0.5万人 | |
2 | 1992年 | 9月27日 | 56組 | 410人 | 12か所 | 2.0万人 | ジャズ以外のジャンルにも拡大 |
3 | 1993年 | 9月19日 | 67組 | 450人 | 15か所 | 3.5万人 | |
4 | 1994年 | 9月11日 | 111組 | 750人 | 20か所 | 5.0万人 | |
5 | 1995年 | 9月10日 | 167組 | 1,028人 | 27か所 | 8.0万人 | |
6 | 1996年 | 9月8日 | 194組 | 1,250人 | 29か所 | 10.0万人 | |
7 | 1997年 | 9月14日 | 255組 | 1,280人 | 32か所 | 10.0万人 | 出演者1人1000円の負担開始 |
8 | 1998年 | 9月13日 | 290組 | 1,470人 | 34か所 | 12.5万人 | ボランティア募集開始 フリーマーケット開始 |
9 | 1999年 | 9月12日 | 363組 | 2,200人 | 42か所 | 18.0万人 | |
10 | 2000年 | 9月9日 | 520組 | 2,900人 | 61か所 | 38.0万人 | 10周年を機に2日間の開催になる サポーターズクラブ開始 |
9月10日 | |||||||
11 | 2001年 | 9月8日 | 590組 | 3,358人 | 74か所 | 45.0万人 | 「仙台市都市景観大賞」受賞 仙台市が直接助成を開始 smtで前夜祭を開催開始 |
9月9日 | |||||||
12 | 2002年 | 9月7日 | 519組 | 3,455人 | 82か所 | 45.0万人 | 「サントリー地域文化賞」受賞 |
9月8日 | |||||||
13 | 2003年 | 9月13日 | 570組 | 3,558人 | 82か所 | 54.0万人 | 定禅寺通の一部車両通行止開始 出演者負担が1人2000円になる |
9月14日 | |||||||
14 | 2004年 | 9月11日 | 629組 | 4,008人 | 88か所 | 56.0万人 | Jazz Styleを前夜祭の1つと認定 |
9月12日 | |||||||
15 | 2005年 | 9月10日 | 640組 | 3,921人 | 80か所 | 63.0万人 | 5月にSpring Preview開催 無料ループシャトルバス運行開始 |
9月11日 | |||||||
16 | 2006年 | 9月9日 | 649組 | 4,123人 | 89か所 | 71.0万人 | 「NHK東北ふるさと賞」受賞 |
9月10日 | |||||||
17 | 2007年 | 9月8日 | 707組 | 4,432人 | 90か所 | 72.0万人 | |
9月9日 | |||||||
18 | 2008年 | 9月13日 | 714組 | 4,442人 | 96か所 | 75.0万人 | |
9月14日 | |||||||
19 | 2009年 | 9月12日 | 721組 | 4,819人 | 90か所 | 74.0万人 | |
9月13日 | |||||||
20 | 2010年 | 9月11日 | 776組 | 5,071人 | 92か所 | 74.0万人 | 20周年を機に初めて仙台駅東口側 (榴岡公園)でも開催 |
9月12日 | |||||||
21 | 2011年 | 9月10日 | 747組 | 4,903人 | 90か所 | 79.0万人 | |
9月11日 | |||||||
22 | 2012年 | 9月8日 | 769組 | 5,257人 | 96か所 | 84.0万人 | 「地域再生大賞準大賞」受賞 |
9月9日 | |||||||
23 | 2013年 | 9月7日 | 733組 | 5,008人 | 92か所 | 68.0万人 | |
9月8日 | |||||||
24 | 2014年 | 9月13日 | 715組 | 5,027人 | 92か所 | 76.0万人 | |
9月14日 | |||||||
25 | 2015年 | 9月12日 | 730組 | 5,108人 | 92か所 | 70.0万人 | |
9月13日 | |||||||
26 | 2016年 | 9月10日 | 760組 | 5,060人 | 94か所 | 70.0万人 | |
9月11日 | |||||||
27 | 2017年 | 9月9日、9月10日 | 756組 | 5,169人 | 96か所 | 79万人 | |
28 | 2018年 | 9月8日、9月9日 | 779組 | 5,231人 | 94か所 | 72万人 | |
29 | 2019年 | 9月7日、9月8日 | 710組 | 5,131人 | 92か所 | 77万人 | 「街ごと楽しむジャズフェス10選」全国1位 |
29.5 | 2020年 | 新型コロナウイルスの影響により、オンライン企画を実施 | |||||
30 | 2021年 | 9月11日、9月12日 | 77組 | ||||
31 | 2022年 | 9月10日、9月11日 | 86組 | 480人 | 13ステージ | 20万人 | |
32 | 2023年 | 9月9日、9月10日予定 | 23ステージ |
JSFの周辺
[編集]仙台市の都市イベントとして、これだけの観客を集める有力コンテンツに育った今でも、市民ボランティアと募金・協賛金によって運営がなされており、商業化はあまりされていない。その方向性は、先行して始まったSENDAI光のページェントと同様である。
JSF実行委員会関連イベント
[編集]他都市や仙台市都心部以外での同様の趣旨の無料街角コンサートに対し、「JSF○○」、または、「定禅寺ストリートジャズ・フェスティバル in ○○」という名称でロゴ使用許可を出していることがある。
共催・支援イベントでは、無料街角コンサートを開催するノウハウの伝授と、JSFに過去参加したバンドの斡旋などが中心。このJSF実行委員会の共催活動により、仙台都市圏では、数々のポピュラー音楽系無料街角コンサートが開催されるようになってきている。なお、クラシック音楽系の無料街角コンサートは、仙台市が主催している。
JSFの期間以外
[編集]- JSF実行委員会が主催
- 定禅寺ストリートジャズ・フェスティバル Spring Preview
- とっておきの音楽祭実行委員会主催。JSF実行委員会が協力。
- JSFアンコールライブ in 仙台ヒルサイドアウトレット
- Heartland Festa「Brilliant street Art & Christmas JAZZコンサート」
- 2006年12月16日(土)・17日(日)15:00〜20:00、一番町および中央通りで開催された無料街角コンサート。仙台市中心部アーケード街にある6商店街合同での年末商戦キャッチコピーである「Heartland Festa」において、JSF実行委員会が協力して行われた。
- スターライトコンサート「JSF2006アンコールライブ」
- 2006年12月22日(金)14:00〜21:00、ファッションドーム141エル・パーク仙台・スタジオホールで開催される無料コンサート。一番町四丁目商店街主催で毎年開催され、SENDAI光のページェントを応援する企画として認知されている。JSF実行委員会の共催。
- 秋保温泉 MUSIC BAR
- 2005年(平成17年)から秋保・里センターで開催されている。近年はJSFの1週間前に開催し、JSFの「プレビューステージ」としてJSF参加バントなどが出演している。JSF実行委員会の特別協力。
- 鳴子音楽祭 湯の街ストリートジャズ in SPA鳴子
メディア
[編集]2006年(平成18年)は、地元コミュニティ放送のラジオ3、および、東北放送の県域放送AMラジオとテレビの計3チャンネルで生中継がなされた。また、実力の高い出演者を集めた「Saturday Night Jam!」を県域放送FM局のDate fmが後日編集放送し、フェスティバルの模様をNHKが東北6県ブロックネットで1回、NHKワールドTVで世界に2回ほど放送した。その他、地元タウン情報誌などで特集が組まれている。
商業面
[編集]- ロゴ使用を認めていないもの
- 仙台市内に唯一立地する大手ビール工場であるキリンビールの商品を、勾当台公園の「STREET JAZZ BAR」で販売させている。また、前夜祭の時間帯に開催されるジャズ系有料コンサート(JAZZ STYLE)を、関連イベントと認めている。しかし、「定禅寺ストリートジャズ・フェスティバル」という名前やロゴ、ポスターデザインの利用はさせていない。フリーマーケットとアートマーケットの開催は、外部委託になっている。
交通面
[編集]- 交通機関の増便等
- 開催期間中には市営バス(仙台市交通局)が主要会場を結ぶ無料のループシャトルバスを10分間隔で運行している。尚、運行自体はJSF実行委員会とされており、仙台市交通局自体は運行協力とされている(第18回パンフレットより)。
JSFに出演したことがあるメジャーアーティスト
[編集]- MONKEY MAJIK(インディーズ時代。メジャーデビュー後の2008年には飛び入りで演奏)
- カラーボトル
- 日野皓正(2013年)
- EISEI+SEISYO(工藤詠世・工藤世丞、2007年から現在まで毎年出演[要出典])
東北放送
[編集]東北放送(TBCテレビ)の生放送の1時間番組のゲスト
- 2005年:Rey(東北楽天ゴールデンイーグルスの元監督の田尾安志の夫人)[7]
- 2006年:アンジェラ・アキ[8]
- 2007年:タテタカコ
- 2008年:風味堂[9]
- 2009年:矢野沙織[10]
- 2010年:Happy Toco(榊原光裕率いるジャズバンド)
- 2011年:宇崎竜童・綾戸智恵[11]
- 2012年:浅野祥・小林香織[12]
- 2013年:上田正樹
- 2014年:八神純子
- 2015年:ケイコ・リー[13]
NHK
[編集]NHK仙台放送局(テレビ)が制作した番組のゲスト。NHK総合テレビで東北6県ブロックネットのほか、ろーかる直送便やBSで全国ネットされた。
JSFに影響を受けて始まったイベント
[編集]- 伊達ロックフェスティバル(2000年〜2005年、2011年〜。仙台市)
- JAZZ PROMENADE in SENDAI(2001年〜。仙台市)
- 仙台ブルースフェスティバル(2001年〜2007年。仙台市)
- とっておきの音楽祭(2001年〜。仙台市ほか)
- 仙台ゴスペル・フェスティバル(2002年〜。仙台市)
- 松本ミュージックフェスティバル(2005年〜2011年。長野県松本市)[15]
- ザ・パワーオブミュージックフロムアキタ(2005年〜。秋田県秋田市)[16]
- やらまいかミュージックフェスティバル(2007年〜。静岡県浜松市)[17]
- TENDO JONDANA FESTIVAL(2007年〜。山形県天童市)[18]
- センダイ・ロック・フェスティバル(2008年〜。仙台市)
- びわこJAZZフェスティバルIN東近江(2009年〜。滋賀県東近江市)[19]
- つくば公園通り音楽祭 [ペデオン](2009年〜。茨城県つくば市)[20]
- ポケットパークJAZZ(2009年〜。山形県寒河江市)[21]
- すみだストリートジャズフェスティバル(2010年〜。東京都墨田区)[22]
- アキタミュージックフェスティバル(2011年〜。秋田県秋田市)
- AOMORIミュージックフェスティバル(2014年〜。青森県青森市)[23]
脚注
[編集]- ^ 仙台の5大イベント 協賛金が大幅減 企業頼み見直し必要 Archived 2010年1月2日, at the Wayback Machine.(河北新報 2009年12月31日)
- ^ a b 市民主体の地域活性化(音楽イベントを通じたまちおこし)に関する調査研究業務 報告書 (PDF) (財団法人 堺都市政策研究所 2011年1月)
- ^ a b c d 仙台市 日本最大のストリートジャズフェスティバル 街角が楽しくなる音楽のまち目指す(財団法人地域活性化センター「月刊地域づくり」 2001年12月特集)
- ^ a b 第6回『集客装置としての都市イベント』(東北経済産業局広報誌「東北21」 2008年5月号『せんだい遊歩 -変わる消費と集客のからくり-』 )
- ^ 【特報 追う】“情熱”が育んだジャズフェス 行政・企業に頼らず18年(産経新聞 2008年9月11日)
- ^ 温泉街にジャズの調べ 大崎・鳴子(河北新報 2014年10月5日)
- ^ 別冊 定禅寺2005マガジン
- ^ 情熱生中継! 定禅寺ストリートジャズフェスティバル2006(東北放送)
- ^ 秋風味! 定禅寺ストリートジャズフェスティバル2008(東北放送)
- ^ 生中継! 定禅寺ストリートジャズフェスティバル2009(東北放送)
- ^ 第530回東北放送番組審議会 議事概要(東北放送)
- ^ <過去>2012年スケジュール(浅野祥 公式サイト)
- ^ 【TBCテレビ】「生中継!定禅寺ストリートジャズフェスティバル2015」9月12日(土)OA予告 - YouTube
- ^ ぶらバン2011〜定禅寺ストリートジャズフェスティバル〜 Archived 2014年10月11日, at the Wayback Machine.(NHK仙台放送局「東北Z」)
- ^ MMFへの思い(松本ミュージックフェスティバル実行委員会ブログ) … 東北大学在学中にJSFや伊達ロックフェスティバルに参加し、影響を受けた藤岡浩志(元FMじょんぱ「ROCK'N 倶楽部」のパーソナリティ)が地元・長野県に戻って始めた。
- ^ ニュースリリース(ザ・パワーオブミュージックフロムアキタ)
- ^ トークバトル「浜松市の音楽文化を考える」(静岡新聞 2007年11月11日) … やらまいかミュージックフェスティバル実行委員長 鈴木建也 談
- ^ 手作り天童ジャズフェス29日 地元愛好家ら出演(河北新報 2007年9月26日)
- ^ 若手経営者ら音楽でまちおこし 東近江 4月にジャズフェス(京都新聞 2009年1月1日)
- ^ つくば公園通り音楽祭 ペデオン(常陽リビング 2009年4月23日)
- ^ 合言葉は定禅寺に続け 寒河江でジャズフェス 来月3日(河北新報 2009年9月21日)
- ^ 定禅寺のジャズフェスティバル その1(かってに観光紹介!! 2011年7月26日)
- ^ 響く音色、街を包む 青森市でフェス(河北新報 2014年10月8日)
関連項目
[編集]- 仙台市の音楽イベント
- 定禅寺通り
- SENDAI光のページェント
- 音楽祭
- ジャズ・フェスティバル
- ロック・フェスティバル
- Fête de la Musique(World Music Day。夏至の日に各国で開催されている街角音楽祭。日本では大阪を中心に「音楽の日」として開催されている)
- ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(GWに8日間開催。出演者総数1620人、来場者数71万人)
- 仙台クラシックフェスティバル