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宮古島地方気象台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮古島地方気象台
宮古島地方気象台
種別 地方気象台
管轄区域 沖縄県宮古島地方
所在地 沖縄県宮古島市平良字下里1020-7
座標 北緯24度47分42秒 東経125度16分41秒 / 北緯24.79489度 東経125.27816度 / 24.79489; 125.27816座標: 北緯24度47分42秒 東経125度16分41秒 / 北緯24.79489度 東経125.27816度 / 24.79489; 125.27816
リンク 宮古島地方気象台

宮古島地方気象台(みやこじまちほうきしょうだい)は、沖縄県宮古島市にある地方気象台。宮古島地方(宮古諸島)を管轄する。沖縄気象台の管轄下にあり、地上気象観測、地域気象観測(アメダス)、生物季節観測からなる気象観測業務、予報業務、地震・津波業務、防災・広報業務を行っている[1]

業務

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宮古地方は、1959年(昭和34年)の9月の宮古島台風1966年(昭和41年)9月の第2宮古島台風1968年(昭和43年)9月の第3宮古島台風2003年(平成15年)9月の平成15年台風第14号をはじめ、台風によって大きな被害を受けることが多く、気象観測は宮古島地方気象台にとって特に重要な業務である。

地域気象観測については、宮古空港及び下地島空港に空港出張所、多良間島に航空気象観測所、城辺に地域雨量観測所が設置されている[2]

生物季節観測では、日本各地の気象台で行われているもののほかに、ミヤコマドボタルの初見、イワサキクサゼミミヤコニイニイゼミの初鳴、サシバの南下初見、ヒカンザクラの開花や満開、デイゴやリュウキュウコスミレの開花といった、宮古地方に特徴的な生物の観測を行っている[3]

沿革

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  • 1937年(昭和12年)10月28日 - 中央気象台宮古島測候所として創立[4]
  • 1939年(昭和14年)11月1日 - 宮古島測候所となる[4]
  • 1950年(昭和25年)1月1日 - 琉球政府所管となる[4]
  • 1959年(昭和34年)9月 - 宮古島台風。日本の観測史上第2位(観測当時は第1位)の最低中心気圧908.1hPaを観測。
  • 1965年(昭和40年)8月1日 - 宮古島気象台となる[4]
  • 1966年(昭和41年)9月 - 第2宮古島台風。日本の観測史上第1位の最大瞬間風速85.3m/sを観測。
  • 1968年(昭和43年)9月 - 第3宮古島台風。日本の観測史上第4位の最大瞬間風速79.8m/sを観測。
  • 1972年(昭和47年)5月15日 - 沖縄の本土復帰に伴い、宮古島地方気象台に改称[4]
  • 2003年(平成15年)9月 - 平成15年台風第14号。日本の観測史上第4位の最低中心気圧912.0hPa、第7位の最大瞬間風速74.1m/sを観測。

観測所

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アメダス

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凡例
〇は観測項目
観測所名 所在地 観測要素 備考





宮古島地方気象台 宮古島市平良字下里1020-7
城辺地域気象観測所 宮古島市城辺字新城        
鏡原地域気象観測所 宮古島市平良字下里     宮古航空気象観測所(宮古空港内に設置)
下地島域気象観測所 沖縄県宮古島市伊良部字佐和田     下地島航空気象観測所(下地島空港内に設置)
中筋地域気象観測所 宮古郡多良間村中筋   多良間航空気象観測所(多良間空港内に設置)

震度

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  • 宮古島市平良下里(宮古島地方気象台)、宮古島市平良西仲宗根、宮古島市城辺福北、宮古島市平良池間、宮古島市伊良部国仲、宮古島市上野新里、宮古島市伊良部前里添、多良間村塩川

地震

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  • 宮古島、沖縄城辺、池間島、伊良部島、多良間島

潮位・津波(検潮所)

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  • 平良

脚注

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外部リンク

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