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宮山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮山駅
駅舎(2023年12月29日)
みややま
Miyayama
寒川 (2.1 km)
(1.4 km) 倉見
地図
所在地 神奈川県高座郡寒川町宮山3605
北緯35度22分56.2秒 東経139度22分46.9秒 / 北緯35.382278度 東経139.379694度 / 35.382278; 139.379694座標: 北緯35度22分56.2秒 東経139度22分46.9秒 / 北緯35.382278度 東経139.379694度 / 35.382278; 139.379694
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 相模線
キロ程 7.2 km(茅ケ崎起点)
電報略号 ヤヤ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
2,210人/日(降車客含まず)
-2014年-
開業年月日 1931年昭和6年)7月1日
備考
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宮山駅(みややまえき)は、神奈川県高座郡寒川町宮山にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)相模線である。相模國一之宮として知られる寒川神社の最寄駅である。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線の地上駅。かつて、ホームから階段を降りた所に木造の旧駅舎が置かれていた。

駅舎には多機能券売機が設置されている[1]2014年12月26日まで営業していた出札窓口では、長距離乗車券なども発売していた。2016年2月21日より茅ケ崎駅の遠隔管理の下で無人化された[4]。無人化前は茅ケ崎駅が管理する業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)であった。簡易Suica改札機が設置されている。

また、当駅は相模國一之宮である寒川神社の最寄駅であるため、初詣シーズンには貸し出しプレハブの臨時出札窓口が駅の周りに複数設置され、駅員が多数派遣されている。

利用状況

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2014年度(平成26年度)の1日平均乗車人員2,210人である。

近年の1日平均乗車人員は下表の通りである。

年度別1日平均乗車人員[5][6]
年度 1日平均
乗車人員
1995年(平成07年) [7]1,725
2000年(平成12年) [JR 1]1,568
2001年(平成13年) [JR 2]1,602
2002年(平成14年) [JR 3]1,654
2003年(平成15年) [JR 4]1,704
2004年(平成16年) [JR 5]1,741
2005年(平成17年) [JR 6]1,856
2006年(平成18年) [JR 7]1,901
2007年(平成19年) [JR 8]1,999
2008年(平成20年) [JR 9]2,098
2009年(平成21年) [JR 10]2,020
2010年(平成22年) [JR 11]2,002
2011年(平成23年) [JR 12]2,043
2012年(平成24年) [JR 13]2,133
2013年(平成25年) [JR 14]2,228
2014年(平成26年) [JR 15]2,210

駅周辺

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相模國一之宮である寒川神社の最寄駅であり、年始は参拝客で大変混雑するため、駅周辺道路は交通規制が敷かれる(12月31日 - 1月3日)。

寒川神社は『日本総国風土記』によると、5世紀頃の雄略天皇獲加多支鹵大王)の時代に朝廷より幣帛を奉納された相模国随一の古社であり、相武国造の氏神とされる。また平安時代に選定された『延喜式神名帳』にある、「名神大社」に列せられた相模国内唯一の神社でもある。『吾妻鏡』によると鎌倉時代には、源頼朝の妻北条政子の「安産祈願」が行われ、また社伝によると戦国時代には、武田信玄が「勝戦祈願」に自身のを奉納する等、歴史上の人物との関係も深い。江戸時代には、イギリスノーベル賞受賞者が発表した「ソディの6球連鎖」に相当する内容の算額が、100年以上前に奉納されたことでも有名。明治時代には国幣中社に列せられた。近代以降は参拝者の増加が著しく、特に「八方除の守護神」として名高い。近年は著名人の参拝も多く見られ、特に佐藤栄作首相や俳優の高倉健が崇敬者であったことで知られる。境内には世界的な日本庭園デザイナーとして知られる曹洞宗僧侶の枡野俊明によって設計された「神嶽山神苑」がある。

駅周辺は基本的に住宅街であり、寒川町の特産品である梨園や、神奈川県の特産品でもあり、県内でも有数の生産量を誇るスイートピー等の花卉栽培用のビニールハウスが点在する[8]

また、相模川目久尻川の2つの河川が流れており、日本で初めて県営による広域水道を実現した寒川浄水場や、浄水場の旧送水ポンプ所を改装してつくられた神奈川県水道記念館等の県の関連施設が多くある。寒川取水堰からは、寒川浄水場のみならず、横浜市戸塚区にある小雀浄水場にも送水され、横浜市と横須賀市の水道水も供給されている。現在、神奈川県水道記念館として使われている寒川浄水場の旧送水ポンプ所は、厚生省が企画した「近代水道百選」に選定されており、神奈川県庁本庁舎等で使用されているスクラッチタイル貼りの外壁で、昭和初期の官庁建築の特徴が保たれている。

この他、駅の北方には圏央道寒川北ICがあり、東証上場企業である河西工業の本社や段ボール製造大手のレンゴーの事業所がある。

公共施設
金融機関・郵便局
事業所
神社・仏閣
史跡
交通機関

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
相模線
寒川駅 - 宮山駅 - 倉見駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c 駅の情報(宮山駅)”. 東日本旅客鉄道. 2023年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月18日閲覧。
  2. ^ 「通報 ●相模線宮山駅外4駅の駅員無配置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1962年10月9日、2面。
  3. ^ JR相模線宮山駅駅舎建替え工事について”. 寒川町 (2023年5月9日). 2023年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月18日閲覧。
  4. ^ “東日本ユニオンNo.124号” (PDF). JR 東日本労働組合横浜地方本部. (2015年12月6日). http://jrtu-east.org/pdf/yokohama-j124.pdf 2016年3月13日閲覧。 
  5. ^ 統計さむかわ - 寒川町
  6. ^ 神奈川県県勢要覧
  7. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 19ページ
  8. ^ 寒川町ホームページ 寒川町の特産品”. 208-08-23閲覧。

利用状況

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JR東日本の2000年度以降の乗車人員

関連項目

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外部リンク

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