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富士社会教育センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
公益財団法人富士社会教育センター
創立者 西村栄一
団体種類 公益財団法人
設立 1969年7月[1]
所在地 静岡県御殿場市神場646番地
法人番号 9080105005011
主要人物 理事長:逢見直人
活動地域 日本の旗 日本
主眼 勤労者の教育活動を通じて、福祉の向上と国民生活の安定向上を目指す。それとともに政治・環境・エネルギーの意識の向上を目指す。
ウェブサイト 公益財団法人 富士社会教育センター
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富士社会教育センター(ふじしゃかいきょうくセンター)は、静岡県御殿場市に所在する公益財団法人民社党委員長の西村栄一によって1969年7月に設立された旧同盟系の社会教育団体である。

概要

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1967年11月、民社党静岡県御殿場市に労働運動教育のための校舎を建設。1968年5月から施設利用等の活動が開始された[1]

1969年、民社党委員長の西村栄一はここに、若い活動家層を育成するための組織である富士社会教育センターを創立した。同年4月に財団法人として認可を受け、7月に設立登記を完了した[1][2]。8月1日、センター内に労働組合員向けの研修機関として「富士政治大学校」を開設し、西村は同校の初代学長に就任した[3]。生産性向上研修とともに反共思想教育を行う[4]

1971年4月27日、西村が死去。同年6月、富士社会教育センターと「日本労働者教育協会」は合併[1]

1994年12月9日に民社党解党大会が行われるが、同党の解党後も旧同盟系の労組や無所属・民社協会会員や新進党民主党民進党国民民主党新・国民民主党の地方議員らに研修の機会を提供している[5]

2011年11月1日、公益財団法人に移行した[1]

役員

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脚注

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  1. ^ a b c d e 当財団について”. 公益財団法人 富士社会教育センター. 2023年9月26日閲覧。
  2. ^ 石上大和『民社党――中道連合の旗を振る「責任政党」』教育社、1978年、83頁
  3. ^ 『西村栄一伝―激動の生涯―』506頁
  4. ^ 曽戸正明. “富士政治大学校にみる洗脳教育”. 2023年10月26日閲覧。
  5. ^ 斎藤貴男『「東京電力」研究 排除の系譜』講談社、2012年、304-308頁
  6. ^ 松下正寿『文鮮明 人と思想』善本社、1984年5月31日。 
  7. ^ 沿革”. 世界平和教授アカデミー. 2017年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月10日閲覧。
  8. ^ 宗教新聞に期待します”. 宗教新聞. 2022年10月10日閲覧。
  9. ^ 『週刊新潮』1983年10月13日号、28-29頁。”. 日韓トンネル研究会. 2022年8月26日閲覧。
  10. ^ 『世界日報』1983年5月25日”. 日刊トンネル研究会. 2022年10月7日閲覧。
  11. ^ 松下正寿. “巻頭言”. 日韓トンネル研究会. 2022年9月9日閲覧。
  12. ^ 役員名簿(平成22年8月1日現在)”. 日本会議. 2010年8月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月10日閲覧。
  13. ^ 役員(2022年6月9日現在)”. 公益財団法人 富士社会教育センター (2022年6月9日). 2023年9月26日閲覧。
  14. ^ 第35回理事会会議録”. 富士社会教育センター (2023年3月20日). 2024年2月20日閲覧。
  15. ^ 役員一覧(平成24年3月31日現在)”. 民間憲法臨調. 2014年7月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月25日閲覧。
  16. ^ 明治の日推進協議会役員一覧(令和5年10月23日現在)”. 明治の日推進協議会. 2023年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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