小林祐武
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小林 祐武(こばやし ひろむ、1955年8月10日 - )は、元外務省職員。元同省課長補佐。
経歴
[編集]- 1974年(昭和49年)3月 - 都立高校卒業
- 1974年12月 - 国家公務員採用試験初級職合格
- 1975年(昭和50年)1月 - 外務省に入省し、アメリカ局北米第二課配属。当時の首席事務官大島正太郎(現在、世界貿易機関上級委員)、庶務班長は松尾克俊(外務省機密費流用事件で逮捕)。
- 1978年(昭和53年) - ノルウェー大使館副理事官
- 1981年(昭和56年) - 在アラブ首長国連邦日本国大使館
- 1984年(昭和59年) - 大臣官房海外広報課
- 1985年(昭和60年) - 欧亜局大洋州課庶務班長
- 1988年(昭和63年) - 在タイ日本国大使館副領事
- 1990年(平成2年) - 経済局国際機関第一課
- 1993年(平成5年) - 経済局総務参事官室庶務班長。当時の大臣官房会計課首席事務官は、奥克彦(イラクで銃撃を受け殉職)。
- 1995年(平成7年) - APEC大阪会議開催準備局
- 1998年(平成10年) - 外務省課長補佐
- 1999年(平成11年) - 九州沖縄サミット準備事務局
- 2001年(平成13年)7月 - 外務省にハイヤー代を水増し請求し詐欺容疑で逮捕(外務省機密費流用事件にともなう私的不正流用事件)
- 8月 - 外務省から懲戒免職処分を受ける
- 2002年(平成14年)8月 - 保釈
- 2002年5月 - 懲役2年6月、執行猶予5年
- 2003年8月(平成15年) - 日本ポリグル入社
同期
[編集]- 河相周夫(12年外務事務次官・10年内閣官房副長官補)
- 別所浩郎(12年駐韓大使・10年外務審議官)
- 奥田紀宏(13年駐カナダ大使・10年駐エジプト大使・08年国連次席大使)
- 谷崎泰明(13年外務省研修所長・10年駐ベトナム大使)
- 三輪昭(14年関西担当大使・10年駐ブラジル大使・08年駐ポルトガル大使)
- 鈴木庸一(13年駐フランス大使・10年駐シンガポール大使)
- 持田繁(10年国連事務総長副特別代表)
- 門司健次郎(13年ユネスコ代表部大使・10年駐カタール大使)
- 渥美千尋(11年駐アイルランド大使・08年駐パキスタン大使)
- 山口寿男(07年駐ノルウェー大使・06年駐イラク大使)
- 岸野博之(13年駐ラオス大使・10年駐エチオピア大使)
- 水城幾雄(10年駐パナマ大使)
- 江川明夫(13年駐スロバキア大使・10年駐ザンビア大使)
- 竹内春久(13年駐シンガポール大使・11年駐沖縄担当大使・08年駐イスラエル大使)
- 西林万寿夫(13年駐ギリシャ大使・10年兼北極担当大使・12年文化交流担当大使・09年駐キューバ大使)
- 篠塚保(12年国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当兼サイバー政策担当大使・09年駐バングラデシュ大使)
- 蒲原正義(13年駐カザフスタン大使・12年査察担当大使・9年駐グルジア大使)
- 森元誠二(13年駐スウェーデン大使・08年駐オマーン大使)
- 椿秀洋(12年駐ボリビア大使)
- 庄司隆一(11年駐ナイジェリア大使)
- 清水武則(11年駐モンゴル大使)
- 隈丸優次(13年駐カンボジア大使)
- 藤田順三(13年駐ウガンダ大使)
- 丸尾眞(12年科学技術協力担当大使・10年駐キルギス大使)
- 名井良三(13年駐アンゴラ大使)
- 福田米蔵(11年駐ジンバブエ大使)
- 大部一秋(13年駐ウルグアイ大使)
著書
[編集]- 「私とキャリアが外務省を腐らせました 汚れ仕事ザンゲ録」(講談社、2004年)