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別所浩郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
(2018年12月撮影)

別所 浩郎(べっしょ こうろう、1953年昭和28年〉2月5日 - )は、日本外交官外務審議官(政務)を経て、2016年(平成28年)6月から国連大使。2020年(令和2年)1月から侍従次長。2021年(令和3年)4月から侍従長

経歴

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兵庫県出身。父親の仕事で小、中学校時代はニュージーランドで過ごす。灘高等学校から東京大学法学部第1類(私法コース[1])を経て、1974年(昭和49年)外務公務員採用上級試験合格。1975年(昭和50年)東大を卒業後、外務省に入省し、欧亜局に配属された。

1976年(昭和51年)、在連合王国日本国大使館外交官補。1978年(昭和53年)、在連合王国日本国大使館三等書記官。1979年(昭和54年)、在連合王国日本国大使館二等書記官。1980年(昭和55年)、外務省経済局1981年(昭和56年)、外務省経済局国際経済第一課。1982年(昭和57年)、外務省経済局国際経済第一課課長補佐1983年(昭和58年)、外務省アジア局中国課課長補佐。1984年(昭和59年)、外務省北米局北米第二課首席事務官。1987年(昭和62年)、在インドネシア日本国大使館一等書記官1990年(平成2年)、在アメリカ合衆国日本国大使館一等書記官。1992年(平成4年)、在アメリカ合衆国日本国大使館参事官1993年(平成5年)、外務省経済局国際機関第一課長。

1995年(平成7年)、アジア局北東アジア課長として「女性のためのアジア平和国民基金」設立に関与した[2]

1997年(平成9年)、在連合王国日本国大使館参事官。

1998年(平成10年)、経済協力開発機構(OECD)日本政府代表部参事官。1999年(平成11年)、経済協力開発機構日本政府代表部公使

2000年(平成12年)、総合外交政策局総務課長2001年(平成13年)4月から小泉純一郎内閣総理大臣秘書官となり、2002年(平成14年)、2004年(平成16年)の日朝首脳会談へも随行した[2]

2007年(平成19年)外務省に新設された国際協力局の初代局長に就任する。2008年(平成20年)総合外交政策局長兼侍従職御用掛を経て、2010年(平成22年)8月、政務担当の外務審議官。

2012年(平成24年)9月、駐大韓民国特命全権大使に就任し、10月30日に着任した。

2016年(平成28年)6月10日、国際連合日本政府代表部特命全権大使に就任[3]。同年8月、日韓両国の友好親善に貢献した功績をたたえ、韓国政府から修交勲章光化章を授与される。

2019年(令和元年)12月3日、依願退官。2020年(令和2年)1月21日、侍従次長に就任[4]2021年(令和3年)4月1日、侍従長に就任[5]

人物

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趣味は能楽[2]

同期

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脚注

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外部リンク

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