冨田浩司
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冨田 浩司 とみた こうじ | |
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生年月日 | 1957年11月8日(67歳) |
出生地 | 日本・福岡県 |
出身校 | 東京大学法学部 |
配偶者 | 平岡紀子 |
在任期間 | 2020年12月25日 - 2023年11月 |
冨田 浩司(とみた こうじ、1957年(昭和32年)11月8日 - )は、日本の外交官。駐米公使、外務省北米局長を経て、2015年(平成27年)11月19日から駐イスラエル特命全権大使、2019年(令和元年)10月22日から駐韓国特命全権大使を歴任。2020年(令和2年)12月25日、駐米特命全権大使への異動が発令された。
経歴・人物
[編集]福岡にて出生[1]、兵庫出身。1980年(昭和55年)10月、東京大学法学部在学中に外務公務員採用上級試験に合格する。
- 1981年(昭和56年)東京大学法学部第3類を卒業し外務省に入省。入省後、英国オックスフォード大学に語学留学。
- 1996年(平成 8年)OECD代表部一等書記官
- 1998年(平成10年)OECD代表部参事官
- 1999年(平成11年)外務省経済局国際機関第二課長
- 2001年(平成13年)外務省総合外交政策局安全保障政策課長
- 2003年(平成15年)外務省総合外交政策局総務課長
- 2004年(平成16年)在大韓民国日本国大使館参事官
- 2005年(平成17年)在大韓民国日本国大使館公使
- 2006年(平成18年)在英国日本国大使館公使
- 2009年(平成21年)外務省大臣官房参事官
- 2011年(平成23年)外務省大臣官房審議官
- 2012年(平成24年)在アメリカ合衆国日本国大使館公使、次いで特命全権公使
- 2013年(平成25年)6月 外務省北米局長
- 2015年(平成27年)11月19日 イスラエル国駐箚特命全権大使[2][3][4]
- 2018年(平成30年)7月 特命全権大使(金融・世界経済に関する首脳会合担当政府代表)
- 2019年(令和 1年)10月22日 大韓民国駐箚特命全権大使[5]
- 2020年(令和 2年)12月25日 アメリカ合衆国駐箚特命全権大使[6](信任状捧呈は年明けの2021年2月17日[7])
紀子夫人は、作家三島由紀夫の長女[8]で三島の戯曲の演出家。駐韓大使就任時には韓国のマスコミが「極右作家の娘婿が日本大使に」と取り上げた。2019年、第28回山本七平賞を受賞。
同期
[編集]- 兼原信克(14年国家安全保障局次長兼務・12年内閣官房副長官補)
- 泉裕泰(19年日本台湾交流協会台北事務所長・17年バングラデシュ大使)
- 上月豊久(15年ロシア大使)
- 岡村善文(19年OECD大使・17年人権人道担当大使)
- 山田彰(17年ブラジル大使・14年メキシコ大使)
- 上村司(21年日本国政府代表(中東和平担当特使)、17年サウジアラビア大使)
- 佐藤地(17年駐ハンガリー大使・15年ユネスコ大使)
- 側嶋秀展(19年ミクロネシア大使・16年ザンビア大使)
- 香川剛廣(18年国際貿易・経済担当大使・15年エジプト大使)
- 石兼公博(19年国連大使・17年カナダ大使)
- 高岡正人(19年クウェート大使・16年モンゴル大使・13年シドニー総領事・12年イラク大使)
- 高木昌弘(21年駐ドミニカ共和国大使・20年クリチバ総領事)
- 川村裕(24年依願免職・20年ノルウェー大使・18年沖縄大使・14年コートジボワール兼トーゴ兼ニジェール大使)
- 川村泰久(19年カナダ大使)
- 嘉治美佐子(19年クロアチア大使・14-17年ジュネーヴ代表部大使)
- 宮島昭夫(20年ポーランド大使・17年トルコ大使)
- 重枝豊英(15年リトアニア大使)
- 石井哲也(17年トンガ大使)
- 岡田誠司(20年バチカン大使・17年南スーダン大使)
- 冨永純正(14年青年海外協力協会会長・11年コンゴ民主共和国大使)
- 奥克彦(イラク日本人外交官射殺事件犠牲者[9]、03年殉職のため大使の称号付与)
- 伊藤光子(15年世界の子どもにワクチンを日本委員会事務局長)
- 福嶌教輝(21年駐メキシコ大使・15年駐アルゼンチン大使)
- 福嶌香代子(19年ナッシュビル総領事)
著作
[編集]- 『危機の指導者 チャーチル』(新潮社<新潮選書>、2011年、ISBN 4106036878)
- 『マーガレット・サッチャー 政治を変えた「鉄の女」』(新潮社<新潮選書>、2018年、ISBN 4106038323)
脚注
[編集]- ^ https://www.saga-s.co.jp/articles/-/432305
- ^ Curriculum Vitae of Ambassador Koji Tomita”. 在イスラエル日本国大使館. 2017年3月25日閲覧。 “
- ^ 冨田浩司 著者プロフィール”. 新潮社. 2017年3月25日閲覧。 “
- ^ ロシア大使に上月氏を起用 ドイツ大使は八木氏 冨田 浩司氏(とみた・こうじ=イスラエル大使)”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2015年11月13日). 2016年1月25日閲覧。 “
- ^ 「英国大使に長嶺氏、韓国大使は冨田氏=政府が決定」時事通信2019年10月15日08時48分
- ^ 官報第414号(令和3年1月19日)10頁
- ^ Japan – A Time of Transition: H.E. Koji Tomita, Japan's Ambassador to the United States | Diplomatic Connections
- ^ 三島由紀夫 近現代・系図ワールド”. 近現代・系図ワールド. 2017年3月25日閲覧。 “
- ^ 葬儀では山田が同期を代表して弔辞を読んでいる。“【イラク情勢】棺の上にゆかりの品 「涙が止まらない」外務省同期生ら”. 朝日新聞 (2003年12月6日). 2014年3月26日閲覧。