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山田滝雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山田 滝雄(やまだ たきお、1959年昭和34年〉9月12日 - )は、日本外交官2010年平成22年)から2012年(平成24年)まで、ASEAN東南アジア諸国連合)担当大使、日本政府代表部大使、2014年(平成26年)から外務省南部アジア部長、2015年(平成27年)10月から外務省国際協力局長。2017年(平成29年)10月から国連教育科学文化機関代表部大使。2020年(令和2年)2月から駐ベトナム特命全権大使2024年 (令和6年) 、依願免職[1]

経歴・人物

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大阪府出身。1983年昭和58年)京都大学法学部を卒業して、外務省に入省した。オックスフォード大学哲学政治経済学部(PPE)に留学、哲学・政治学・経済学修士号を取得。北東アジア課課長補佐、国際協定課首席事務官、日米安全保障条約課首席事務官、在英国大使館参事官、南西アジア課長、アジア大洋州局地域政策課長、駐インド大使館政務公使を経て、2008年(平成20年)8月7日、駐インドネシア次席公使[2]2010年平成22年)4月10日[3]から2012年(平成24年)まで、ASEAN東南アジア諸国連合)担当大使、日本政府代表部大使。ASEAN政府代表部は、2011年(平成23年)5月26日にASEANを重視する視点から開設され、山田は大使に任命された。代表部大使就任に当たり、ASEANが中国に次ぐ貿易相手であると緊密な経済関係を強調した上で、ASEAN域内での国境を越えたインフラ整備などに積極的に関与すると抱負を述べた[4]

2012年(平成24年)2月6日、外務省国際情報統括官付参事官[5]2012年(平成24年)12月25日、危機管理担当兼国際情報統括官付兼領事局参事官[6]2014年(平成26年)1月7日、危機管理担当兼総合外交政策局兼領事局参事官、1月27日大臣官房参事官(危機管理担当)兼総合外交政策局参事官(大使)。のちにアジア大洋州局南東アジア部参事官兼務[7]2014年(平成26年)7月11日外務省アジア大洋州局南部アジア部長[8]2015年平成27年)10月16日から外務省国際協力局[9]。2017年10月25日、国連教育科学文化機関代表部大使[10]2020年(令和2年)2月から駐ベトナム特命全権大使[11]2024年 (令和6年) 、依願免職。

同期

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脚注

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  1. ^ 令和六年五月二十四日付人事異動【令和六年五月二十四日閣議】”. 外務省. 2024年6月2日閲覧。
  2. ^ (日本語) プレス・リリース 山田ASEAN担当大使のスリンASEAN事務総長に対する委任状提出について”. ASEAN日本政府代表部 (2010年7月27日). 2014年4月19日閲覧。
  3. ^ (日本語) 人事、外務省”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2010年4月9日). 2014年4月19日閲覧。
  4. ^ (日本語) 日本、ジャカルタにASEAN代表部を開設 アジア重視姿勢示す”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2011年5月26日). 2014年4月19日閲覧。
  5. ^ (日本語) 人事、外務省”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2012年2月6日). 2014年4月19日閲覧。
  6. ^ (日本語) 人事、外務省”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2012年12月25日). 2014年4月19日閲覧。
  7. ^ (日本語) 人事、外務省”. 日本経済新聞 NIKKEI.NET (2014年1月7日). 2014年4月19日閲覧。
  8. ^ [1]
  9. ^ 「外務省、総合外交政策局長に秋葉氏」日本経済新聞2015/9/25
  10. ^ 「サウジ大使、上村氏を起用」日本経済新聞
  11. ^ 「ベトナム大使に山田氏」伊勢志摩経済新聞2020.02.07

外部リンク

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先代
石川和秀
外務省南部アジア部長
2014年-2015年
次代
梨田和也
先代
山﨑和之
政策企画・国際安全保障担当大使
2014年
次代
山上信吾