小野啓一
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小野 啓一(おの けいいち、1965年〈昭和40年〉12月3日[1] - )は、日本の外交官。外務省大臣官房地球規模課題審議官、外務省経済局長を経て、外務審議官(経済担当)。
人物
[編集]茨城県取手市出身。開成高等学校を経て、1988年東京大学法学部卒業、外務省入省[2]。妻は同期の小野日子[3]。
2003年外務省大臣官房会計課首席事務官[4]。2006年外務省北米局日米安全保障条約課企画官[4]。2008年外務省アジア大洋州局南部アジア部南東アジア第一課長[4]。
2010年から外務省アジア大洋州局北東アジア課長を務め[4]、任期は異例の5年超となった。2015年には国家安全保障局への異動も検討されたが、結局外務省大臣官房総務課長に就任し[5]、総務課長在職中、岸田外務大臣を囲む外務省開成会で司会を務めた[6][7]。2016年外務省北米局参事官。
2017年から妻や長男とともにジャカルタに赴任し、在インドネシア日本大使館公使(次席)。2019年から長男はシンガポールに在住[8]。2020年外務省大臣官房地球規模課題審議官(大使)、北海道大学公共政策学連携研究部・教育部フェロー(霞が関フェロー)[9]。2022年外務省経済局長[10]。同年外務審議官(経済担当)[11]。
同期
[編集]- 達増拓也(07年岩手県知事)
- 青木豊(23年アルメニア大使)
- 岩﨑一郎(09年一橋大学経済研究所教授)
- 一方井克哉(22年ニジェール兼轄、 21年コートジボワール大使(トーゴ兼轄))
- 内川昭彦(23年モントリオール総領事)
- 宇山秀樹(22年デンマーク大使・20年欧州局長)
- 岡田健一(21年香港総領事)
- 小野日子(24年ハンガリー大使・22年外務報道官・21年外務省経済局長・内閣広報官)
- 赤松武(22年国際民間航空機関代表部大使)
- 海部篤(23年ウィーン代表部大使・21年軍縮不拡散・科学部長・20年儀典長)
- 小泉勉(24年ラオス大使、22年中華人民共和国大使館特命全権公使、20年外務省研修所長)
- 小林賢一(24年・特命全権大使(国際貿易・経済担当)・21年ラオス大使)
- 佐々山拓也(24年ウガンダ大使・20年トロント総領事)
- 鈴木光太郎(22年ボストン総領事・20年イラク大使)
- 髙杉優弘(21年コロンビア大使)
- 堤尚広(24年特命全権大使(人権担当兼国際平和貢献担当)・20年南スーダン大使)
- 林禎二(21年ブラジル大使・20年中南米局長)
- 平野隆一(21年在ロシア大使館 公使・20年内閣官房国際テロ情報集約室次長・16年ユジノサハリンスク総領事)
- 船越健裕(23年外務審議官・20年アジア大洋州局長)
- 松本太(22年イラク大使・19年ニューヨーク領事)
- 柳淳(23年シカゴ総領事・21年内閣審議官兼内閣情報調査室次長兼国際テロ情報集約室次長、18年在オーストリア大使館 公使)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 政官要覧社 2022, 857頁.
- ^ 毎日フォーラム・霞が関人物録茨城県毎日新聞2021/4/9 09:47
- ^ 外務報道官に小野日子氏 経済局長後任は夫 異例のバトンタッチ毎日新聞 2021/12/24 22:56
- ^ a b c d 外務省
- ^ 外務省の北東アジア課長が交代 異例の在任5年超日本経済新聞2015年10月22日 0:00
- ^ 霞が関で「開成官僚」VS.「麻布官僚」大戦争が勃発中現代ビジネス2017.09.14
- ^ 岸田自民党政調会長主催 国会議員・外務省開成会開成会
- ^ 【インドネシアで輝く女性】インドネシアの多様性はASEANを象徴CROWN MEDIA | November 18, 2020
- ^ 小野啓一氏が公共政策学連携研究部・教育部フェローに就任北海道大学]
- ^ 経済局長に小野啓一氏 外務省時事通信2021年12月24日17時02分
- ^ “外務審議官に小野氏(人事)”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2022年7月26日) 2022年7月27日閲覧。
参考文献
[編集]- 『政官要覧 令和4年春号』政官要覧社、2022年1月27日。
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