小沢大仁
小沢大仁 | |
---|---|
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 愛知県瀬戸市[1] |
生年月日 | 2003年1月4日(21歳)[2] |
身長 | 154.6 cm[2] |
体重 | 44.3 kg[2] |
血液型 | B型[2] |
騎手情報 | |
所属団体 | 日本中央競馬会(JRA) |
所属厩舎 |
栗東・松永昌博(2021.3.1-2024.3.5) →栗東・フリー(2024.3.6-)[3] |
初免許年 | 2021年 |
免許区分 | 平地・障害 |
小沢 大仁(おざわ だいと、2003年1月4日 - )は、日本中央競馬会(JRA)所属の騎手。
来歴・人物
[編集]愛知県瀬戸市に生まれる。将棋棋士の藤井聡太と同市内出身の同学年である[1]。小学3年生時に家族で中京競馬場でレース観戦をしたのが競馬との出会いだった[4]。
2018年4月、競馬学校騎手課程に第37期として入学[5]。2021年2月に騎手免許試験に合格した[6]。目標とする騎手は幸英明[2]。
同期には、永野猛蔵、角田大和、永島まなみ、古川奈穂、松本大輝、横山琉人、西谷凜がいる。
2021年
[編集]2月9日、JRA騎手免許試験に合格[6]。
3月6日、阪神競馬第1Rでデビュー。メイショウホタルビに騎乗して勝利した。デビュー戦での勝利はJRA史上47人目となる[7]。そのおよそ1時間後の中山競馬第3Rでは、同じくこの日にデビューを迎えた新人騎手の永野猛蔵が初騎乗で初勝利を挙げており、JRAの新人騎手2人が同日に初騎乗初勝利を挙げたのは1981年3月1日の宮徹・東田幸男以来、40年ぶりの記録となった[8]。また、同日の阪神競馬第12Rでは自厩舎のドスハーツに騎乗してまたしても勝利を挙げた。デビュー当日に2勝を挙げたのは栗田伸一、福永祐一、松山弘平に次ぐ史上4人目の快挙となった[1]。
3月28日には、上記ドスハーツに騎乗して見習騎手の減量特典が無い特別競走にて初勝利を達成[9][10]。5月22日には同馬で重賞競走に初騎乗(平安ステークス)するも結果は14着であったが[11]、翌日には同じく中京競馬場のメイン競走・大垣ステークス(3勝クラス)ではデンコウリジエールに騎乗し勝利を収め、メイン競走での初勝利を達成した[12]。
2021年は31勝を挙げ、JRA賞最多勝利新人騎手に選出された[13]。
2022年
[編集]3月27日、地元愛知県の中京競馬場で行われる第52回高松宮記念にダイメイフジとのコンビでG1初騎乗を果たすも、結果は18着の最下位に終わった[14][15]。
2024年
[編集]3月5日をもって松永昌博の定年引退に伴い、3月6日から栗東でフリーになる[16]。
騎乗成績
[編集]日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初騎乗 初勝利 |
2021年3月6日 | 1回阪神7日1R | 3歳未勝利 | メイショウホタルビ | 11頭 | 6 | 1着 |
重賞初騎乗 | 2021年5月22日 | 3回中京5日11R | 平安ステークス | ドスハーツ | 16頭 | 8 | 14着 |
重賞初勝利 | 2022年10月20日 | 14回門別3日11R | エーデルワイス賞 | マルカラピッド | 16頭 | 4 | 1着 |
GI初騎乗 | 2022年3月27日 | 2回中京6日11R | 高松宮記念 | ダイメイフジ | 18頭 | 18 | 18着 |
GI初勝利 |
主な騎乗馬
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “競馬界の藤井聡太になる!新人・小沢大仁がデビュー日いきなり2勝の快挙 愛知・瀬戸出身の18歳”. 中日スポーツ. 2021年3月6日閲覧。
- ^ a b c d e “JRA 騎手名鑑”. 日本中央競馬会. 2021年3月6日閲覧。
- ^ 小沢 大仁騎手、斎藤 新騎手、森 一馬騎手が所属変更日本中央競馬会、2024年2月21日配信・閲覧
- ^ “小沢大仁「不安もあるけど楽しみ大きい」/新人騎手|極ウマ・プレミアム”. p.nikkansports.com. 2021年3月6日閲覧。
- ^ “競馬学校騎手課程、平成30年度の入学試験に7名が合格 | 競馬実況web | ラジオNIKKEI”. www.radionikkei.jp. 2021年3月6日閲覧。
- ^ a b “2021年度 調教師・騎手免許試験合格者 JRA”. jra.jp. 2021年3月6日閲覧。
- ^ “小沢が初騎乗初勝利 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2021年3月6日閲覧。
- ^ “新人40年ぶり同日初騎乗V!小沢は同期一番星&1日2勝 永野も続いた「先生の笑顔にホッ」”. www.sponichi.co.jp. 2021年3月8日閲覧。
- ^ 同馬の父ウインバリアシオンにとっても産駒の特別競走初勝利となった。
- ^ “小沢大仁、鈴鹿Sをドスハーツで制し特別戦勝利新人一番乗り!「チャンスをいただけたことに感謝」【競馬】:中日スポーツ・東京中日スポーツ”. 中日スポーツ・東京中日スポーツ. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “【平安S】重賞初挑戦のルーキー・小沢大仁騎手はドスハーツで14着「悔しいです」”. スポーツ報知. 2021年5月23日閲覧。
- ^ “【中京11R・大垣S】デンコウリジエール快勝 ルーキー小沢メイン初勝利「しっかり反応してくれました」”. スポーツニッポン. 2021年5月23日閲覧。
- ^ “2021年度厩舎関係者表彰受賞者が決定 | 競馬ニュース”. netkeiba.com. 2022年1月11日閲覧。
- ^ “地元愛知でG1初騎乗、2年目の小沢大仁「スタンドから見ていた競走に自分が乗る…感慨深い」ダイメイフジで一発狙う【高松宮記念】(中日スポーツ)”. Yahoo!ニュース. 2022年6月29日閲覧。
- ^ “【高松宮記念】2年目の小沢大仁騎手はG1初挑戦で最下位 「G1の壁が高いと思った」”. スポーツ報知 (2022年3月27日). 2022年6月29日閲覧。
- ^ “小沢大仁騎手、斎藤新騎手、森一馬騎手がフリーに転向 3月6日から - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2024年2月21日閲覧。
- ^ “マルカラピッド”. www.jbis.or.jp. JBISサーチ. 2022年10月20日閲覧。