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小針駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小針駅
南口(2021年9月)
こばり
Kobari
寺尾 (1.9 km)
(1.4 km) 青山
地図
所在地 新潟市西区小針南台5-12[1]
北緯37度53分22.67秒 東経138度59分28.85秒 / 北緯37.8896306度 東経138.9913472度 / 37.8896306; 138.9913472座標: 北緯37度53分22.67秒 東経138度59分28.85秒 / 北緯37.8896306度 東経138.9913472度 / 37.8896306; 138.9913472
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 越後線
キロ程 76.3 km(柏崎起点)
電報略号 ハリ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
2,241人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1960年昭和35年)6月1日[1]
備考 業務委託駅
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北口(2021年9月)

小針駅(こばりえき)は、新潟県新潟市西区小針南台にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線である[1]

歴史

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駅舎改修工事

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2017年より、駅舎のバリアフリー化、耐震化等の改修工事を行った。主な工事内容は以下の通り[10][12][13]

  • 1・2番線間のエレベーター専用跨線橋新設(非常用階段付)
  • 南側駅舎と駅前広場との間にある階段の改修、エレベーター新設
  • 1番線(内野・吉田方面)でのホーム屋根増設・補強

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。1番線に面する南側の駅舎、2番線に面する北側の駅舎がある。

新潟駅管理の業務委託駅JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)受託)。

南側

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南側駅舎の自動改札機では全3通路でSuica等のICカードが利用可能。改札周辺には電光掲示による発車標、有人改札口、自動券売機(多機能券売機、指定席券売機[15])、待合室[16]等の他、改札内にはトイレ[16]自動販売機が設けられている。また、駅前広場には整理場(一時駐車場)、2階建ての駐輪場が設けられている。

砂丘地の南斜面に位置するため、南口は駅舎と駅前広場(新潟市道 西3-32号線)との間に標高差があり、駅舎正面に階段が設けられている。駅舎改修が終わり周辺整備事業が終了し、駅の構造上坂の途中にあることから高低差を利用し移設された駐輪場から南口まで改めて降りることなくそのまま入れるようになった。また狭隘だったロータリーも拡張する形で完成した。

2023年4月現在、小針駅南口に区バスを乗り入れるために1段下がった道路(新潟市道 西3-30号線)から市道小針線との接続道路を改良している。 (完成予想図 [1]) 新潟市報道資料[2]

南口から接続している道路のうちアパートやマンションを抜けて市道小針線までの道路は新潟市道ではなく私道である。(小針駅周辺 新潟市道情報 [3]

北側

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北口駅舎は2番線の跨線橋下に設けられている。立地上、建物内部は狭隘だが、駅舎内の自動改札機では全2通路でSuica等のICカードが利用でき、自動券売機(近距離券売機)、精算機[16]等の他、改札内には電光掲示による発車標等が設置されている。北口は住宅地前の幅の狭い市道(新潟市道 西3-29号線)に面しており、広場などはないが、駅舎西側に駐輪場が設けられている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 越後線 上り 内野吉田方面
2 下り 新潟方面

(出典:JR東日本:駅構内図

利用状況

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JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員2,241人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2000年(平成12年) 2,433 [利用客数 2]
2001年(平成13年) 2,377 [利用客数 3]
2002年(平成14年) 2,332 [利用客数 4]
2003年(平成15年) 2,340 [利用客数 5]
2004年(平成16年) 2,347 [利用客数 6]
2005年(平成17年) 2,401 [利用客数 7]
2006年(平成18年) 2,356 [利用客数 8]
2007年(平成19年) 2,393 [利用客数 9]
2008年(平成20年) 2,408 [利用客数 10]
2009年(平成21年) 2,338 [利用客数 11]
2010年(平成22年) 2,338 [利用客数 12]
2011年(平成23年) 2,338 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 2,450 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 2,553 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 2,540 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 2,642 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 2,651 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 2,605 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 2,594 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 2,520 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 2,037 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 2,063 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 2,145 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 2,241 [利用客数 1]

駅周辺

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周辺は住宅地。駅北口側、市道曽和インター信濃町線と市道小針線が交わる小針十字路周辺はかつて「小針銀座」と呼ばれたほど商店があったが、現在ではその面影はほとんどなく跡地には学習塾などが入っている。

南口側

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北口側

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バス路線

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新潟交通の路線バスと新潟市による区バス坂井輪ルートを旧「Qバス」を継承し(新潟交通が運行受託)運行されている。新潟交通の路線図や時刻表は「路線・のりば(新潟交通)」を

Qバスは「区バス坂井輪ルート(Qバス) 時刻表・ルート図(新潟市)」をそれぞれ参照。

南口

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駅前にはバス停は設置されていないが、南口から小路を左手へ出た先の市道小針線にQバスのバス停が位置する。[5]

  • 小針駅前(Qバス)
    • 小針線沿い
      • 【内回り】:済生会病院行
      • 【外回り】:小新大通団地行

北口

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北口より徒歩約3分の西大通り沿いにバス停が位置し、新潟交通の路線が以下のように運行されている。

バス停名 乗り場位置・方面 路線名 系統番号・行先
小針十字路 新潟西警察署西小針交番前(寺尾・内野方面) W2 西小針線 W20・W23:坂井・内野営業所行
W21・W23:新潟大学・内野営業所行
W22:信楽園病院行
第四北越銀行小針支店前(市中心部方面) W2 西小針線 W20・W21・W22・W25:新潟駅前行
W23:美咲合同庁舎行
W24:新潟駅南口行

西区バス(旧Qバス)のバス停 [6]

  • 小針十字路(西区バス(旧Qバス))
    • 第四北越銀行小針支店(小針が丘支店)前
      • 【内回り 上山・五十嵐・西区役所方面】:済生会病院行き
    • 小針十字路南側・パンRITZ向かい 市道小針線沿い
      • 【外回り 小針四丁目・小新方面】:小新大通団地行き

隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
越後線
寺尾駅 - 小針駅 - 青山駅

脚注

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記事本文

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  1. ^ a b c d e f g 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、23頁。 
  2. ^ 「小針駅を新設 新鉄」『交通新聞』交通協力会、1960年2月13日、2面。
  3. ^ 「小針駅の列車行違い設備完成」『交通新聞』交通協力会、1966年10月1日、1面。
  4. ^ 「新潟鉄局、59年4月に越後線電化で3駅を無人駅に。」『日本経済新聞日本経済新聞社、1983年8月14日、地方経済面/長野、3面。
  5. ^ 『新鉄局、亀田・豊栄・小針3駅の駅舎改装』昭和61年6月17日日本経済新聞地方経済面新潟22面
  6. ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、599頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  7. ^ 『民営化列車はサービス満載 移行祝いイベント ローカル12本増発 来月18日 夕方の通勤輸送改善』昭和62年3月13日読売新聞朝刊18面新潟読売B
  8. ^ 平成16年11月27日(土)新潟駅で自動改札使用開始!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2004年11月27日。オリジナルの2006年1月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20060108154725/http://www.jrniigata.co.jp/information/20041127jidoukaisatsu.pdf2021年1月8日閲覧 
  9. ^ 2006年1月21日(土)新潟エリアSuicaデビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2005年9月21日。オリジナルの2006年1月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20060105212914/http://www.jrniigata.co.jp/information/20050921suica.pdf2021年1月8日閲覧 
  10. ^ a b 小針駅で車いすをご利用のお客さまへのお知らせ”. 東日本旅客鉄道新潟支社. 2018年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月4日閲覧。
  11. ^ “越後線小針駅 エレベーターあす使用開始”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2019年2月1日) 
  12. ^ a b 越後線小針駅改札内・外エレベーター及び多機能トイレの供用開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2019年1月25日。オリジナルの2019年1月25日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20190217162112/https://www.jrniigata.co.jp/press/20190125%20kobarieki.pdf2019年2月17日閲覧 
  13. ^ a b “新潟市西区のJR小針駅のバリアフリー設備が供用開始”. にいがた経済新聞. (2019年2月3日). https://www.niikei.jp/11326/ 
  14. ^ a b 駅の情報(小針駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2022年11月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月10日閲覧。
  15. ^ 駅の情報(小針駅):JR東日本”. 2022年12月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月1日閲覧。
  16. ^ a b c JR東日本:駅構内図(小針駅)”. 東日本旅客鉄道. 2022年12月1日閲覧。
  17. ^ 小針支店は旧北越銀行店舗。小針が丘支店は旧第四銀行店舗を由来とする小針支店内の店舗(2022年3月移転)。

利用状況

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  1. ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
  2. ^ 各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  3. ^ 各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  4. ^ 各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  5. ^ 各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  6. ^ 各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  7. ^ 各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  8. ^ 各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  9. ^ 各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  10. ^ 各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  11. ^ 各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  12. ^ 各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  13. ^ 各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  14. ^ 各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  15. ^ 各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  16. ^ 各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  17. ^ 各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  18. ^ 各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  19. ^ 各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月7日閲覧。
  20. ^ 各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月23日閲覧。
  21. ^ 各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
  22. ^ 各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月30日閲覧。
  23. ^ 各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月12日閲覧。
  24. ^ 各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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