内野駅
内野駅 | |
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南口(2020年6月) | |
うちの Uchino | |
◄内野西が丘 (1.6 km) (2.0 km) 新潟大学前► | |
所在地 | 新潟市西区内野町[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■越後線 |
キロ程 | 70.3 km(柏崎起点) |
電報略号 | ウノ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 2面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
2,294人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1912年(大正元年)8月25日[1] |
備考 |
内野駅(うちのえき)は、新潟県新潟市西区内野町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)越後線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1912年(大正元年)8月25日:越後鉄道吉田 - 白山間開通時に開設[1]。
- 1927年(昭和2年)10月1日:越後鉄道が国有化[3]。鉄道省越後線所属となる[3]。
- 1971年(昭和46年)
- 1978年(昭和53年)
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[8]。
- 1987年(昭和62年)
- 1988年(昭和63年)7月2日:学校口(裏口)オープン[10]。
- 2004年(平成16年)12月9日:自動改札機使用開始[11][1]。
- 2006年(平成18年)1月21日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[12]。
- 2011年(平成23年)3月27日:売店「KIOSK」撤退。公衆電話、コインロッカーについても撤去。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)9月27日:橋上駅舎の暫定供用開始[13]。
- 2015年(平成27年)4月:仮駅舎解体並びに1番線と2番線を繋ぐ旧跨線橋撤去。
- 2017年(平成29年)3月26日:駅周辺整備事業竣工[14]。前日の新潟交通ダイヤ改正により南口ロータリーへのバス乗り入れ一部開始[15]。
- 2024年(令和6年)
橋上駅舎化
[編集]かつては1番線側に駅本屋、2番線側に学校口駅舎が設置されており、それぞれの駅舎に自動券売機、自動改札機が設置されていた。なお、学校口駅舎には駅員が配置されていなかった(改札機に隣接して自動精算機が設置されていた)。キオスクも駅本屋内に設置されていたが、2011年3月27日をもって閉店し公衆電話とコインロッカーとともに撤去された。
旧駅舎の老朽化が進んでいたため、橋上駅に改築され、自由通路が設置された他、路線バスが乗入できるよう駅前広場が拡張され、内野小学校と結ぶ歩道橋「内野さくらロード」も新設された[14]。これらは新潟市の「にいがた交通戦略プラン[16] 」において策定されたものであり、総事業費は25億円[14]。
利用者には、改築後の駅舎のデザインを決めるアンケートも行われた[17]。当初の竣工時期は2012年度を目処としていたが、その2012年10月にようやく仮駅舎を建設する工事が開始された。仮駅舎は2013年2月16日より供用され、その後橋上駅舎の工事が本格化、橋上駅舎は2014年9月27日より供用開始された[13]。供用開始当日午前10時より開業記念式典が行われ、内野小学校の児童が演奏を披露した。駅前広場を含む全体の竣工は2017年3月26日に行われた[14]。
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旧駅舎(2004年7月)
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南口の駅前広場(2020年6月)
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南口の無料駐輪場(2020年6月)
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2017年3月竣工の「内野さくらロード」(2020年6月)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]で、南北の自由通路を有する橋上駅舎を持つ。南北に合わせて4か所のエレベータが設置されており、バリアフリー対応の駅舎となっている。また、発車標が改札口及び各ホームに設置されている。
新潟駅管理の業務委託駅(JR東日本新潟シティクリエイト(JENIC)受託)。駅構内には有人改札口・自動券売機・話せる指定席券売機[2]・自動改札機・自動精算機・自動販売機・化粧室・待合室等がある。
日中時間帯、新潟駅 - 当駅間は1時間に3本、当駅 - 吉田駅間は1時間に1本の運転となる。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1・2 | ■越後線 | 上り | 吉田・柏崎方面[18] |
下り | 新潟方面[18] |
-
自由通路内(2020年6月)
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改札口(2021年9月)
-
ホーム(2021年9月)
利用状況
[編集]JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は2,294人である[利用客数 1]。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2000年(平成12年) | 3,755 | [利用客数 2] |
2001年(平成13年) | 3,670 | [利用客数 3] |
2002年(平成14年) | 3,678 | [利用客数 4] |
2003年(平成15年) | 3,647 | [利用客数 5] |
2004年(平成16年) | 3,627 | [利用客数 6] |
2005年(平成17年) | 3,185 | [利用客数 7] |
2006年(平成18年) | 3,067 | [利用客数 8] |
2007年(平成19年) | 2,971 | [利用客数 9] |
2008年(平成20年) | 2,911 | [利用客数 10] |
2009年(平成21年) | 2,772 | [利用客数 11] |
2010年(平成22年) | 2,678 | [利用客数 12] |
2011年(平成23年) | 2,699 | [利用客数 13] |
2012年(平成24年) | 2,701 | [利用客数 14] |
2013年(平成25年) | 2,842 | [利用客数 15] |
2014年(平成26年) | 2,690 | [利用客数 16] |
2015年(平成27年) | 2,714 | [利用客数 17] |
2016年(平成28年) | 2,699 | [利用客数 18] |
2017年(平成29年) | 2,655 | [利用客数 19] |
2018年(平成30年) | 2,734 | [利用客数 20] |
2019年(令和元年) | 2,696 | [利用客数 21] |
2020年(令和 | 2年)1,896 | [利用客数 22] |
2021年(令和 | 3年)1,970 | [利用客数 23] |
2022年(令和 | 4年)2,155 | [利用客数 24] |
2023年(令和 | 5年)2,294 | [利用客数 1] |
駅周辺
[編集]駅前は旧・内野町時代からの市街地である。周辺には住宅地が広がる[1]。北口側には小学校がある。また、新潟大学の校舎位置によっては、隣の新潟大学前駅より当駅を利用した方が便利なケースもある。工学部・理学部がその例に当てはまる。
南口(旧駅本屋側)
[編集]- 新潟県道140号内野停車場線
- 新潟県道2号新潟寺泊線
- 新潟県道16号新潟亀田内野線
- 新潟西警察署内野駅前交番
- 第四北越銀行内野支店
- 新潟市西区役所西出張所
- 日本文理高等学校
- 西川
- 新川
北口(旧学校口側)
[編集]バス路線
[編集]当駅南口周辺に内野駅南口および内野駅前両バス停が点在し、新潟交通の路線バスが運行されている。路線図や時刻表は「路線・のりば(新潟交通)」を、バス停の詳細な位置は「検索時刻表」参照。
方面 | 路線名 | 系統・行先 | 当駅周辺のバス停名 |
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内野営業所方面 | - | W10・W13・W21・W23:内野営業所行 | 内野駅前 |
W44・黒鳥:内野営業所行 | 内野駅南口 | ||
五十嵐・新潟方面 | 有明線 | W10:新潟駅前行 W13:美咲合同庁舎行 W14:【モーニングライナー】新潟駅南口行 W15:【モーニングライナー】新潟駅前行 |
内野駅前 |
西小針線 | W21:新潟駅前行 W23:美咲合同庁舎行 | ||
文理高校方面 | 大堀線 | W44:青山 行 | 内野駅南口 |
黒鳥線 | 黒鳥:信楽園病院行、大野仲町行 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d e f g h i j 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、22頁。
- ^ a b c d “駅の情報(内野駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月28日閲覧。
- ^ a b c 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「大糸線・飯山線・篠ノ井線・越後線・弥彦線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第9号、朝日新聞出版、2009年9月6日、25頁。
- ^ 昭和46年10月29日日本国有鉄道公示第426号
- ^ 『国鉄内野駅がオープン』昭和46年11月5日読売新聞新潟読売
- ^ “S53.6.26洪水”. 過去の洪水・水害-緊急・防災情報. 信濃川下流河川事務所. 2022年11月10日閲覧。
- ^ 「不通区間歩け歩け 越後線汗だくの通勤通学」新潟日報 1978年7月10日夕刊社会面
- ^ 昭和59年1月30日日本国有鉄道公示第174号
- ^ 日本経済新聞昭和62年1月18日地方経済面新潟
- ^ 市報にいがた 昭和63年6月26日第1113号 p.2 (PDF)
- ^ 『平成16年11月27日(土)新潟駅で自動改札使用開始!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2004年11月27日。オリジナルの2006年1月8日時点におけるアーカイブ 。2021年1月8日閲覧。
- ^ 『2006年1月21日(土)新潟エリアSuicaデビュー!』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道新潟支社、2005年9月21日。オリジナルの2006年1月5日時点におけるアーカイブ 。2021年1月8日閲覧。
- ^ a b 西区役所だより 181号(平成26年10月19日) p.2 - 新潟市西区 - WARP
- ^ a b c d 内野駅周辺整備事業しゅん工パンフレット (PDF) - 新潟市
- ^ 2017年3月25日ダイヤ改正チラシ - 新潟交通
- ^ にいがた交通戦略プラン - 新潟市.2018年11月19日閲覧。
- ^ 内野駅周辺整備事業 - 新潟市 - WARP
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(内野駅)”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月28日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ a b “各駅の乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月23日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月29日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月12日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月12日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(内野駅):JR東日本
- 内野駅周辺整備(新潟市)