西川 (越後平野)
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西川 | |
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水系 | 一級水系 信濃川 |
種別 | 一級河川 |
延長 | 44.5 km |
平均流量 | -- m3/s |
河口・合流先 | 信濃川(新潟市) |
流域 | 新潟県 |
西川(にしかわ)は、新潟県の越後平野を流れる河川である。信濃川の支流のひとつであり、旧西蒲原郡域を縦貫する。かつて西信濃川とも呼ばれていた[1]。
概要
[編集]中世から農業用水として整備されたために、沿線はかなり手が加えられたといわれている[2]。また、河川舟運にも利用され、西蒲原において重要な役割を持っていた。
元々は現在よりも多くの河川と上流部で合流しており、破堤・洪水をしばしば生んでいたが、大河津分水開通により島崎川と[3]、樋曽山隧道開通により矢川と絶縁した[1]。
水位が周囲の土地よりも高い天井川となっている区間があり、下流の新潟市西区では新川と立体交差をする。
歴史
[編集]舟運
[編集]近世には、西川沿いの村々の年貢米などを新潟町に運ぶ「蒲原船道(かんばらふなどう)」(新潟船道、西川船道とも)の舟運が発達し[4][5]、地蔵堂、吉田、和納、巻、曽根など沿線のまちが賑わった。
明治期には川汽船の航路が開設され、信濃川・西川経由で新潟−巻ー吉田間を結んでいた[2]。
脚注
[編集]- ^ a b 鷲尾貞一、「信濃川改修と西蒲原の水利の変遷」 『農業土木学会誌』 1982年 50巻 7号 p.577-580,a1, doi:10.11408/jjsidre1965.50.7_577
- ^ a b 瀬古龍雄、「新潟県における川汽船の発達 : 第一報 西川丸について」 『交通史研究』 1989年 22巻 p.1-14, doi:10.20712/kotsushi.22.0_1。
- ^ “郷本川水系河川整備基本方針”. 新潟県土木部 河川管理課. 2019年9月14日閲覧。
- ^ 絵図が語る古町誕生 4.日本海有数の賑わい交流拠点への発展 新潟ふるまち
- ^ 81万人の港町・新潟 記録集 pp.8-9 (PDF) 新潟市
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 河川整備
- 信濃川下流(平野部)圏域河川整備計画 新潟県土木部 河川管理課
- 西川排水機場:西川とその周辺 国土交通省 北陸地方整備局 信濃川下流河川事務所
- 歴史
- 水土里ネット西蒲原:新川の歴史(西蒲原土地改良区)
- にいがた土木構造物めぐり 第16回:西川排水機場(土木学会関東支部新潟会)
- にいがた土木構造物めぐり 第35回:西川・新川立体交差(土木学会関東支部新潟会)
- アーバンクボタ 特集「信濃川と新潟平野」 - KUBOTA
座標: 北緯37度53分30.3秒 東経139度0分39.5秒 / 北緯37.891750度 東経139.010972度