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山口貴之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
曖昧さ回避 この項目では、元サッカー選手について記述しています。音響監督の同名の人物については「山口貴之 (音響監督)」をご覧ください。
曖昧さ回避 「山口貴由」、「山口隆行」、あるいは「山口嵩之」とは別人です。
山口 貴之
名前
カタカナ ヤマグチ タカユキ
ラテン文字 YAMAGUCHI Takayuki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1973-08-01) 1973年8月1日（51歳）
出身地 東京都町田市
身長 170cm
体重 69kg
選手情報
ポジション MF
利き足 右足
ユース
1989-1991 日本の旗 読売
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
1992-1999 日本の旗 ヴェルディ川崎 19 (2)
1994 →ブラジルの旗 コリチーバ(loan)
1995 →日本の旗 ブランメル仙台(loan) 14 (1)
1996-1997 →日本の旗 京都パープルサンガ(loan) 51 (9)
1999 →日本の旗 ヴィッセル神戸(loan) 8 (2)
2000-2001 日本の旗 ガンバ大阪 35 (4)
2001 →日本の旗 ヴィッセル神戸(loan) 14 (2)
2002-2003 日本の旗 ヴィッセル神戸 23 (4)
2004-2005 日本の旗 ザスパ草津 55 (14)
2006-2007 日本の旗 サガン鳥栖 66 (4)
2008 日本の旗 FC町田ゼルビア 6 (0)
通算 273 (32)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

山口 貴之（やまぐち たかゆき、1973年8月1日 - ）は、広島県生まれ、東京都町田市出身の元プロサッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはミッドフィールダー。

経歴

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戸塚哲也、菊原志郎から繋がり、財前宣之へと続く「ヨミウリ天才少年」の系譜を受け継ぐ。ユース時代から司令塔タイプとして注目され、「ラモス2世」の呼び声もあった。また同時代には各年代の代表にも選出された[1]。

1992年、ユース時代から在籍していたヴェルディ川崎のトップチームに昇格する。1995年にはU-23アトランタオリンピック代表に選出されたが[1]、本大会のメンバーには選出されなかった。

1995年のブランメル仙台への期限付き移籍を皮切りに数多くのクラブに在籍。2008年には地元のクラブチームであるFC町田ゼルビアに完全移籍。しかし故障の影響もあってリーグ戦6試合の出場に終わり[2]、同年限りで現役引退[3]。

引退後は三浦泰年がスーパーバイザーを務めるFCトッカーノでコーチ（公認A級）を務めた[1]。一方で2009年9月にビーチサッカー日本代表の合宿に参加するも[4]、本大会のメンバーには選出されなかった。

また中田英寿が主催するTAKE ACTION F.C.の登録選手としてもプレイしていた[5]。

2015年からSC相模原U-18監督を務めていたが[3]、2021年8月末で退任[6]。

人物

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  • ワンギャルも務めたタレント・斉藤繭子と結婚したが、2009年に離婚。
  • 前園真聖のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか？」の「【大反省】前園真聖がお酒の大失態を西野監督に初告白。果たしてその結末は・・・」（2023年7月1日配信）において、城彰二は山口は抜群に上手かった事、U-23代表合宿を強制送還させられていた事を回想し、当時監督であった西野は、山口はキャラクター的に怒れなかったことや、上海でのモンゴル戦、マカオ戦でトリプルハットトリックを決めたこと等を回想している[7]。
    • 2024年5月22日に公開された同チャンネルの「【消えた天才 山口貴之】前園真聖に挫折を味わわせたヴェルディーの逸材が登場！｜西野監督の一言で分かれた2人の分岐点」に出演。山口本人の口から「強制送還させられたのは当時鹿島アントラーズに所属していた増田忠俊であり、しかも強制送還ではなく「使ってくれないなら帰る」と自分で帰った」と、城彰二の記憶違いであると指摘した[8]。

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
1992 V川崎 - J - 0 0 0 0 0 0
1993 0 0 1 0 0 0 1 0
1994 0 0 0 0 0 0 0 0
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
1994 コリチーバ
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
1995 V川崎 - J 0 0 - 0 0 0 0
1995 B仙台 26 旧JFL 14 1 - 1 0 15 1
1996 京都 - J 22 3 4 1 3 2 29 6
1997 15 29 6 6 1 2 0 37 7
1998 V川崎 17 15 2 0 0 3 0 18 2
1999 10 J1 4 0 3 0 - 7 0
神戸 27 8 2 0 0 0 0 8 1
2000 G大阪 14 23 1 4 1 3 0 30 2
2001 12 3 2 0 - 9 0
神戸 19 14 2 - 0 0 7 0
2002 8 2 1 0 1 0 4 0
2003 24 15 2 6 0 0 0 21 0
2004 草津 28 JFL 27 10 - 4 1 31 11
2005 9 J2 28 4 - 1 0 29 4
2006 鳥栖 20 39 3 - 2 0 41 3
2007 7 27 1 - 3 0 30 1
2008 町田 10 関東1部 6 0 - - 6 0
通算 日本 J1 132 13 27 3 12 2 171 18
日本 J2 94 8 - 6 0 100 8
日本 JFL 27 10 - 4 1 31 11
日本 旧JFL 14 1 - 1 0 15 1
日本 関東1部 6 0 - 0 0 6 0
ブラジル
総通算 273 32 27 3 23 3 323 38

その他の公式戦

代表選手歴

[編集]

脚注

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  1. ^ a b c コーチの紹介（山口貴之） ヤス・サッカースクール、2010年7月17日閲覧
  2. ^ “第85回「期待しています! 山口貴之(町田ゼルビア)」 by 木次成夫”. ゲキサカ. 2024年11月5日閲覧。
  3. ^ a b “町田出身の山口貴之さん、SC相模原U-18監督に就任”. 相模原町田経済新聞 (2014年12月18日). 2021年8月24日閲覧。
  4. ^ ラモスジャパン、アジア王者としてビーチＷ杯に参戦 ビーチサッカーＷ杯・ドバイ２００９ スポーツナビ
  5. ^ “TAKE ACTION FOUNDATION”. www.takeactionfoundation.net. 2023年9月9日閲覧。
  6. ^ 『U-18監督交代のお知らせ』（プレスリリース）SC相模原、2021年8月24日。https://www.scsagamihara.com/news/post/20210824004。2021年8月24日閲覧。 
  7. ^ (日本語) 【大反省】前園真聖がお酒の大失態を西野監督に初告白。果たしてその結末は・・・, https://www.youtube.com/watch?v=oE4qcZEyV_Q 2023年9月9日閲覧。 
  8. ^ (日本語) 【消えた天才 山口貴之】前園真聖に挫折を味わわせたヴェルディーの逸材が登場！西野監督の一言で分かれた2人の分岐点, https://www.youtube.com/watch?v=acEtlnXuAA4 2024年5月22日閲覧。 
  9. ^ a b c 『ＭＦ　山口貴之選手　ヴィッセル神戸への完全移籍、』（プレスリリース）ガンバ大阪、2001年12月25日。オリジナルの2004年6月11日時点におけるアーカイブ。https://web.archive.org/web/20040611120801/http://www.newtecks.com:80/gapress2/sha.cgi?tree=x0。2017年10月26日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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